コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
前回から十数分後…
とても嫌な予感がする。
別に私は予知能力などは持っていないが、
これは人間の勘というやつだ。
そしてその勘は当たっている。
何故なら今、私に例の薬を飲ませた敦くんが、私の背後を取っているのだ。
やっべぇマジで死ぬ殺される。
死ななくてもとんでもない事になる。
否まだ死んだ方がマシだしそういえば私自殺願望だった。
そんなことを考えていると、敦くんは数十分前のように再び私の元へ飛びかかってきた。
もうやだ。
『敦く』
「太宰さん!今度二人でご飯行きましょう!」
敦くんは突然背後から私に抱きついて、
そう言った。
「太宰さん…♡」
幻覚か、彼の目にハートが見えた。
…いや、違う。
よく見ると、それは本当に瞳の中にあった。
暫く思考を巡らせ、行き着いた答えは勿論
…与謝野女医…
これは私の完全なる予想だけど、その薬の効果が影響している人はそうなったりするのだろうか….。
まぁとにかくコイツを一旦離そう。
『敦くん、ご飯に行くのはわかったから1度離れて呉れ給え』
もうこの際自殺やらはどうでもいい!
とにかく今日は逃げることに専念しよう!
ごめんね国木田君今日は用事が出来たから仕事は出来ないよ
まぁいつもやってないけども。気持ちって大事だよ。
「!わかりました!では明日早速中華街に二人きりでデートに行きましょう!」
取り敢えず今を生きる事は出来た。
そして与謝野女医の言葉が正しいとすると、私今すごくピンチな気がするのだけれど…
…まあ大丈夫だよね!
「太宰」
そして次の難関だ。
背後から聞こえた声は、CV.神谷浩史。
そう、江戸川乱歩である。
彼の方を見れば全てが終わってしまう気がするが、先輩である乱歩さんを無視するなど、元マフィアとして恥。
ということで仕方なく彼の方、つまり後ろを向く。
案の定乱歩さんが、とても笑顔で此方を見ていた。怖、何よりホラーやん。
流石の私もちょっと声出た。
取り敢えず話しかけることにした。
こんな恐ろしい空間で何されるか分かったもんじゃない。
『ら、乱歩さん?如何かしました?』
つい言葉が詰まってしまった。
そんなこと気にせず乱歩さんは話し出す。
割とメンタル強いよなぁこの人。
「僕ね、太宰の秘密知ってるんだけどさ」
ちょちょちょちょい待て
ひっ秘密?!………秘密?!
え、いや、え?
……えぇ…..
『すいません一寸待って下さい。
︎︎…………秘密? ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ 』
いやこれは流石に止めちゃうだろ。
え、あ、秘密ってあれ?
元ポートマフィア的なあれのこと?
「嗚呼、秘密の内容はね」
そう言うと乱歩さんは、
私に”耳貸して”と小声で言い、
そのまま私に耳打ちしてきた。
因みに、例の秘密とやらの内容はこうだ。
”太宰の____の___は____で、___のサイズは_____…
そうですよ皆さんお察しの通りの内容ですよ!!!
これセクハラで訴えたら勝てるよね確実に。
そんなさぁ、もう推理とか関係無しに変態じゃん只の…
取り敢えずもうなんかこれ以上____の話すんの怖いし終わるね。