カイト・ビーアンド(57)
セツナの義父でアカリ、アオトの実父。魔法局から委託された遺跡の発掘調査やそこから発掘された遺物や化石などの研究を行う研究所の総責任者。以前は魔法局に務めていたが、妻の体調不良に伴い家の離れに研究所を構えた。穏やかな性格で常に家族を見守っている。
魔法線は1本だが、膨大な知識量と長年の経験で数々の成果を上げてきた。指導力にも定評があり学生や部下達の信頼も厚い。腰痛持ち。
犯罪に巻き込まれたセツナと出会い、その知識を褒め、犯罪ではなく自身の未来のために使うよう諭しセツナの義父になる。
ワカナ・ビーアンド(51)
セツナの義母でアカリ、アオトの実母。明るく常に前向きで家族の中心的存在。
昔は魔法局の治療班に所属する優秀な看護師だったが、アオトを出産する際に毒に犯され、重い後遺症が残り仕事を辞めること。周囲の人間にはアオトの出産を猛反対されたが、絶対に産むという決意が揺らぐことは一度もなかった。
母親に捨てられたセツナを優しく抱きしめ、家に来ないかと誘い養子にした。セツナにも自分の子供と同じぐらいの愛情を注いで育てあげた正に最強の母である。
アカリ・ビーアンド(28)
ビーアンド家の長女でセツナの義姉。腰痛持ちの父に変わり、あちこちの発掘現場で指導や監督をしている。
黙っていれば美人な女性なのだが、性格はサバサバして家族や仕事のことを馬鹿にされると魔法よりも先に手が出るタイプ。更に男勝りで口も悪い。けど、それは家族のことを大切に想い、自身の仕事に誇りを持っている証でもある。
【鉱石の魔法】地面に眠る鉱石を自在に操ることが出来、攻撃や防御どちらでも高い能力を見せつける。しかし、場所が限られているので普段は指輪の鉱石を使用してるが威力は抜群。
アオト・ビーアンド(23)
ビーアンド家の長男でアカリの弟、セツナの義兄。セツナ以上に口数が少なく物静かだが、家族の誰よりも心優しい性格。
生まれつき毒を体に宿しており、その性で母親が危険な目にあいながら出産したことを知り、自己嫌悪に陥たことがあるがアカリの説得と母親の愛情で前を向くように。セツナとはどこか似たところがあり相談したりと1番仲がいい。
毒を体に宿していので薬や毒などは一切効かない体質。涙や汗、血にも少量の毒が混じっているがブレスレットの魔法器具を使用して押さえ込んでいる。魔法局で毒薬など毒に関する研究を行っている。
【毒の魔法】毒のエキスパート。相手を気絶させる量から知識量まで幅広く活用。怪我をしても返り血で敵味方関係なく死滅することもあるので、戦いでは常に気を張っている。
スアト・ファーミリオ(34)
セツナの実母。自分が1番ではないと気が済まない性格で、例え娘であっても自分より賢いことを許さない。
魔法局に務めていたが自分より賢い人が多いことに焦っていて、セツナを賢くしない為に幼稚園に通わせず図書館(遊びスペース)に通わせた。しかし、セツナは絵本で知識を身につけていき魔法言語の天才を覗かせていた。
セツナが犯罪に巻き込まれた時、セツナが難読な魔法言語を訳したことを知り、「自分より賢くなるな」と暴力を降るって逮捕された。またセツナに心理的虐待を負わせていた事で罪を重ねてしまう。
【吸収魔法】魔法自体は基礎魔法だけだが、相手の魔力を吸収することで威力を倍増させる。
ジャンロ・ファーミリオ(39)
セツナの実父。面倒ごとが嫌いで、セツナの面倒は見るけどスアトが暴れるとセツナを置いて逃げてしまう。ある意味、自分が良ければそれでいい人。次第に家に帰らなくなり愛人を作ってしまう。
愛人と一緒になりたくてスアトと離婚、スアトが世間体を気にしていたが二度と関わらないことを条件に自分に責任があることにしている。セツナを連れていかなかったのは、スアトの面倒を見させる為。
その後、愛人と家族になり子供が出来たがお金が足りず困り果てるが、セツナがスアトと絶縁になったと噂で知り、お金を借りにくる。しかし、スアトがセツナに勝負を持ち始めて攻撃をしてくると、2人が別れてないことを知り逃亡。しかし、セツナがスアトを打ち負かすと再び近づくがセツナから拒否される。
【古代の魔法】新しい魔法が苦手だが、昔よく使われていた魔法を得意としていて相手の不意を打つ。昔の魔法言語を解読せず読めるのは自身の魔力の為であって魔力が使えない状況だと読めない。
セナ
魔獣の鳥型(ウィングバード)。親とはぐれて怪我をしていたのをセツナに手当てされて懐くように。穏やかな性格で知能が高い。
普段はカラスぐらいの大きさだが、戦いとかでは2メートルぐらい(?)まで成長し、3名ぐらいまでなら乗せて飛ぶことが出来る(中々の速さ)。
戦闘になると羽をはばたかせることで人を飛ばし、くちばしで人を啄み、蹴り1つで骨折させるなど戦闘能力は非常に高く危険。
コメント
9件
(リリー)あ、ヨッよろしくお願いしますッ(隠れ)