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ある日ある日のお話…



「あーーーまたやられた。今日調子悪いかもなぁ」



今日も今日とてDbDをやっています。フルコンです。

今さっき、ギリギリ逃げ切れたと思ったところで捕まってなすすべもなくやられました。


今日は調子が悪い。そう言い聞かせてもう一戦…と思っていたけれど、時計を見ればもう深夜2時を回っていた。流石にこれ以上続けるとよろしくないので、ゲームも配信も終わることに。


「そんじゃ、お疲れ様でしたーー」


言い残して配信を切る。

大きく伸びをすればそれと共にため息を吐き出した。


「今日、ぼろぼろでしたね」


ふと後ろからやけに聞き心地の良い低音が聞こえた。


「とわぽぉん、ホンマに出来ひんかった…」


ゲーミングチェアに座ったまま振り向いて少し上を見る。図体のデカい男、towacoと目が合った。

かくかくしかじかあって、今日はウチにtowacoがいる。

正直、さっきの試合でメンタルズタボロになっていたので、今傍に誰かが居るのは助かっている。


拒否されると知っていながらも、慰めを求めるように目の前の腰に抱きつこうとした。


「…?逃げへんの?」


抱きつこうとした腕は払われることもなく、すんなりと相手の腰を包んでいる。


「別に。逃げることもないでしょ」


なるほど今日はデレの日や!!

いつもツンツンしているtowacoが珍しくデレる貴重な日。

それを無駄にしてはいけない、と内心ウキウキしながら立ち上がり、再び抱きつき直した。

towacoは離れる素振りも見せず、むしろ背中に腕を回して優しく抱きしめ返してきた。


「珍し〜、とわぽんがハグしてくれるとか」


「まぁ…最近寒いですから」


確かに今は冷え込む季節。

しかし、抱きついているtowacoの身体からはカイロ並の暖かさを感じる。

なぜこんなにも暖かいのか。やっぱり鍛えていると体温も上がってくるものなのか。

なんて考えていると…

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