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#QKBL
靄
51
雨音♪
211
御本人様には一切関係ございません!
gnさんside
gn「…!美味しい!」
sg「お、良かった。じゃ、これで完成でいいかな。あとは…」
mn「みんなもうすぐくるってー!」
sg「オッケー。」
少し前まで模擬戦をしていて、今はお腹が空いたから僕とmnとsgiさんの3人でお昼ご飯を作っている最中。今さっき僕が味見したのは、うどんのつゆの味。さっきsgiさんが調味料をピッタリ測って入れていて、レシピをきっちり守るその真剣さにちょっと笑っちゃったのはここだけの秘密。
それで、ある程度出来たからといって味見したら、物足りない気がしたから少しずつ他の調味料を相談しながらいれていたら、すごい美味しくできて感動したよね。
…えっ?結局レシピ守ってないって?まぁ、美味しくなればいいかなって。
あとは、冷凍うどんをみんなの分レンジでチンすれば………めっちゃ時間かかるなぁ。
gn「sgiさーん、魔法でどうにかなりませんか?」
sg「何が?」
mn「8人分の冷凍うどん、全員分解凍するにしても結構時間かかるから?」
sg「あぁ、俺はまだあんまお腹空かんし、最後解凍する時に食べるわ。先に食べとってええよ。」
そう言いながら、2つある電子レンジで一つずつ温める。一つの電子レンジで2ついれて温まれば良いと思うかもしれないけど、2つ入れると熱ムラができやすくなって、ところどころ硬い麺になっちゃうんだよね。ほんと厄介。
iz「…お、何作ってるの?」
sg「かけうどん。」
gn「つゆ、とても美味しく出来てますよ!」
ym「確かに、良い匂いする…!」
mn「ただ、冷凍うどん解凍が同時に2つまでしか出来ないんでちょっと時間かかる 人もいるけど…」
kw「先にmnが食べていいよ。お腹空いてたでしょ?」
mn「!…はい。ありがとうございます。」
sg「俺はお腹あんま空いてへんから最後でええわ。まぁ、そんな時間はかからんけど。」
そんなこんなで、みんな食べ終わって…
ym「ご馳走様でした!」
mn「そういえば、午後はどうします?」
iz「そうだな…戦いすぎても良いことはないし…午後は好きなことしてていいよ。」
gn「!じゃあmn、もっと戦おう!」
mn「いいよ!」
そう言って、2人はまた第一演習室へ向かった。
sg「ふふっ、若いってええなぁ…」
tr「ですねぇ、ほんと、数年前より体力が減った気がするもん。魔法はまだまだ使えるけど。」
iz「…。」
tr「あ、そうだ。僕ちょっと研究するから、長い間部屋や実験室に篭るかもしれないけど、気にしないで。」
kw「分かった。頑張って。」
tr「ありがとう。sgiさん、気が向いたら手伝ってね!」
sg「あっ…う、うん。」
そう言って、研究室か、自室へと向かっていった。
sg「……。」
iz「…ねぇ、sgiさん。」
sg「ん?」
iz「…貴方、何か隠してません?」
sg「えっ?」
iz「…最近、ずっと様子がおかしいと思って…」
sg「……大丈夫。ただ、眠れないだけだから。」
ym「眠れない?」
sg「…ベッドに横になっても、温かいミルクを飲んでも、いくら目を瞑っていても、眠れない。眠れても、すぐ起きちゃうから。」
…確かに、さっき寝てくると言って、実際寝てたけど何かにうなされていたよね。多分、その夢を見ちゃうから寝たくないと無意識に思ってしまって寝れないのかも…。
だけど、それだけじゃない。この人はきっと何かを隠している。そんな気がする。
sg「…あっ、今日買い出しに行く日か。」
今さっき、ミルクの話をして思い出したのか、おもむろに立ち上がった。
fk「あ、そっか。今週の買い出しはsgiさんとkwmrだっけ。」
sg「kwmrさん、行こ。」
kw「分かった。」
話は終わっていなかったけど、2人ともリビングから出て、買い出しに行ったみたい。あの2人、割と話しながら動くからしばらくは帰ってこないかも。
fk「…さっきさ、sgiさんに”余計なこと考えなくてええ”って言われてビックリしたけど…俺が近距離戦とかの戦闘技術身につけるのって余計なことなのかな。」
iz「うーん…余計なことじゃないと思うけど…あの言い方は気になった。ただ、最初の方に言ってた”回復を蔑ろにしがちな俺らにとって回復はありがたい”とか、”戦うことが全てじゃない。傷がある人を癒すのも大切”って優しい顔で、優しい声で言ってたのも本心だと思ったよ。」
ym「…うん。もしかしたら、力をつけたせいで、何か揉め事のようなことが起こらないようにしてるとか?」
…自分で言っておいてなんだけど、それにしてはあんな強めの否定的な言葉だったのが気になったけど…これ以上ヒントもないから、考えてもそれらしい答えは出なかった。
kwmrさんside
