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おんめんは付き合ってます☆あ、おんりーちゃん女体化注意…!
地雷ちゃんはさよなら!
ではどうぞ!
【MEN視点】
俺の彼女がかわいい。
おっと失礼。俺の名前はおおはらMEN。
高2だ。親の遺伝で顔はいいので、まぁまぁモテる。(自分でいうか?w
だが、周りの女は顔で判断して、内面を見てくれない。
その醜さを知ってるからこそ、俺は女と付き合ったことはない。いや、なかった。なぜ過去形なのかというと…
(回想)
あれは2月、雪が降っていた日…
キーンコーンカーンコーン…
先生)さぁ、課題を提出してください。
俺)やべぇ、課題忘れた…(小声)
?)どうしたんですか?
俺)あ、課題忘れちゃって…w
?)今日の課題って進級に関わる大事なやつなんじゃ…
俺)そうだったっけ、やばぁ…!
?)…課題、見ます?
俺)え!?いいのか!?
先生)おおはらさん、うるさいですよ
俺)あ、すみません…
俺)でもなんで…?
?)困ってる人、見過ごせないじゃないですか
俺)…ありがとう…君の名前、教えてくれる?
?)私の名前はおんりーです。よろしくお願いしますね、おおはらさん。
このやり取りで、彼女は内面をみてくれる唯一の人なんじゃないか?と思ってしまった。
そして、ここからお昼ご飯を食べたり休み時間話したり、放課後一緒に帰ったりするようになった。
後から知った話では、彼女は俗に言う「ツンデレ」で、噂では氷の女王など、色々言われてたらしい。
彼女も俺と同じで、顔だけを見る周りにうんざりしてそうなったのではないか、と思う。
そんな彼女が俺にだけ甘えてくる…最高じゃないか?
そしてついに、3月の春、俺は彼女に告白した。
彼女は顔を真っ赤にしていたが、すぐにOKをしてくれた。
今ではおんりー、MENと呼び合っている。こんなかわいくてギャップがあって実は優しいなんて…どこのヒロインだ!
おんりーは誰にも渡さん。
おっともう約束の時間か。では!
【おんりー視点】
私の彼氏がかっこよすぎる。
私の名前はおんりー。高2のJKだ。
親に似て顔はいいので、小、中ずっとモテていた。しかし同性には嫌われ、友達もいなく、いじめられたりもしていた。
高校生になってからは大人しくしようとしていたが、この顔でたくさんの人が寄ってきた。
サッカー部エースの中谷先輩、バスケ部エースの山田先輩、生徒会長の谷先輩、校長先生、イケメンと噂の新入生。
他にもたくさんの人が私の外面だけを見て判断をした。
それが嫌で、全ての告白を断って、あまり人と関わらないようにしたら「氷の女王」などと二つ名がついてしまった。
だからだろうか、ある一人の男性を気にかけてしまったのは…
簡単にいうと、課題を忘れてしまったある男性に課題を見せてあげた。彼にはなぜかわからないが、私と同じような雰囲気を感じたからだろう。
それから彼と一緒に帰ったり、お弁当を一緒に食べたり、まぁとにかくラブラブだった。
そして3月の春、私は告白された。
「俺の内面を見てくれる人は君しかいないと思った。好きなんだ。付き合って欲しい!」
と小っ恥ずかしいセリフで。
その時の私は顔が真っ赤だったと思う。
嬉しいのと、やっとか…っていう安堵感で。
高校生生活、あまり人と話さなかったせいで距離感が掴めなくて甘えてるかもしれないが、それは仕方ないと思うんだ。
さり気ない気遣いができるMENは、外面だけじゃなくて中身がほんとイケメンだと思う。
この前、
「なんでこんな私を選んだの?」
と私が聞いたら怒られた。
「こんなとか言うな!」って。
解せぬ。
って、今日はMENと映画見に行く日だ!待ってるかな…!急げぇ!
はい!終了でございます!おんMEN…いいですよね〜(*´ω`*)
え?続きが見たい?じゃあちょっとだけ…!
おんりー)「ごめん、待ったかな…!?」
MEN)「大丈夫、いま来たところ。」
じぃー…
おんりー)「ど、どうしたの?私の顔に何かついてる?」
MEN)「い〜や?今日のおんりーもかわいいなぁって」
おんりー)「ちょっ…MEN…\\\
め、MENの方がかっこいいし…」
MEN)「えっ、かわよ」
おんりー「…?なんか言った?」
MEN)「うんにゃ」
おんMEN)ふふっ…
グハッ…てぇてぇ…!!
それじゃあ〜おつ泡〜!
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