10月31日は、ハロウィン。
これは、その前日のお話……。
『ん〜……似合ってるのかなぁ……
ハロウィンイベントで着るんだけど……』
何やら、鏡と睨めっこをしている◯◯。
『これ見たら、狐さん何て言うかなぁ……
折角だから、見てもらおうかな……』
リビングに行くと、狐がソファーに座っていた。
『狐さん!1日早いですけど、trick or treat!
どうですか?このコスプレ!』
背後から、急に声をかけられ、驚きながら
振り向く狐。
『!……赤ずきん……ですか?』
『はい!……どうですか?』
ジッと、◯◯のコスプレを眺める狐。
『とても、可愛いくて、似合ってますよ!
こんなに可愛い赤ずきん、狼が放っておかない
でしょうね……』
『ありがとうございます!……大丈夫です!
ここには、狼はいませんから!』
褒められたのが嬉しく、笑顔でそう答えた◯◯。
『……さぁ、それはどうでしょうか?』
狐は、そう言うと◯◯の両頬に手を添えた。
『狐さん?』
『……俺の可愛い赤ずきんさん……
狼は、我慢出来そうにないですが……』
そして、狐は◯◯にキスをした。
『んん……狐さん……』
とろ〜んとした顔で、狐を見つめる◯◯。
『……あぁ……本当に……無理だ……』
狐は、◯◯の腰を引き寄せると、またキスをした。
先程の様な優しいキスでは無く、更に深いキス。
『……このまま……続けても良いですか?……』
◯◯が小さく頷いたのを確認すると、場所を
寝室へと移動させた。
『……◯◯さん……』
手の指を絡ませ、呼吸の荒い◯◯を見つめる狐。
狐が動く度に、◯◯からは可愛い声が漏れ出る……。
『あっ……んん……』
『……ダメだ……止めれない……』
涙目で狐を見つめる◯◯。
『……優しく出来ない俺を嫌いにならないで
下さいね……』
狐が、そう言うと、◯◯は狐の頬に手を添えて言った。
『……大好き……です……』
『!?っ……』
動きを激しくする狐……。
そして……。
『……◯◯さん……その……身体、大丈夫ですか?』
行為が終わり、落ち着いた頃に狐が聞いて来た。
『……狐さん、終わった後にいつも、そうやって
聞いてくれますね……』
『……最中は……その……理性が振り切れてしまって……
終わった後に、我に返る感じで……』
そう言う狐にふふっと笑う◯◯。
『……大丈夫ですよ!普段の優しい狐さんも……その
さっきみたいな狐さんも大好きですから……』
『……◯◯さん……俺もです……大好きです……
赤ずきん、本当に似合ってましたよ……
俺が狼になってしまうぐらいに……』
狐は、そう言うと優しくキスをした。
『物語と一緒で狼さんに、食べられちゃいましたね……』
『……あまり、可愛い事言わないで下さい……
また、食べたくなってしまいます……』
狐のその言葉に顔を真っ赤にする◯◯を見て
狐はイタズラっぽく笑っていた……。
コメント
12件
死にそうです誰か┏┛墓┗┓くださいm(_ _)m
最高です!!!ニヤケが止まりませんでした!全員の見たら本当に4ぬかと思いました!
めっちゃ最高ですありがとうございます🙇🏻今が夜じゃなかったら叫んでます😍これから他の投稿も見ます!