魔導結社アルカナムの居住地点から箒で移動すること数分、石畳が綺麗に敷かれた広場に到着した。そこで箒から降りると街の人たちはもっと嬉しそうにしてこちらへ寄ってきた。
街の人「sgiさん!kwmrさん!こんにちは!」
sg「こんにちは!」
kw「こんにちは。」
街の人「今日も買い物ですか?」
sg「はい。8人もメンバーがいるので今日もたくさん買い物しようと思って。」
街の人「今日も新鮮なものがたくさんありますよ!」
sg「ありがとう!」
街の人たちと会話しながら、歩いていくと、みんなが笑顔で市場で買い物している様子が見えた。
子ども「あっ!アルカナムのお兄ちゃんたちだー!」
sg「あははっ、元気やなぁ!」
そういうと、sgiさんのもとへたくさんの子どもが寄ってくる。多分小学生くらいなのかな?そしてその目線に合わせるためにsgiさんがしゃがんだ。
sg「あ、ユウくん!どう?テストうまくいった?」
ユウ「覚えてくれてたの?」
sg「もちろん!」
ユウ「…!テスト、上手くいったよ!お兄ちゃんが教えてくれたからだよ!」
sg「良かった!頑張ったなぁ。」
ユウ「えへへ…」
女の子「sgiお兄ちゃん!」
sg「!マイちゃん?久しぶりやなぁ。」
マイ「うん!見てみて!お兄ちゃんのお目めみたいにきれいな青いお花!」
sg「!」
マイ「きれいだなーって思って!」
sg「ありがとうな。大事にするわ。」
受け取って、大事そうにパーカーのポケットへしまった。他にもたくさんの子どもと笑って話すsgiさんを見ていると、さっきまでsgiさんの言動を怪しんでいたのが何だったんだろうと思ってしまう。
sg「…じゃ、そろそろ買い物しないとな。」
そういうと子どもたちは、もっと話そうよー、遊ぼー、と言い出した。
sg「またいつか来るから、その時にな。」
子ども「うん!約束だよ!」
sg「…ごめんな、kwmrさん。待たせちゃって。」
kw「いえいえ。」
そして、少し歩くと元気なお爺さんが袋に入った野菜を僕へ差し出してきた。
お爺さん「ほれ!たくさん食べなさい。」
kw「そ、そんな、お金払いますよ。」
お爺さん「いいんだよ。いつもお世話になっとるからのぉ。これからもアルカナムとしてのお仕事頑張るんじゃぞ。」
sg「ありがとうございます!」
sgiさんもアルカナムに入ってしばらくした頃初めてここに買い物にきて、こう言われて”いえいえ…”って遠慮してて珍しい姿だなぁとか思ってたのが懐かしいなぁ。
それに、いつもこうだ。市場を歩いていると、魚やらお肉やら、気前よく…気前よくという言葉では足りないほどたくさん貰っている。もちろん他の商品をお金を払って買っているけど、貰っただけで数日持ちそうなくらい。本当素敵な国だよね。こうやってみんなが笑って暮らせるのは、王が国民の目線に立ってくれているからこそ、困ったことが分かって政策を打ってくれるから。
kw「…お、重っ…」
sg「ははっ…買い物しすぎたなw」
魔法で、商品が沢山入った袋を浮かして楽してるけど、その両手にも商品が詰められたぱんぱんの袋を持っていた。
sg「ま、箒にぶら下げればええから。落とさんようにな。」
kw「ですね。」
そう言って僕たち2人は、沢山入った買い物袋を見て笑い合いながら帰路に着いた。
2人「ただいまー。」
iz「お、おかえ……まーた沢山貰ってきたねw」
sg「いつも貰ってばっかで遠慮しようと思うんやけど、笑顔で”持ってけ!”って言われるとなぁ…w」
kw「冷蔵庫入れるの手伝って。」
iz「うん。…あ、そういえば、mnとgnが帰ってきたらsgiさんと戦いたいって言ってたよ。」
sg「俺と?…まぁ、疲れてはないし行ってこようかな。」
kw「………よし。入れ終わった。」
sg「じゃ、行ってくるわ。」
iz「はーい。」
kw「……なぁ、izw。ちょっといい?」
iz「…ん?なんかありました?」
kw「…いや、さっきさ、最近sgiさんの言動が変って話したじゃん。…だけどさっき買い物に行った時はむしろ、いつものsgiさんだった。」
iz「…うーん……なら、気のせいだったのかな…?」
…”気のせいだった”…
この時はそう思ってた。
…まさか、あんなことになるなんて、当時の僕たちは、思いもしなかった。
続く
話進展しなくてすみません。
閲覧ありがとうございました!
コメント
7件
うーん、好き() 須貝、ナイスガイがぁぁぁぁ……!
あまみや(猫好き)💤🪽さん、第18話読みました〜!!🥺💕 うどん作りのシーンから始まって、gnくんとmnちゃんが楽しそうに過ごしてるのがもう尊すぎて…!でもその後のizwの「何か隠してません?」って問いかけ、めっちゃドキドキしました…。sgiさんの眠れないって言葉、あの子ども達と優しく交流してる姿とのギャップが切ないです😭 買い出しシーンの温かさも大好き。街の人からいっぱいもらえるの、本当に素敵な国ですよね!でも最後の「まさかあんなことになるなんて」が気になりすぎて続きが気になって仕方ないです…!!次回も楽しみにしてますね🌸✨