テラーノベル
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茈|いいよ
赫|・・・え?え?
茈|あ〜えっとあそこの棚にー
赫|そうじゃなくって!!
ゞ|今のは完全に殺す流れだってば!?
茈|そんな事するわけねえだろ
ゞ|赫が俺の奥さんになってくれるなら、俺のスパイ続けて良いって事
赫|それは俺がスパイしたって意味ないってこと、?俺なんかじゃ…
茈|え、凄い困るけど赫の手柄も大事だし、報告しないと怪しまれちゃう・・・。
赫|(器でか〜)で、でもさっき茈の手が氷みたいに冷たくて完全に殺る気なんだって・・・!!
茈|あ〜笑、俺すっごい冷え性で
赫|(冷え性のアサシン〜)
ゞ|あんな氷みたいな手して・・・ちょっと貸して! うわっ冷た!? も〜さすがに心配するってばこれ〜
ギュッギュッ
茈|やっぱり赫は優しいね
ゞ|ねぇ赫、受け取って欲しいものがあるんだけど
キィー
茈|赫
赫|ッ!! 茈はいつも急だよね
茈|怒らせちゃった?
赫|ううん、俺はまだ茈の事を完全に信用は出来ない。 敵同士で契約結婚なんて・・・
ゞ|それにウエディングドレスなんてスパイである以上一生着ることないし・・・それで良かったのに
赫|小さい頃俺は シンデレラ に憧れてたの、 男だしスパイのくせにばかみたいだけど
赫|茈は俺を少しからかうつもりで用意してくれたのかもしれないけど でも━━━
チュ
赫|ッ!?
茈は俺にそっと 口付け をした
赫|ちょッ// んっ
ピチャ クチュクチュ
誰もいない 静かな式場に 水音が良く響く
赫|はっ//ん..ッ
ぷはっ
赫|はっ//はーっはーっ///
なっ、なっ//うぅ
上目遣い
茈|あーー可愛すぎる♡大好き・・・
赫|ふぇ、//?
茈|そんな可愛い顔してくれるならなんでもする。「暇」と付き合ってた時だってほんとに好きなのは 赫 だった
赫|え
茈|ほんとは、食べるの大好きなのにダイエット頑張ってるのも知ってたし
何回炭にして料理練習してたのも知ってるし 結局組織に用意してもらって その度に顔がシュンってしてたし
それがスパイの仕事だとなのは分かってても 可愛くて愛おしくて
ほんとの赫が知りたいって思った
俺はね、赫
茈|お前を甘やかしたいんだ・・・めちゃくちゃに───甘やかしたいしちょっとだけ・・・意地悪もしたい カプッ
赫|ブワッ//// だめ、///プルプル
茈|あ〜♥よしよし 可愛いシンデレラは攫っていっちゃうよ
────こうしてスパイとアサシンの世界で一番甘くて危ない 契約結婚が幕を開けたのでした
完結 俺のシンデレラ_
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