【竜蘭】
この連載全ての話を通しての注意です。
・病み
・リスカ
・過呼吸
・不憫
・捏造しかない
・記憶喪失
・キャラ崩壊
・誤字脱字
*天竺平和軸
*幼少期捏造あり
*2人とも病みます
(竜胆は病みじゃないかも)
話の内容わかりにくい所あるかもです💦
その他なんでも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
もう戻れないのかな
みんなはもう少しで記憶が戻るなんて言ってるけど、俺に気を遣ってるだけなんじゃないかな
それに、記憶が戻ったって俺のこと…
あともう少しだけ。もう少しだけ我慢しよう
もう少しだけ頑張ったら、やめちゃったっていいよね、
竜胆がいない人生なんていらないもん
竜胆に嫌われる前に、死んじゃおう、
イザナ「ほら、」
蘭「冷た!ありがと、」
イザナ「んな暗い顔して、また竜胆のことか?」
蘭「…ちがうよ、暑いなぁって、」
イザナ「確かにな。そーいえばさっき竜胆に会って、明日また話したいってさ」
蘭「…そ、っか…」
イザナ「…いや?」
蘭「ちがう!いやなわけ…ない、よ…」
イザナ「…もう少しだからな、」
蘭「…うん」
《次の日》
イザナ「じゃあ俺自分の部屋戻るから、なんかあったら呼べよ」
蘭「うん、ありがとう ニコッ」
ガチャ
蘭「はぁ…」
バレなくてよかった。
ツーー…
竜胆が見たらなんて言うのかな。
気持ち悪いって言うのかな
それとも何も言わないでどっか行っちゃうのかな
…しにたいな、、
もう少し、もう少し、、
大丈夫だよ、お兄ちゃんだもん
大丈夫、大丈夫
ツーー…
プシャッ
蘭「…ポロポロ」
…そろそろ竜胆来るのかな
手当てして…片付けなきゃ、
なんであの時一緒に出かけちゃったんだろう
なんで立ち止まっちゃったんだろう
なんで俺が生きてて竜胆が…
全部全部後悔してる
そもそも俺なんて生まれて来なければよかったんだよね
せめて竜胆のお兄ちゃんが俺じゃない別の誰かだったら良かった
そしたら竜胆は幸せだったよね、、
俺なんかが生きてるから
俺なんかが生まれてきちゃったから
今まで失敗ばかりだった
どんなに頑張ったって誰も認めてくれなかった
きっと今も変わらないんでしょ、?
だったらいっその事、もう少し、なんて諦めて今すぐ死んじゃおうかな
そしたらみんな喜んでくれるよね、
俺の事何も知らない竜胆はきっと怒らないもんね、
遺書は…いらないよね、俺なんかの遺書なんて
誰も読まないよ、うん、そうに決まってる
あとは屋上に行くだけ
誰にもバレないように、
コンコン
蘭「わっ…」
竜胆来ちゃったのかな、、他の人、?誰、、?
蘭「え、と…誰ですか、?」
「…」
なんで喋らないの?竜胆じゃないの?
