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マフィアパロ 桃×青

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マフィアパロ 桃×青

2 - 第2話 出会いと再開

♥

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2025年07月05日

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基本注意は前回の同様です〜


変更桃の会話文表記


🐶▶︎🍣になりました




エセ関西弁⚠️です!!


こーゆーの初心者なので何かアドバイスとかあったら欲しいです🥹🙌✨️



下スクロールで本編始まります
























青と桃の出会い


夜の街はネオンの光で息づいていた。警視庁の若手刑事・青は、路地裏の闇に潜む犯罪者を追っていた。青の目は鋭く、青みがかった髪は彼の冷静さを象徴していた。しかし、今夜のターゲットはただの犯罪者ではなかった。街を牛耳るギャングの若頭、桃――その名は裏社会で恐れ下手に手出を出来ない人間だ。


青はビルの屋上で息を潜め、桃の取引現場を監視していた。桃は黒いコートを翻し、部下に短い指示を出す。声は低く、まるで誘うように響く。青はスコープ越しに桃の顔を捉え、なぜか心臓が早鐘を打つ。


🐱(集中しろ!!!)

自分を叱るように心の中で唱える。 その時、

   桃の視線が一瞬、こちらを向いた気がした。



🐱「見つかったか…?」



青が身を固くした



瞬間


🍣「刑事さん、夜遊びがすぎるんじゃない?」



振り返ると、桃が立っていた。



🐱(どうやってこっちに?! )



青は拳銃を構えるが、桃は一歩近づき、銃口を指で軽く押しのける。


🍣「そんな玩具で俺を捕まえられると思ってる?」


桃の唇が弧を描く。その目には危険な光と、どこか寂しげな影があった。


🐱「動くな、桃。お前を逮捕する。」



その 声は震えていた。

職務への忠誠と、胸の奥で芽生える得体の知れない感情がぶつかり合う。



🍣「逮捕? へぇー、面白いね。だったら、俺を捕まえてみなよ、”まろ”。」



🐱「っ?!」



桃はそう囁き、青の頬に指を滑らせる。


瞬間不思議と意識が遠のいた。

最後に見えたのは桃が口を動かし短い言葉か何かを言ったあとニヤリと笑った姿だけだった


桃源楽とうげんらく の帝国


桃が率いる「桃源楽」は、歓楽街の闇を支配する巨大なギャング組織だ。

麻薬、武器、闇市、人身売買――あらゆる犯罪を統括し、警察すら手を出しづらい。 組織は厳格な階級制で運営され、桃の言葉は絶対だ。


副頭領ー黒🦁

冷静沈着な戦略家として桃を支えるが、桃の冷酷な判断には一歩引く。



幹部たちは、桃の美貌と威圧感に惹かれつつ、恐怖で縛られている。裏切り者は即座に消され、その遺体は歓楽街の闇に沈む。桃の命令は神の掟とされ、組織内では「桃源楽の王」として畏怖されている。


桃獄の内部は、鉄の掟で統治されている。構成員は数百人に及び、戦闘員、情報屋、資金管理の専門家がそれぞれ役割を果たしている。



🍣「次の取引でミスは許さない。失敗した奴は即始末する。」


会議室での桃の発言、冷たい眼差しはまるで銃を突きつけられているかのような威圧がかかる。


部下たちは震え上がり、忠誠を誓う。



だが、最近、幹部たちは桃の異変に気づいていた。ある刑事――青――に執着する素振りを見せるのだ。



🦁「🍣、あの警官は危険や。関われば組織に火が着くで。」



黒の警告は桃には全く届いていなかった。



🍣「青は俺のものだ。元の所有者のとこに戻るだけだ。」



冷たく笑う桃の瞳に宿る狂気を黒は悟る。

青は、桃源楽の王、桃の唯一の弱点であり、絶対の執着だった。










抗争の夜


歓楽街は血と硝煙で染まっていた。


「桃源楽」とは無関係な二つのギャングが、一般区域で抗争を始めた。銃声と怒号が響き、市民が逃げ惑う中、青を含む機動隊が突入した。


🐱「一般人を巻き込むな!」


青は混乱の中を突き進む。

青は桃を嫌悪していた。犯罪者への憎しみと、あの日の桃の視線に感じる得体の知れないざわめきが、青を苛立たせる。なぜか、桃の顔を見るたび、胸の奥で何かが疼いていた。



🐱「っち…大人しくしろ!!」



一人のギャングを地面に押さえつけ、手錠をはめる。だが、別のギャングが銃を向けた。



M「死ね、警官!」



 銃口が火を噴く――刹那、赤い影が青の前に躍り出た。桃だった。赤いコートを翻し、冷酷な瞳でギャングを見据え、一発で心臓を貫く。血が地面に広がり、青は凍りつく。



🐱「桃…なんで、、?」



 氷のように冷たい眼差しを青に向ける



🍣「黙れ。ついてこい。」 



桃は青の腕を鉄の如く掴み、強引に引きずる。



🐱「っ、、!!離せ! 何のつもりだ!」



 青は叫び、もがくが、桃の力に抗えない。歓楽街の路地を抜け、「紅刃」のアジトである地下室へ連れ込まれる。重い鉄の扉が閉まり、薄暗い空間に二人の息遣いだけが響く。

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