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2 - 卒業

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2023年06月29日

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卒業おめでとう”


その時、俺は高校を卒業した

春からは晴れて桜が似合う彼女と一緒の大学だ。



だっさ。きんも。お前、いつまで子供遊びしてんの?。


これが、おれがグれるのをやめようと思ったきっかけだ。

元々グレてた俺は、親に迷惑をかけちゃいけないと真面目になった。真面目になった、つもりだ。


ずっと夢の中でもあの記憶がフラッシュバックして現実でも、夢でも、高校になった時から謝り続けてたそんな時、彼女がさくらの咲く道で声をかけてくれたんだ。


そこからだった、俺と彼女の出会いは。


そこから時々その道で会うようになって、でもそんな日々毎日は続かなかった。

彼女が引っ越すことになったのだ。

聞いた時は苦しかった。

離れちゃうんだなってでも

彼女が言ってくれたんだ。


“桜が綺麗ですね。”


連絡先も交換して、同じ大学の進路に決めた。その時の俺は知らなかったけど”桜が綺麗ですね”って後から調べたら、その意味が載ってて嬉しかった。

高校卒業まではあの道を使おうってそう思った。


卒業の日~


あー、緊張するw、、


俺は両手に桜とピンクベースの花が摘んである花束を大事に持ちながら、待っていた。


ーーー


あの向こうから見えるのは紛れもない、

彼女だ。さくらの似合う彼女だ。


2人は目を合わせこう言った。


“卒業おめでとう”










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