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あれから2年経った。
エリックのことを引き取った、お祖母様が他界した。新しく迎える場所を探す中でエリックはずっと俺と生活することを望んでいた。そんな幼心に心打たれ一緒に生活することにした俺。
【アメリカ ニューヨーク セントラルパーク近く】
「さぁここが今日から君と僕が一緒に暮らす家だよ」
『わーここ広いね‼️おしろみたい‼️』
(いや、君がお祖母様と暮らしてたセーブハウスの方が断然広い気が…)
『ねぇねぇ‼️トムさんのことお兄ちゃんって呼んでいい??』
「えー照れるなぁ〜トムお兄ちゃんにしてよ」
『やったぁ!トムお兄ちゃん‼️トムお兄ちゃん‼️』
そう言って部屋中を無邪気に走り回る姿に安堵した。2年前のあの日に、比べる自分がいた。
大理石の床は冷たく、夏には丁度いいが、冬は冷たくなるだろな……と思い暖房カーペットを購入しようと思った。(後のフラグである)
🦕「あーんもぉー上司の飲みに付き合ってたら家帰るの遅くなったァん😭‼️ちくしょー❗️」 🦕「察してベビーシッター雇ってよかった〜😮💨」ぐずってるだろなぁ〜……今日早く帰るよって、言ってしまったし…絵本読み聞かせてあげるよって……🦕「ひでー大人だよ〜ん😭」
案の定 エリックはもう寝てた、寝かしつけてくれたらしい……そのベビーシッターに多めにチップを、払い帰ってもらった。
ベビーシッター「エリック君ずっと待ってるってただを捏ねてたんです。せめて寝顔だけでも見てください……😔」
俺はベビーシッターにそう言われて心がギュッと締め付けられた。言われた通り寝顔を、見に行った。
🦕(エリック君ずっと待ってたんだ……)
🦕「ごめんよ、エリック君……」
🫐「トムお兄ちゃん帰ってきた?」
🦕(!??。????、!!、‼️‼️‼️‼️!)
🦕「おっ起きてたのォ!!!!!」
🫐「僕ウソ寝得意なんだ、でも今ちょっとほんとに眠いの。」
🦕「ご、ごめんね💦寝るまで居るから💦」
🫐「んふふ、トムお兄ちゃん焦ったでしょ」
その時のエリック君の微笑みにちょっと救われた気がした。こんな風に寂しい想いさせてしまったり、ベビーシッターに言われたエリック君の様子ひとつ1つで、やっぱり俺と住んで不安がってないか、そんなことでエリック君のお世話には向いてない自分なのかと責任を負い立てるような今日この頃、当の本人は純粋にこの生活を受け入れて享受している、そのことに救われた。
🦕「うん、そうだね」
そんな考え事してる間にエリック君は眠ってしまった。可愛すぎる🤦♀️ 自分は二日酔いの前兆だったのでこんな時は迎い酒が効くためリビングでお酒を呑んでた。
朝
🫐「トムお兄ちゃん居ないや…昨日僕が寝るまで居てくれるって本当だったんだ…」
🫐「リビングに居て朝食作ってくれてるのかな?」
そんなことを考えエリックはリビングに向かう。そこに居たのはシワシワのシャツのスーツを着たまま冷たい大理石の床に倒れてるトムが居た。
🫐「!?と、トムお兄ちゃん❗️大丈夫😰?」
🦕「わ〜エリック君だぁい😊」(ハグちゅっちゅ)
🫐「えっ…(赤面)ってうわッ❗️お酒くさーい❗️」
🦕「うへへ、かわいいかわいいエリック君〜😊😊😊」
🫐「まだ酔ってるの?大丈夫💦」
介護しようとベットに運ぼうとするエリック君だが、大人の、重さには勝てないようだった。
🦕「うわぁーお♡エリック君おベットまで連れてってくれるのぉ〜頼りになるぅー!!🥰🥰🥰」
🫐「トムお兄ちゃんったらもぉ〜❗️ふざせてないで歩いてよぉ、仕事でしょ多分❗️❗️」
🦕「ノンノンなんとお休みでぇーす♡♡♡1日居られるよォ〜😙😙😙」
🫐「だァァん!違うぅ❗️❗️正気になって‼️」 結局その日はトムの酔いと二日酔いで一日を尽くしたエリック君と、トムお兄ちゃん
順調にエリック君との生活が、軌道に乗って
(もちろん有名私立の)小中高まで俺はエリック君と過ごした。
大きくなった頃は少し放置気味のところもあったが、まぁ思春期の男子1人や2人ガールフレンドが居ても不思議では無いので察するように家を空ける日が多かった。
でも思った以上に一人で過ごしていた。寂しい想いをまだこの歳でしてしまうエリック君を可愛いと思ってしました。そんな彼も明日で20歳で大人の仲間入りだ。もう十分に好青年になっていた。そんな俺はもうおじさん39歳だった。色々体のあちこちに不具合が見られてきたのが何よりの証拠である。
また続きあります。次には強引にベットシーン入ります。苦手な方ごめんなさい。予めご了承くださいm(_ _)m