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女子研究大学短編集

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女子研究大学短編集

37 - .꒰ঌ🗽🎮 関係性໒꒱.

♥

272

2024年02月06日

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【設定】

りぃちょ×18号


※リクエスト作品「弟扱い」

ありがとうございます!!

____________________


《ねぇ、僕はいつまで__》


____________________


りぃちょside__


ぷぅ、と頬を膨らませる。

そんな僕の横には密かに想いを寄せる、じゅうはちの姿。


現在、女研メンバー全員でじゅうはちの家で飲み会中。

何故僕が頬を膨らませているか、それは今の状況を見れば分かることだろう。



💜「りぃちょ?大丈夫?酔った?」



そう甲斐甲斐しく世話を焼いてくれるじゅうはち。

それは有難いことなのだが、僕が求めているのはそういう事ではなく、もっと……こう……



💖「…酔ってない」



💛「あーあ、じゅうはちがりぃちょ怒らせちゃったーw」



💜「え?!私なにかした、?」



💖「別になんもしてないし…」



僕の恋路を知っているニキニキがからかってくる。

じゅうはちの誤解を招くことは決して言わないで欲しいのだが

……とはいってもじゅうはちとの関係性が変わらないのには僕の性格も理由として挙げられるだろう。

子供っぽく、すぐ我儘を言う僕(自覚あり)。

じゅうはちが弟のように扱ってくるのも納得出来ることで………

はぁ、とため息をつく。



💜「えぇ、ごめん……」



💚「大丈夫大丈夫、りぃちょの自業自得だから」



もうそれ以上喋るな、なんてメンバーに念じるがそんなもの届くはずもなく



💙「りぃちょが勝手に落ち込んでるだけやな」


❤️「りぃちょくん……大丈夫だよ……」



しれっと1番傷つくことを知ってくるキャメさん。

もうこうなると飲まないとやってられない。

ごく、と缶を一気に飲み干す。



💜「ちょっ、そんなに飲むと酔うよ?」



なんてじゅうはちの心配を他所に、僕は2回目の缶をおかわりした。

____________________


💖「んぅ〜〜……?」



💜「あっ、起きた…」



目が覚める。

なんだか頭がふわふわする。

……そんなに飲んでないはずなのに



💜「りぃちょ〜立てる?」



💜「もうみんな帰っちゃったよ?」



そう覗き込んでくるじゅうはち。

何故だかいつもよりもっとずっと可愛く見える。



💖「じゅうはちぃ〜もう1回飲も〜!」



💜「ダメ、帰んないと、」



💜「……っw」



💖「……なーに笑ってるの?」



💜「いやぁ、可愛いなぁってw」



💜「ほら、駄々こねる赤ちゃんみたいで?w」



その瞬間。

僕の何かがプツンと切れた。

つい、彼女の手を掴んで押し倒して__



💜「りぃ、ちょ……、?いや…え…//」



💖「………なの?」



💜「え?」



💖「…子供、なの?」



💖「じゅうはちにとって、僕は何?」



💖「子供?弟?」



💖「俺だって男だよ?」



💖「……ねぇっ……」



💖「僕はいつまで…弟…なの……っ?」



💜「…………………」



無言。

少しづつ、少しづつ、目が覚める。

…僕は、何をやって



💖「っあっ…ごめっ……」



💖「、ほんと、なに、やっ、て、んだろ……」



💖「ごめん……帰る」



その時、

パシッと腕を掴まれる。

握力なんてない、弱いのに……どこか力強くて



💜「…………別に、そういうわけじゃ、ない、から」



💖「……え、」



💜「りぃちょのこと、弟、とか、思って、ない」



💖「………………え、?」



空いた口が塞がらないとはこの事。

もしかしてずっと、じゅうはちは僕のこと__



💜「…りぃちょ、?」



💖「待って、」




















「___好きだよ」

____________________

____________________


注目ポイント➝1箇所だけりぃちょくんの一人称が俺です


改めてリクエストありがとうございます!!

ご希望に添えなかったら申し訳ございません💦


𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤 𝐲𝐨𝐮 𝐟𝐨𝐫 𝐰𝐚𝐭𝐜𝐡𝐢𝐧𝐠.

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コメント

2

ユーザー

うわぁ珍しい組み合わせなのにスルッと読める!! そして最後に作者さんが書いた一人称が俺になってるところ作者さんの言葉で気づいて心臓バクバクです!!こういうの大好き!次も楽しみにしてます!

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