テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
放課後。
約束通りの時間に校門に行くと、テヒョン先輩が近くの木にもたれかかっていた。
……やっぱりテヒョン先輩って、顔綺麗だよな。
そう思っていたら、近くの女子達がヒソヒソ話しているのが聞こえてきた。
「テヒョン先輩、今日もカッコよすぎる」
「髪サラッサラだよねー、羨ましい!」
「なんか良い匂いするしいよ」
「あの感じ、誰か待ってんのかな?」
!!
、そうだ、なんで忘れていたんだろう。
テヒョン先輩と一緒に帰ったら、目立つに決まってるじゃん…!!!
うわぁ、どうしよう。
でも今更別々に帰ったら先輩に失礼だし…
『あ』
あれこれ考えてたらテヒョン先輩と目が合った。
🐿「○○、何でそこにいんの?早く帰ろーよ」
その瞬間、周りの女子達が怖い目で私を睨んできた。
、やっばい、、
🐿「○○??」
…ぎゅっ
思わず俯いてしまった私の手を誰かが握った。
顔を上げると、テヒョン先輩だった。
🐿「○○、何してんの。行こう」
『…あ、、はい、』
学校を出てしばらくしても、テヒョン先輩は手を離さなかった。
『あの、先輩…もう手、いいですよ』
🐿「何で?手繋がないと心配になる」
『…、さっきはごめんなさい。ずっと呼んでたのに反応しなくて』
🐿「あー、いいよ気にしないで」
『、、やっぱりテヒョン先輩って、すごく人気ありますよね、 』
あれ、私なんでこんな事……
🐿「何○○、嫉妬してる?ㅎㅎ」
『!そ、そんな!してませんよ』
🐿「ふーん。俺は校門で待ってる時、○○しか見てなかったけど?」
『…え?』
🐿「他の子なんて見てないよ。だから、俺に人気があるとかどーでもいいよ」
!
何それ………
『そ、それって、』
🐿「あーそうそう。○○の学年って、あさってテストだよね?頑張ってね」
…急に話を逸らされてしまった。
本当にテヒョン先輩って何なの……ズルい。
🐿「そうだ。○○がテストで良い点取ったら、なんかご褒美あげるよ」
『…えっ、ご褒美!?』
🐿「○○、何が1番苦手?」
『えっ、と……理科です』
🐿「じゃあ、理科で70点取れたらご褒美あげる」
え、、理科で70点、?
私、理科の最高点数42点なんだけど…
『先輩、さすがに無理ですよ。そんな高得点取ったことないですもん!』
🐿「え、ご褒美あげるのに頑張ってくれないの?ちょっと寂しいなー」
『……うっ、、たしかに』
やっぱりそのきゅるきゅるな目はズルい。
不覚にも、絶対70点を取ってやろうと意気込んだ私がいた。