実在している方のお名前をお借りしております。
実際している方のお名前があるとしても、ご本人様とは全く関係がありません。
SNSなどで、ご本人様のコメントなどで、私の名前を上げたりしないでください。
紫→ななもり。 様
赤→莉犬 様
桃→さとみ 様
橙→ジェル 様
黄→るぅと 様
もう一度話しますが、ご本人様とは全く関係がありません。
注意
・必ずキャプションをご覧下さい。
・嘔吐表現が含まれます。
・兄弟パロです。
・青くんが体調不良に苦しみます。
・青くん愛されです。
・桃青、紫青、赤青、橙青、黄青が含まれます。
以下の注意に地雷が紛れ込んでいなければ進んでください。
少しでも、「あ、これ、ダメかも…」と思った時点で即座にブラウザバックをお願いします。
もし、気分が悪くなっても自己責任でお願いします。
ここからは本編です。楽しんできてください!
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「ん…」
朝日が顔を覗かせた朝、青髪の青は目覚め、今は5時頃だろうか…と、考え上半身を起こす。
いつも通りの朝だと思っていると、口を全開に開けて寝ていたのかと思うほど喉がピリッとし、咳き込む。2段ベッドで、下にいる桃髪の桃兄は起こしたくないのに…とは脳が言っていても、一向に体は辞める気にならない。
数十秒経った頃に、やっと咳が収まり、安心したのもつかの間、咳のせいで隠れ分からなかった吐き気、頭痛、腹痛が急に青を襲ってくる。
急に来て、びっくりしながらも、左手で口を抑え込み、右側の手で2段ベッドのハシゴを掴み降りる。そして、そこからは猛ダッシュ。なるべくみんなが寝ているのを起こさないように足音を最小限に抑えながらトイレの扉を開け、便器に顔を突っ込み嗚咽混じりに咳をする。
「ん”ぇ…げぼッぉぇぇ……がふっ、げほ……うぇ、っ……げほっごほ!」
黄土色の自分から出たソレを見て、また酷く吐き気が襲う。
咳を激しくしながらも、酷く吐き続け、波が治まったのかトイレットペーパーで口元を拭い、トイレのレバーを引き、流す。
長く便器に寄りかかり吐いていたからか、体力はとっくに尽き、トイレを流してからも数分その場で留まり、やっと立ち上がり布団に潜り込む。疲れたな、と考え、目を閉じると夢の中へ招待される。
「……ん、ちゃ、……青ちゃん! 」
ゆっさゆっさと体を揺さぶられ、青は目を覚ます。どうやら紫髪の紫が起こしに来てくれたようだった。
「紫……に、」
「ほら、起きて!もう、1階から何回も呼んだんだからね!ご飯も出来てるし、みんな食べ始めちゃってるよ?さ、青ちゃんも早く来な?」
「……うん、」
紫兄、僕体調悪いの。と言おうとしたが、言葉を塞がれてしまい、ま、いっか。と諦めてしまい。怠くて重い体を持ち上げて1階へ降りる。
階段を降りている間も、トーストとバターの匂いが香ばしいが、今の青には吐き気を際立たせるだけだった。胃が叫びあげているが、青は気づかないフリをし、赤髪の赤、桃髪の桃、橙髪の橙、黄髪の黄、にまとめておはよう。と挨拶をし、ソファより下の、絨毯に正座をする。
そうすると、周りからおはよう。遅いよ笑と声がする。
いつも通りの朝に、先程までドクドクしていた心がほっとし、紫ーくんが話しかける。
「青ちