テラーノベル
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※ 文字数4000⤴️
💛❤️ / 年齢操作 (💛/ 大3 ❤️/ 高3)/
交際済み
ー ❤️
💛「舜太さーん?もう23:00だけど大丈夫?」
❤️「んんんーー、」
いつもの自分の部屋とは違う落ち着いた色味のソファに腰掛けながら隣に座ってコーヒーを片手にスマホをいじりながらも時間を気にしてくれている仁ちゃんに抱きつく。俺は高三で仁ちゃんは大3。
仁ちゃんはバイトの先輩で。距離を縮めていくことにこんなにも魅力的な人おるんやって俺から一方的に惚れて、一方的に猛アタックしてもう何回断られたことか。
やけど結果的に仁ちゃんが折れてくれて、交際することになってこうやってバイト帰りに俺ん家かごく稀に仁ちゃん家で過ごすことが増えた。仁ちゃん家にお邪魔するのは大体家に妹とか誰かおる時と仁ちゃんが許可くれた時。今日は仁ちゃんがバイト終わった瞬間にアイコンタクトで来る?ってしてくれてんよ。
やから俺もドキドキでひさびさの仁ちゃんの家やから満喫したくて幸せと優越感で溢れていたらもう時刻は23:00を超えていて。
💛「舜太ーーー。ほら、くっつかないの。
あ”ー!もうお前コーヒー溢れる!!もう……引っ付き虫じゃないんだから。」
❤️「んんん、、、、いややぁ、、、帰りたないもん、、」
そう言って、溢れそうになったコーヒーカップから器用に避けた仁ちゃんの胸元に、さらにぐぐっと顔を埋める。
仁ちゃんの首元からは、いつものバイト先の匂いじゃなくて、この部屋と同じ落ち着いた柔軟剤の香りがした。それがなんだか無性に嬉しくて、抱きしめる腕に少しだけ力を込める。
💛「お前さぁ。門限24時でしょ?ほら、今何時?」
そう。俺はまだ高3でまだ誕生日を迎えていなくてあともう少しで成人なのに門限がある。
仁ちゃんと仁ちゃんの匂いに包まれていたくて半分お花畑にいるような頭で呟く。
❤️「んーー、、じゅういちじ、、、じゅっぷん、、」
💛「でしょ?ほら、そろそろ出ないと間に合わないよ。」
仁ちゃんは呆れたような顔をして、俺ん家から歩きで30分とすんじゃん?とお母さんのように指を折りながら数えて俺に伝えようとしてくる。
💛「で、今出ても23:40でしょ。でもお前ただでさえ時間にルーズなんだからこっからまたじんちゃん、、、やっぱ帰りたないー、、ってひっついてクズってそっがらまたトイレ行って支度してこんなんじゃん。」
❤️「、、う、、、ほんまにわかっとる、、、、」
ぐうの音も出ないほど俺の行動パターンを把握してくれている仁ちゃんに、俺はさらに甘えて額をすり寄せる。
てか。分かってくれてるなら、もっと一緒にいさせてくれたらええのに。
❤️「じんちゃん、俺の取扱説明書でも持っとるん…………?でもさ、分かっとるんならもうちょっとだけこうさせてよ。あと10分……いや、5分だけでええから … 」
胸元から見上げると、仁ちゃんは「はぁ~…」と盛大にため息をつきながらも、持っていたコーヒーカップをローテーブルの上にカトンと置いた。これで両手が自由になった仁ちゃんの手が、呆れ半分、優しさ半分といった力加減で俺の頭ぽんぽんと撫でてくる。
その手の温もりが心地良すぎて、俺は満足感からふふっと笑みをこぼした。
💛「あのねぇ、舜太。お前が門限破って親御さんに怒られるのは自業自得だけどさ、『仁ちゃん家に行ってました』なんてことになったら、大学生の俺が補導対象の高校生連れ回した悪者になるの。分かってる?」
