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引き続き、ルールを守って楽しんでください!
ライバー様の口調が掴みきれておらず、違和感を感じることがあるかもしれません。
精進しますので、温かく見守っていただけると幸いです。
「え、2日かかるんすか…。」
少しガヤついた部屋に、固まった不破の声が響く。
「っ~~。すみません、なんせこちらも初めてのことでしてっ!!」
「いや!責めてないっすよ!あぁ~まぁ、ちっちゃいこ見るの得意なライバーもおるやろし、なんとかなるっすよね~!」
目をうろうろとさせてフォローを入れているが、今後の仕事のことを考えて少し焦っているのだろう。
不破にとっては最も活動を共にすることが多いであろう、ろふまおの2人が幼くなっているので、滞ることは間違いない。
のちに地獄が……これ以上はやめてあげよう。
「はやと、はんこならおせます!!」
「おっ、はんこか~wじゃあ次の企画ははんこRTAやなぁ!」
「ッww。なんだそのRTA。」
父親から習ったのだろうか、社長らしく判子を押せることを自慢してくれたハヤトに、独特の返しをする不破。
そして、それにツッコみをいれる第3者。
初めて配信にのったその声は、遠くから聞こえたわずかな音量だったが、特徴的だったことにより、直ぐにリスナーにばれてしまう。
・え、かなかな??!!
・うっそだろ叶いんのかよ、天国だろ!
・かなーえは小さくなってないのか…
・いや、これは人妻を見れるのでは…?
・叶、愛してるぞ
「ありゃ、かなかな声のったっぽい~」
「えっ?!…まぁいいかぁ。声だけ配信のせます…。ちゃ~す、叶でぇす。」
思わぬ登場で、さらに盛り上がる配信。
まぁ、葛葉がいるのでもしかしたら…?と思っていたリスナーも多いだろう。正解である。
「よし!じゃあ、俺とお絵描きでもするか~皆~!」
「とや!とや!かく!」
「はやとのはんこはぁ~~。」
絵を描くのに積極的な剣持と、まだ判子を引きずる加賀美。
画面の向こうでは葛葉が机をこれでもかと叩いて楽しみにしている。
「よしっ、後で晴も来るよぅいっとるし、皆で描くぞ~!」
「「「「お~~~~!!!」」」」
スタジオに大きくて明るい声が響いた。
加「ねぇ。湊おにいちゃん。」
不「ん~?」
加「ハヤトに何描いてほしいです?」
不「お~~?じゃあ、大好きな晴かける?」
加「甲斐田?」
不「せやね。」
加「任せてくだたい!」
剣「ぅ、とや」
葛「もちしゃ、何描くの?」
剣「くじゅ…とやは、ないないする。」
葛「えーー!!やめちゃうの!!??」
剣「ちあう!!」
不「(よぉわからんなぁ…)」
不「そうゆうズハはなに描くん~?」
葛「おれぇ?くじゅははぁ…ひみっ。」
不「あえっ!秘密かぁ~~!」
叶「くず~?僕にも内緒?」
葛「なえにはぜったいにいわない!!」
叶「あちゃちゃ。」
ひ「にぃぃやぁぁん~!ひまのど乾かわいた~!」
叶「ジュース持ってるからおいで。」
ひ「うん!」
叶「りりむちゃん寝てるからしーっね?」
ひ「わかった!しーーーっ。」
さぁ、画伯たちの絵やいかに…
次回、お絵描きへん。