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──────西日本本部
大阪 「なるほど。東京が静岡を操っていたと。他県も操られる可能性があると考えると油断ならんな。ナイス滋賀達」
「さて、次の指示を出そう」
滋賀 「ただいま戻りました。奈良もそのうち帰ってくると思います」
大阪 「おぉ、おかえり滋賀。じゃあついでだし指示出したいから広島呼んできてくれないか?」
滋賀 「かしこまりました」
──────東日本本部
東京 「山形さん。滋賀は見つけられたか?」
山形 「…すみません東京さん。一生懸命探しましたが私が出向いたときには姿が消えていて…あと、途中で奈良と会ったので、開放されたと思い一旦見送りました」
東京 「む…そうか。あと、何故奈良を見逃した?」
山形 「え、、先ほど申したように、素直に情報を言って開放された身だと奈良本人が言ってたので、殺すのは良くないかと思って…」
東京 「奈良は嘘をついていたんです」
山形 「え?なんでわかるんですか?」
東京 「私は直接彼等を監視はしてませんでしたが、滋賀が奈良に嘘をついて開放してもらえと指示していたんだ」
山形 「ではなぜ殺さず開放したのですか?」
東京 「敢えてです。私が直接殺すと向こうに情報が行き警戒されるかも知れないので、可能なら貴方にそのまま殺してもらいたかった」
山形 「……すみませんでした」
東京 「まぁ私の指示不足のせいでもあります。話を変えましょう。」
「本来は宮城さんに話したいことですが、次の指示を出したい。」
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広島 「え…随分大胆な作戦!?」
大阪 「どうやら東京には他県を強化し、操る力があるようだ。それを拡大されて多くの県が強化される前に一気に数を減らしてほしいんだ」
広島 「大量虐殺なんて、、、アタシには到底できっこないよ!!」
大阪 「あぁ、特にお前には辛い指示だというのは分かっている。だからこれを使うんだ」
広島 「これは……」
大阪 「毒ガスだ。これを撒いて自分は逃げれば死に様も見なくて済むし、何より楽だろ
広島 「あのさぁ…」
山形 「え…中国地方全員ですか?」
東京 「はい。元々人数でこちらのほうが有利ですし、北海道さんもいるので楽勝だと思いますが」
山形 「でも、、、私達にそんな県神を殺める力なんてないですよ!」
東京 「無いなら無い状態で戦えばいいだろう」
山形 「…」
「ちょっと帰って話ししてみます」
東京 「頼んだ」
──────東北地方宅
山形 「ただいま」
一同 「おかえり!」
山形 「ちょっと東京さんから真面目な話を貰って来たんだけど…」
宮城 「ま、まさか戦うなんて言わないよな?」
山形 「ごめん。そのまさか。私達と北海道で中国地方と戦ってこいって」
青森 「えー、僕は戦いたくないよ」
秋田 「それはみんなそうじゃないの?」
岩手 「……」(平和を守っていた糸が切れた。命の危機はすぐそこまで来てしまったのか)
宮城 「中国地方か、広島と相対することになるのは複雑だな」
山形 「そうよね。もし私達から中国地方に攻め入るとして、広島は戦うのかしら」
青森 「広島なんて戦争の過酷さを深く知ってるんだし戦わないべ」
宮城 「攻める予定日とかあんのか?」
山形 「まだその辺りは何も言われてないの。でも、戦う覚悟はしないといけなさそうよ」
一同 「………」
福島 (ついに戦わないといけない日が来たのか。しかも中国地方、山口に復讐する良い機会。戦いたくはないけど、山口に復讐できるなら頑張れる気がしてきたな。)