蘭「え…あ、あの…」
怖い、だれ…?俺なにかしたのかな…
蘭「ごめんなさ…ッポロポロ ごめ、なさい…ッ、」
「え、なんで謝ってるの、?」
誰…?ドア越しだと分からない…
蘭「だれ…です、か、、?」
「え、入るよ、?」
蘭「や…こないで、、!」
「兄ちゃん?ねぇ大丈夫…?」
蘭「りんど、、?」
竜胆「そうだよ…?ねぇ大丈夫なの…?」
蘭「ごめ…入ってい、よ…ポロポロ」
竜胆「ごめんね、、」
蘭「だいじょ、ぶ…ポロポロ」
竜胆「とりあえず涙拭こっか、」
…
竜胆「大丈夫?」
蘭「う”ん…ありがと、、」
竜胆「兄ちゃんはいつも泣いてる」
蘭「ご、ごめ…ッ」
竜胆「いっつも謝る」
蘭「えと…ごめ、」
竜胆「謝らなくていいの!何も悪くないんだからさ、」
蘭「…うん、、」
竜胆「兄ちゃんどっか行こうとしてたの?」
蘭「え…?」
竜胆「どっか行こうとしてたんでしょ?」
蘭「なんで、?」
竜胆「だってあんなにドアの近くにいるの珍しいじゃん?いつも部屋の隅っこにいるから」
蘭「…っ」
なんで知ってるの
なんで分かっちゃうの
竜胆「あ、違かったらごめん!なんか調子のっちゃってた、、」
蘭「大丈夫…あってるよ、」
竜胆「え、ほんと!?やったぁぁ!!」
竜胆みたい、なんて少しだけ思った
おかしいよね、竜胆なのに
蘭「…」
竜胆「…兄ちゃんにとって竜胆はどんな人?」
蘭「…え、?」
竜胆「ずっと竜胆竜胆って言ってるから。」
蘭「…竜胆、は…」
改めて聞かれると分からなかった。
俺にとってどんな人か、
竜胆は俺の弟で、唯一の家族。
いつも俺を励ましてくれて、いつも気にかけてくれる
優しくて可愛くて、あったかい人。
俺にとって竜胆はなんだろう
竜胆「ごめん、俺が聞いていい事じゃないよね、」
蘭「…竜胆は、、」
竜胆「…」
蘭「俺の…大切な人、だよ…」
竜胆「…そっか、」
蘭「竜胆は…いつ戻ってくるの、?」
竜胆「…分からない」
蘭「…そう、だよね…やっぱりもう…」
竜胆「…戻ってくるよ!絶対!」
蘭「でも…」
竜胆「大丈夫!竜胆は兄ちゃんのこと大好きだもん!絶対、絶対大丈夫だから!」
蘭「…そう、だったら…よかったのに、」
ぎゅっ
蘭「…っ、?」
竜胆「お願い、そんな顔しないで。」
蘭「りん、ど…?」
竜胆「竜胆だよ、記憶がなくたって俺は灰谷竜胆なの。兄ちゃんの…蘭の弟なの。」
蘭「グスッ…」
竜胆「ごめんね、悲しい思いさせて。でも絶対に戻るから、蘭の大切な竜胆に戻るから」
蘭「グスッ…ごめんなさ…ッポロポロ」
竜胆「…もう泣かないで。俺のせいで蘭が悲しむのは嫌だ。誰も悪くないんだから」
蘭「う”ん…う”ん…ッポロポロ」
竜胆「ほら、目腫れちゃってる…せっかく綺麗な顔なんだから…」
竜胆『あ〜まーた目腫れてる…兄ちゃん綺麗な顔してんのに台無しになっちゃう…』
蘭「…竜胆 ポロポロ」
竜胆「竜胆だよ。」
蘭「…ありがとう、、」
竜胆「…、?うん、」
…
竜胆「じゃ、また明日ね。」
蘭「…うん、」
竜胆「…明日にはもう俺居ないかもだけどね」
蘭「…言い方」
竜胆「あーごめん!…でもそんな感じだよ」
蘭「…ごめ…」
竜胆「謝らない!すぐ謝ろうとすんだから…」
蘭「むぐっ…」
竜胆「また明日ね、蘭」
蘭「うん…また明日、」
ガチャ
蘭「…」
なんでこんなに優しくしてくれるの
竜胆だってきっと辛いのに
俺最低なこと言ってるのに
なんで優しくしてくれるの
竜胆が気遣ってくれてるんだから俺だって我慢しなきゃ
もう誰にも迷惑かけちゃ、だめ。
絶対泣かない。絶対、
1人の時だけ。それ以外は絶対泣いちゃだめ
明日、明日まで頑張って、そしたら死のう
竜胆が戻ってくる前に
ツーー…
蘭「あ…」
切りすぎたかな…でもいっか、
包帯…しなくていいか…
どうせ明日死ぬし
もう1回だけでいいから竜胆に会って話したかったなぁ…
でも…
兄ちゃんいつも泣いてるなぁ…
何があったのかは全く知らないけど、兄ちゃんがそれだけ俺のこと好きでいてくれたのは分かる
でも今の俺のことは…
俺だって”竜胆”なのになぁ…
俺のせいで兄ちゃんは悲しんでるみたいな感じ…
ごめんね、
せめて何かしてあげれないかな…
部屋…は、さっき行ったばっかだし…
また泣いてないといいな…
兄ちゃんの笑った顔が見たいなぁ…
イザナ「おう、蘭。飯何がいい?」
蘭「俺いらないからみんなで食べていいよ!」
獅音「お前最近ずっと食ってねぇだろ…」
ココ「いい加減食った方がいいぞ…」
蘭「大丈夫だよ〜お菓子はめっちゃ食ってるし笑」
獅音「飯を食え飯を!」
蘭「www」
三途「…」
蘭「三途どうしたの、?」
三途「…お前ちょっとこっち来い」
蘭「え、ちょ…!」
バン!!