💛「しかも。親御さんは俺と舜太がこういう関係って知らないわけ。ただでさえ『大学生のバイトの先輩』と仲良くなりすぎて心配されてるかもしれないのに、これで夜遅くに帰してごらん? 一発で『あの大学生、怪しい』ってブラックリスト入りだよ。俺はまだ平穏なキャンパスライフ送りたいの。」
❤️「うぅー、、、、ぐうの手もでえへん、、、ちょっとくらい許してくれてもええのに、、、、 」
俺は、少女漫画とかでヒロインの女の子が門限きちゃう。もう帰らないと。っていって相手の男の子が今夜は帰さないから。ってなるようなシーンを想像してわざとギリギリ粘ってたんに。
❤️「もうじんちゃんのばか!あほ!じんちゃんは俺とまだおりたくないんねや、、」
むすっと頬を膨らませて子供みたいに拗ねてみせた。
💛「はあ。もう、、おりたくないわけないでしょ。」
不意に耳元で聞こえたそのいつもより低い声と内容に、ドクンと心臓が跳ねる。
顔を上げようとした瞬間、頭の後ろに回された仁ちゃんの手によって、さらに深く胸元へ引き寄せられた。
❤️「っ……、」
💛「あのね舜太。 俺がどれだけ理性にブレーキかけてると思ってんの?……これ以上粘られたら、ほんとに門限破らせて朝まで返さなくなるけど、いいの?」
あかん……完全に仁ちゃんの策略にはまった。
囁かれた直後、頭を固定されていた手が少しだけ緩んで、ふっと身体が離される。
何をされるんやかと思っておそるおそる顔を上げたら、そこにあったのはいつもの
呆れ顔でもバイト先の頼れる先輩の顔でもなくて。
目の奥に少しだけあやしい熱を孕ませた、めっっちゃくちゃメロい恋人としての仁ちゃんの顔。
しかも、距離が……近い。息がかかりそうなくらい、唇と唇が触れ合う寸前の距離。
仁ちゃんの綺麗な瞳に、顔を真っ赤にして固まってる情けない俺の姿が
ハッキリ映ってるのが分かって、胸が痛いくらいにドックンドックン鳴り出した。
❤️「っ…じんちゃ………、」
声を出すのが精一杯で、完全に蛇に睨まれた蛙状態。少女漫画の展開を期待して
粘ってたのは俺のほうやのに、いざこんな顔で攻められたら一息でキャパオーバーを起こしてしまう。
じっと見つめられたまま数秒。俺の焦りようを存分に楽しんだ仁ちゃんは、
フッと口角を上げて意地悪く笑った。
💛「ほら、真っ赤。口ほどにもない。」
❤️「……っ、!! // じんちゃんのばか!!!」
頭の上でくすくす笑う仁ちゃんは、ポンポンと優しく俺の背中を叩いて身体を離した。
💛「はいはい。お説教は終わり。 あと15分で家出ないと本当にやばいから。ほら、立て! まずトイレ行け!」
❤️「んんんーー、いやや、まだ行かんもん………」
仁ちゃんの予想通りその場から一歩も動こうとせず、仁ちゃんの太ももにさらにしがみついて駄々をこねる。さっきのちょっとドキッとするやり取りの余韻と、帰りたくない寂しさが混ざって、すっかり甘えモードのスイッチが入ってしまっていた。
💛「……はぁ。ほんと、言うこと聞かない、お前は。 」
呆れを含んだ盛大なため息をつきながらも、仁ちゃんは困ったように小さく笑った。そして、諦めたように優しく俺の背中をポンポンと叩く。
💛「…しょうがない。舜太、ほら、夜遅いしそこまで言うなら車で家まで送るから。だから早く動け。」
❤️「え!!送ってくれるん!?」
思わずパッと顔を上げると、仁ちゃんは少し照れくそうに視線を逸らしながら
「……歩きなんだし、一人で夜道帰らせるよりマシでしょ。 危ないし。」とぼそっと呟いた。
その言葉を聞いた瞬間、さっきまでの寂しさや拗ねていた気持ちは一気に吹き飛んで、胸の中が嬉しさでいっぱいに満たされる。
❤️「やったぁ……!!じんちゃん、大好き……!!」
💛「はいはい、分かったから。ほら、行く準備して。」
