🐙🌟×👻🔪
・曲パロ
・初心者
・低クオリティー
・完全二次創作のためご本人様方と全く関係はありません
・本編ではライバー様のお名前は伏せておりません
・地雷様はご注意くださいませ
・「」→🐙⭐️
・『』→👻🔪
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( 🐙🌟side )
最近、小柳くんが綺麗になった気がする。
元々、端正な顔立ちだなぁとは思っていたけど。
よりかっこよさに磨きがかかった、とでも言えばいいのだろうか。
あぁ、好きだなぁ。
そんな事を思いながら、俺は今日も小柳くんを見つめてしまう。
小柳くんが振り向いてくれることなんてないのに。
小柳くんは、別の人が好きだもんね。
『なー、星導?』
「ん、なに?」
『あのさ…気になる奴に、祭り誘われてさ…/』
『こういう時って、浴衣とか…着た方がいーの、?』
「…… 、んー、…」
嬉しそうに顔を赤らめながら、俺に聞いてくる小柳くん。
こんなの、恋する乙女じゃん。
俺に出る幕なんてなかったんだ。
なんとなく、わかってはいたけどね。
思った通り、小柳くんは春を芽吹かせていたらしい。
時効ハズレの恋慕のせいで、俺はずっと彼を考えて頭がくらくらする。
まるで、熱中症みたいに。
『星導、聞いて聞いて、!』
「ん、どしたの?」
ディティカ本部で、小柳くんと会った時。
俺を見つけて嬉しそうに駆け寄ってくる彼。
どうしたのかな、と思い耳を傾ければ、彼の愛らしい口から出てくる惚気話。
よほど嬉しかったのか、幸せいっぱいの笑顔で喋る小柳くん。
あぁ、聞きたくないな。
俺の前ではそんな顔見せてくれたことないのに。
俺なんかに嫉妬する資格なんてないのに。
そう思いながらも、どろどろと黒い感情が俺を支配する。
そんな時、どこからか風が吹いて小柳くんの綺麗な青髪が揺れる。
さらさらと靡く髪から、ふわりと甘い匂いが漂う。
少し甘くて、優しい香り。
あぁ、小柳くんの匂いだなぁ。
たちまち、俺の鼓動はどっくんどっくんと高まる。
小柳くんのことは大好きだけど。
俺以外に恋をしている小柳くんのことが気に入らない。
まるで恋する乙女かの如く、彼が想う人を見つめている瞳も。
その人を想って伏せられるまつ毛も。
何もかも、可愛いとは思うけどやっぱり気に入らない。
「ねぇ、小柳くん。」
「なんで俺ばっかに、そういう話とかしてくるの?」
『んぇ、、やっぱ…友達、だし??』
『結構ちゃんと、星導のこと信頼してんだよな、俺。』
くったない笑顔で、俺を見て話す小柳くん。
友達、ね…
嬉しいはずなのに、どこか喜べない俺がいる。
友達なんかじゃなくて、貴方の恋人になりたいです。
友達なんかになりたくない、そんなので俺の恋心を片付けないで。
そんな言葉を言う勇気なんて俺にはなくて。
どうしてこんなに好きになっちゃったんだろ。
彼の一挙一動に愛らしさを感じる。
でも、それと同時に俺以外のものになる彼が憎らしい。
どうしたって俺の気持ちは報われない。
咲かない恋を打ち明けるほど、俺も未熟じゃない。
俺には、小柳くんの事を笑顔にできないから。
ふとした瞬間に、小柳くんの体に触れてしまいそうになる時がある。
触れたらな、とか思っちゃうけど。
俺の中にある、彼への熱が伝わってしまう気がして怖い。
そう思うと、指先に触れることすらもできない。
あぁ、俺の想いは報われないんだな。
俺と視線を交わす時はそんな目してないもんね。
俺らに交わる想いなんて存在しない。
ずっと俺の一方通行。
ちゃんと分かってる。
それでも、ついつい彼の瞳を見てしまう。
元から朧月のような綺麗な瞳だったけど、彼の恋する瞳はより綺麗だから。
ほんと、友達なんかで終わらせたくなかったな。
俺より、ほんの少し背の低い小柳くんを見てそう思う。
無防備なその唇に、忘れないでと降参を意味したキスを。
なんてね、無理な話だけど。
どう足掻いても、俺に勝ち目なんてない。
ならせめて、愛しい小柳くんの恋が実ってくれれば。
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曲パロ2作目です〜!!
今回は、なるみや様の可愛いあの子が気にゐらないを元に書かせていただきました!
この曲大好きなんですよね〜。
最近は駄作続きな気もしますが…
また次回も読んでいただけましたら幸いです!
ではまた〜👋
コメント
12件
好き×好きはタヒにます。 ありがとうございます😇
初コメ失礼します…… ずっとあの2人の恋愛を求めてて行き着いた先が主様でした……。もう駄作なんかじゃないです心えぐられました興奮と歓喜の嵐です。ありがとうございます😭😭😭
なんとも儚い...あの曲でこんなにも素晴らしい作品が出来るなんて、、一条様もしかして神ですか?😇✨💕はい。一言で言うと最高です。長文失礼しました。