蘭「いた”…ッ、!! なに、すんの…、?」
怖い…俺悪いこと言っちゃった…?
三途「痛い?ちょっと壁に押し付けただけで?」
蘭「いたいよ…」
三途「…」
蘭「え…ちょ…やめ、…ッ、!」
なんで服…
三途「…」
めくらないで…
蘭「おねがい…やめ…」
三途「はぁ…お前菓子食ってるってのも嘘だろ」
蘭「やめて…ッ」
三途「こんなに細くなってよぉ…ちゃんと食え」
蘭「ほっといてよ…!!」
三途「無理。」
蘭「なんで…?」
三途「食ってねぇから押し付けられただけで痛いなんて思うんだろ。前までのお前ならそんなこと思わねぇだろ」
蘭「関係ないじゃん!ほっといて!!」
三途「心配してんの。あの事故は誰も悪くねぇんだって言ったろ。なんでお前が気にすんだよ」
蘭「だって…ッ、!!プルプル」
三途「…泣きたいなら泣けよ。」
蘭「泣きたくない…ッ! 泣かない!」
三途「我慢する必要ねぇだろ。嘘つくな」
蘭「…ッ、」
泣いちゃだめ…迷惑かけちゃう…だめ、だめ、
もうこれ以上…
三途「せめてお前の思いくらいは吐きだせ。このままだとお前壊れちまうぞ」
蘭「も…いいよ、、俺は…」
三途「いいわけねぇだろ。なんでも話せ」
蘭「じゃあ…三途にだけ…」
三途「なんだ、?」
もう言っちゃっても、いいよね、、
お礼とか言いたいし、、
蘭「おれ、ね…」
三途「…」
蘭「あした、までがんばるから…なかない…」
なんか怖くて言えない…
勢いではぐらかしちゃったけど大丈夫かな、、
三途「…明日、竜胆の記憶が戻るのか?」
蘭「え…あ、ちがくて…えっと…」
三途「本当は別に言いたかったことあんだろ。」
蘭「あ…っ、と…」
どうしよう。バレてる…
三途「お前が何言ったって怒ったりしねぇよ。」
蘭「…ッ、」
…言わなくても、いっか
その方が俺も悔いなく飛べるもんね、
言わないでいよ、、
三途「なんだ?悩み事でもなんでもいいぞ」
蘭「あ…はは、、話すような事じゃないしいいや、ごめんね」
三途「…」
蘭「ほんとだよ、?どうでもいい事だから。気にしないで」
嘘じゃないよ。本当にどうでもいいことだから
せっかく話聞いてくれようとしたのにごめんね
三途「…そうかよ」
蘭「うん、ありがとう」
この”ありがとう”は、今までの分も込めて
上手く伝えられる自信ないから、伝えられる時に伝えておくね。
でも…伝わらないよね…ごめんなさい…
あぁ…今すぐ死んじゃいたい…
蘭「たすけて…((ボソッ」
三途「…?なんか言ったか?」
蘭「え…?」
うそ…俺なんか言った…?
わからない…なに…?
三途「おい、顔色悪いけど大丈夫かよ…」
蘭「ぁ…ごめ、大丈夫…部屋戻るね、、」
三途「…無理すんなよ」
蘭「うん…ばいばい…」
三途「…、、?」
はぁ…
ここまで〜
ちょっと見てください!
5揃った〜!
はい、それだけです…
フォローありがとうございます💕🙌
ばいばいっ
コメント
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うわあわあぁ最高すぎて泣けてきた😢😂 蘭ちゃんもうちょっとだけ頑張ろ😭 竜ちゃんの記憶ちゃんと戻るって信じてさ😭 ほんとに紫雨ちゃんの書くお話全部最高で何回も読みなおしちゃう👉🏻👈🏻🥺