さゆり

そこへ戻ってきた看護師2人。

（あるにはあったんですけど、サイズがちょっと…）

困ったような言い方で言うと、ほかの看護師たちに見せる。

（これは150なんですけどウエストがゴムになってなくて、こっちのはゴムなんですけど130なんですよね）

（ゴムじゃないと履かせられないわよね）

（体系的に130でも余裕だと思いますよ、ただ…）

（ただ？）

（なんでもないんですけど、彼女が嫌じゃないかなって）

（痩せてるし可愛いから色んな意味で違和感はないと思うんですけど、130って幼児向けじゃないですか、だから長さも短くてオムツ隠れないんじゃないかなって）

そして

（普通だったら問題ないでしょうけど、オムツなんで）

（なるほどね、言いたいことはわかったけどこのままなにも履かせないわけにもいかないでしょ、こんかいは130のスカートにしましょ）

（ですね）

 

納得したように頷くと オムツを再度確認してからさゆりにスカートをはかせていった。

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幼児向けの130サイズのスカート、そして、上も女児用の診察着を着せてもらった体はすこし体の大きい小学生のように見えるほどだった。