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今日もいつもと同じ朝を迎えて何も出来ないまま夜になって寝る。
同じことの繰り返しの毎日だった、。
ある日俺の目の前に傷だらけの少年が現れた。
そいつの名前はしゆんらしい。
同じ生活には飽きていたし、俺はそいつを連れて帰ることにした。
ばぁう:今日からここがお前の家だからな
しゆん:……いいんですか?
ばぁう:いいよ。自由に過ごしな
しゆん:ッ…..
俺が少し傷見ようと手を差し伸べただけで怯えてしゃがんで傷だけの腕で自分の頭を必死に守っていた。
ばぁう:お前、その傷誰かに付けられたのか?
しゆん:全部、ママとパパにやられたのッ、。
ばぁう:そっか、何歳?
しゆん:14歳、
ばぁう:え、若
しゆん:そうかな、、
しゆんは少し怯えながら不安な眼差しで俺を見ていた。
ばぁう:まだ、怖い?
しゆん:えッ….?
ばぁう:なんで、分かったの?って顔してんね
なんか、分かっちゃうんだよ。
俺も君と同じ環境だったから、。
しゆん:えっ、じゃあ
ばぁう:ほら、この傷全部昔のだよ。
自分の過去に蓋をして誰にもバレないように
頑張って隠してきた。
ママとパパに迷惑をかけないように。
今じゃ、洗脳されてたんだって思ってる、。
ばぁう:俺もお前と同じだから、分かるんだよ。
しゆん:….ばぁうさんッ…、
ばぁう:泣いてもいいんだよ?
もうお前を傷付ける人間は居ないんだから。
しゆん: ….ッ..ポロッポロポロ グスッ
ばぁう:おいで?
しゆん: ぅぁッ…グスッ..ポロッポロポログスッ
ばぁう:もう、大丈夫だからな。
俺も誰かに助けてもらいたかった。
気付いて欲しかった。
誰にも気付かれずに心に傷を負ったまま
生きていくのは苦しいから、。
しゆんだけは、しゆんには、、
絶対、幸せになって欲しい。
誰にも救われなかった俺の代わりに
俺を救ってくれッ…。