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あの夏の思い出

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あの夏の思い出

1 - あの夏の思い出

♥

121

2025年08月12日

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どうもみなさんこんにちは!かきのたねです♪

投稿頻度バラバラですまんッ…w

ちょっとどうしても夫婦が書きたかったので書きます!!

読み切りノベルです♪

それではどうぞ!



赤「わッ…めっちゃ美味しいッ!✨」

水「え、りうちゃん一口頂戴!♪」

赤「いいよー♪」

ウチは今、親友2人と夏祭りに来てる

高一の夏休みは3年間の中で1番遊べる夏休みやから、今年は海に行ったり、バーベキューをしたり、だいぶ遊びに行った

だから今日は浴衣を着て、夏祭りに来てる

白「…なあ、あそこの射的やろ♪」


あれからしばらく遊び尽くした

どれくらい経ったかもわからんくらい

赤「…ねぇ、そろそろ花火始まるんじゃない?」

水「あッ、ほんとだ!」

白「…でもこの辺人多すぎるなぁッ…」

ウチはスマホを取り出して、時間を確認した

ちょうど8時を回った頃だった

赤「…あ、あっちの方なら人少なそう!♪」

赤「一緒に行こ!♪」

少しでも人が少ないところで見ようと歩き出した時だった


__ブチッ

嫌な音と共に、歩きづらさを感じた

白「……えッ…?」

よく見ると、下駄の鼻緒が切れていた

白「こんなところで…?」

下駄は鼻緒が切れると一切歩けなくなってしまう

とりあえず親友2人に話さなければならないと思った時、最悪な事態に陥っていることに気がついた

白「…あの2人…どこ行った…?」


人混みから離れたいが離れられそうにもない

右からも左からも人が往来しているため、全くもって身動きが取れなかった

いっそのこと裸足で歩くという選択肢もあったが、目の前に落ちている焼き鳥の串を見て諦めた

白「……どうしよぉッ…」

その時だった

__ドンッ

白「痛ッ…!?((ドサッ」

ただ立っていると、よく肩に誰かがぶつかる

でも今まで以上の威力に負けて、尻もちをついた

声を出そうとしたその時、向こうから声をかけられた

黒「すんませんッ!大丈夫ですかッ!?」

あまりに大きな声だからびっくりした

そっと上を見上げると彼の顔があった

長髪で整った顔立ちの好青年だった

白「…あッ…こちらこそすみませんッ…」

謝り、立ちあがろうとした時、また彼に声をかけられた

黒「鼻緒…切れたんですか?」

白「えッ…」

あまりに急なことだったから、何も言えなかった

気づかれていたことに驚きだった

白「…まあ…実はそうでして…w」

素直にそう話すと、彼は何を思ったのか、ウチの前にしゃがんだ

白「…あの…何してるんですか…?」

黒「乗ってください♪」

黒「そんままやったら、歩くこともできひんでしょ?♪」

白「えッ、でもッ…((汗」

黒「ええからええから♪((グイッ」

戸惑いながらも、彼の圧に負け、初対面の人の背中に乗ってしまった

その背中はとてもたくましくて、安心さえも覚えた

白「…………//」


少し離れたところにあったベンチに、2人で腰掛けた

白「わざわざありがとうございました♪」

白「おんぶまでしてもらって…((汗」

黒「いや、気にしんとってくださいw」

黒「俺がぶつかってしもたのが悪かったし、鼻緒切れてたら何にもでけへんやろうからw」

彼はヘラっと笑いながらそう答えた

明るくて元気な人

黒「…1人できたんか…?」

白「いや、ほんまは友達おるんやけど、はぐれてもうてなw」

黒「…ほなちょっと俺と話そうや♪」

ウチらは初対面ながら、お互いに惹かれるところがあったんかもしれへん

気づけば敬語も外して、楽しく話してた

そんなにたくさんの時間一緒におったわけではない

でも、2人でいるときは言葉に出来んくらい楽しかった



あれから数週間が経ち、またいつもの学校生活に戻っていた

水「初兎ちゃんおはよー♪」

白「おはよう♪」

赤「ねえ、そう言えば校門にめっちゃイケメンいるって聞いたんだけど…あれガチ??」

白「…え、女子校に??」

水「誰かの彼氏でしょーw」

赤「…それもそっかw」

白「…教室から見えるかな?((ガタッ」

水「…あ!あの人じゃないッ!?」

いむちゃんの指さす先には、確かにいた

噂のイケメンくんが

それを見て、ウチは一目散に駆け出した

水「……え、初兎ちゃんってあんなにイケメン好きだっけ??」

赤「…いや、寧ろ男嫌い」


上履きのまま下足を飛び出し、門に向かっているとき、彼と目が合った

なぜここに彼がいるか…そんなことは知らない

けれど、心の中で隠し切れないほど想っている彼が


ウチの前で微笑んで立っていた



__あの夏の思い出



最後会いにくるとかロマンチックすぎません??

校門に立って待ってるとかイケメンすぎるッ…←作者悶え

ちなみに🦁くんは🐇ちゃんの学校を、🐤ちゃんのメンヘラ彼氏(🍣)に聞いたらしいっすよ((

久しぶりの白黒…やっぱ 夫婦っすね(((

それではまた次のお話で!!

バイバイ👋




この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

え、え、え、え、え、え 🦁君初対面なのにイケメンすぎません?! え、もうほんとよくぶつかってくれた!!!!!!!!!!!! だが、ここで一つ疑問が… 🐇ちゃんの学校をどうやって特定したのだろうか…? てか、🐇ちゃん可愛すぎません?! 確かに裸足で歩くとしても焼き鳥とか落ちてるし嫌だなぁ、 初対面なのに🦁くんイケメンすぎますって!!!!! しかも男嫌いの🐇ちゃんがすぐに心を開くなんて!!!!! はぁ、てぇてぇがすぎますってきのねぇ!!!!! いつも投稿お疲れ様です!尊い物語をありがとうございました♪

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