テラーノベル
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愛した何時かの歌さえも、
忘れてしまう私は、
紡いでいく事ができるのかな。
それでも構わない。
揺らめく疑心暗鬼と、
その他の感情。
思想をぐるりとまわらせて、
何かになる訳でもない。
閃くアイデアを書き出し、
読んでいた。
特別な物になる事は無い。
趣味で留まるだけ。
そのまま歩んでいくだけでは、
自分の歌が出来ず、
軈て死に至るでしょう。
それでも作り続けて!
愛した何時かの歌を模して、
書きづつけている私は、
歌とする事は出来ずとも、
紡ぎたくて。
綺麗事ばかりではいけない。
それは知っている。
愛があろうとも無理なものは、
無理なんだって。
知っている事があったって、
絶望したって、
貴方がはじめた事だから。
続けていくの。
其れが好きだから。
コメント
1件
うわあ、この詩、心に沁みました……。「綺麗事ばかりではいけない。それは知っている。」の行が特に刺さりました。理想と現実の狭間で揺れながらも「貴方がはじめた事だから。続けていくの。」という締めが、諦めではなく決意に変わっていく強さを感じさせてくれます。散文詩のような文体も、感情のリズムに合っていて素敵でした。