大きな背中を押されるようにして、俺は笑顔のまま弾かれたように立ち上がり、急いでトイレへと向かった。
❤️「じんちゃん!!行ってきたで!!」
💛「…トイレ報告をそんな笑顔でするもんじゃないのよ。笑 はい。じゃあ行きますか。」
バタバタと戻ってきた俺に、仁ちゃんはすでに車の鍵を手にして玄関のドアを開けて待っていた。
💛「忘れ物ない?」
❤️「ん!なーい!」
さっきまでの名残惜しさが嘘のように、足取り軽く仁ちゃんの後に続いて外に出る。
夜のひんやりとした空気が心地よくて、でもそれ以上に隣を歩くだけでなく、これから仁ちゃんの車に乗り込めるという事実だけで胸が高鳴る。
アパートの敷地にある駐車場に停められている、仁ちゃんの愛車の助手席に乗り込む。ドアを閉めると、車内にはさっきの部屋と同じ落ち着いた柔軟剤の香りがふわりと広がっていて、それだけでまた顔がニヤけそうになるのを必死でこらえた。
エンジンがかかり、車が静かに夜の道路へと走り出す。
助手席から横顔を見上げると、街灯の光が流れる車内で、真剣な目つきでハンドルを握る仁ちゃんがいた。
❤️「んふふ なんかデートみたいやなぁ… 」
💛「デートじゃなくて送迎な。……ほら、前見てないと危ないでしょ、って俺が前見て運転しなきゃいけないんだけど。」
❤️「ええやん、たまにはこんな夜のドライブも! 歩きやと30分かかるけど、車やとすぐ着くん寂しいなぁ……」
💛「お前なぁ、ギリギリで焦るくせにそういうこと言う。ほら、もうすぐ着く。ちゃんと起きとけ、」
車内で他愛もない話をしながら、あっという間に家の近くの、少し人目の少ない曲がり角までやってきた。仁ちゃんは車を路肩に停めてサイドブレーキを引く。
💛「ほら、ここまで。……こっから先は、近所の人の目もあるし、車見つかったら面倒だから、お前はここから歩いて帰りな。」
❤️「う……着くの早ない?」
💛「当たり前。ほら、日付変わる前にちゃんと家に入りなさい。 」
名残惜しそうにシートベルトをいじったり、仁ちゃんの服の袖をキュッと掴んだりする俺を見て、仁ちゃんは小さくため息をつきつつも、助手席越しに手を伸ばして頭をポンと撫でてくれた。
💛「ん、また今度休みの日にゆっくり家おいで。その時は車でどっか出かけるのもいいし、たっぷり相手してやるから。」
❤️「ほんま!? 約束やで!!車でどこ行くかも決めたる!」
💛「はいはい、約束。……ほら、早く行きな。ちゃんと家に入るまで見届けるから。」
仁ちゃんに見送られながら、「また連絡する!」と助手席のドアを開けて車を降りる。車の窓から手を振ってくれる仁ちゃんを確認してから、俺は自分の家の扉を開けた。
スマホを開くと、発車した直後くらいに送られてきたのか、仁ちゃんから『無事に着いた?』とメッセージが届いていて、ベッドに倒れ込みながらスマホを握りしめてニヤニヤが止まらない夜になった。
コメント
5件
コメント失礼します🙇 るあ様の書くsyn右最高すぎます🫶💕 黄赤めちゃめちゃ尊かったです✨ 他の作品も楽しみすぎます……!
わあ、もう甘々でほっこりするお話でしたね……!💛 「門限破らせて朝まで返さなくなるけど、いいの?」の仁ちゃんの低めの囁き、心臓に来ました……。あのシーンで一気に空気が変わって、読んでるこっちまでドキドキしました。 それでいて最後は車で送ってくれて、『無事に着いた?』のメッセージまで。甘やかし方が上手すぎる……! 高校生カップルの夜のひととき、すごくリアルで温かくて、読後感が本当に幸せでした。続きも楽しみにしています!
#M!LK
はる☻
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