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「さて実験の時間だ1211番」
できるだけ威圧感を出しながらつぶやく。
1211番…通称ゾムが、こう言った。
「わかりました」
少し萎縮している。
怖がっているな。
ごめんな。
こんな仕事就きたくもなかったのに。
推薦で仕方がなかったんだ。
こいつらを連れて
「1211、0202、0310、0623、0207話がある」
「5時半に談話室に来い」
怯えてるな。
まぁ俺も
元実験体だけどな
もう思い出したくもない、紛れもない事実だからな。
こいつらを、上司と交わした契約を破り、連れ去ってしまおうか。
5時半になった。
1211・・・ゾム
0202・・・ショッピ
0310・・・チーノ
0623・・・エーミール
0207・・・鬱
こいつらはすごく仲がいい。
だからこいつらを選んだ。
「話がある」
「えー今から言うことにはいorいいえで答えろ」
「周りには言ってはいけない」
「いいえと言っても何も処罰はないから安心しろ」
そして逃げるかの質問をした。
「はい」
0207番が答えた。
怯えている。
優しく言ったつもりだったんだが。
1211番達は頷いている。
周りで聞こえない声で言う。
「ここから出たいか」
と。
「はい!」
と、元気よくいの一番に答えたのは、1211番だ。
続いて
「….はい」
聞こえないほどの小さな小さな声で、0202番が言った。
「はぁ〜い」
なんか軽い感じで0207が言う。
0310は考えているようだ。
そして言った。
「はい」
0623は何を考えているのだろうか。
あいつは頭がいいし、はめられたとか、殺されるとか考えてそうだな。
「はい」
「そうかじゃあ上に伝える」
はめられたという顔をしている。
みんな同じ顔だな。
面白い。
「嘘だから安心しろ」
先ほどの0202番ぐらいの声で言った。
顔が戻った。
普通にこいつら、かわいいな。
上司の部屋に着いた。
ギャァァァァァという子供の叫び声が聞こえる。
かわいそうに。
なんちゅう上司だ。
「失礼します」
敬語を使わないとな。
「なんだ1019」
なんだよ。
その番号は捨てたのに。
「これを」
上司…研究者は顔を顰めた。
「辞表か」
「こんなの」
「受理するわかないだろ」
そう言いながらボタンを押した。
「い”だっ」
「あ”ぁ”ぁ”ぁぁ”ぁ”」
「や”め”で”」
ダーンダンダンダン
銃声だ。
誰かが撃ったのだ。
誰だろうか。
意識が遠のいていく。
そのなかで見たのは…..子供?。
金髪の赤目ポニーテール、首に1020。
カルか。
久しぶりだね。
カル?がいることを認識し、そして意識を手放した。
ザーザー綺麗な川の音がする。
キラキラと光っている。
あっちには花畑がある。
岸はあっちの方が近いし行ってみるか。
綺麗なアザミの花畑の真ん中にカルが立っていた。
今までどこに行っていた?
心配したからな。
「こっちに来ちゃだめ!」
そう言いながらアザミの花を俺に向かって投げた。
なんで拒絶するんだ。
そっかここは生死の狭間か。
そういうことか。
そしてまた意識を手放した。
起きて目を覚ました。
「起きたぁぁぁ」
ダダダダダと、走ってきているようだ。
「「「「「お帰りなさい!」」」」」
見事にハモった。
「「「「「「あははははっ」」」」」」
また見事にハモった。
「寝ている間に何が起こったのか?」
「あのね..あのね…倒したの!」
0310番が元気よく言った。
「「ここの研究員は全員56したよ!」」
0202、1211のこと憧れてる?
戦闘狂になってますけど。
「あのお兄さん。これからどーしますか?」
自分のことを心配している0207。
「俺の隠れ家に連れていってやる」
「俺の隠れ家にようこそ」
ここに人を招待したのは初めてか。
初めての招待客がこいつらだなんて。
「ねぇここって」
1211ワクワクしているな。
戦闘狂にはもってこいの場所。
ここは、
「軍ですか…すごいですね」
06・・・エーミールが言った。
「ねぇセリフ取られたぁ〜」
ゾムが拗ねてる。
可愛いっ。←キャラ崩壊3連発
尊っ。
推せる。
「あっ久しぶりめぅ〜グルッペン」
「オスマン!」
久しぶりだな。
「(子供見つけた)一人くれないめぅか?」
「え?何するかによる」
「・・・アタマヨクスルメゥ」
カタコトですけど
「俺がいるときに話術教えたって」
「OKめぅ」
「じゃこの子にするか」
オスマンがエーミールを抱き上げる。
「かるいm((」
ドゴーン
「何しとんねん…..あ()」
「グルッペン?」
粛清剣向けないで。
「オレニコンナシュミハナインダゾ!」
「こんにちわ。迷子かな?」
チーノw
顔真っ赤w
「秘密基地」
ショッピが言った
「は?」
「グルッペン?」
「こいつら14になったら幹部にしようと思って」
「グルッペンさんて総統ですか?」
エーミールが聞いてくる
「まぁな」
「どうやって働いてたんですか!」
「軍サボってt((((殴」
「あそゆことね」
「サボるなぁぁぁぁ」
後日グルッペンは1年休暇なしになったとかなってないとか
後日談ツーマンセル編
「ショッピくーん」
「なんですかsy((ゾムさん」
「自分でショッピくんsyまで言いかけてたww」
「笑わないでください(顔真っ赤)」
後日談 新旧詐欺師編
「兄さん奢ってください!」
「ええけど」
「よっ天才!」
「兄さん世界一!」
「蟹食うか」
「行きましょう!」
後日談 中年編
「これ教えてください」
「いいぞ!」
「A国とR国の関係についてです」
「A国とR国か」
「昔両国はとても仲が良かったんだ」
「へぇ〜」
ご愛読ありがとうございました!
良かったら別のもみてみてください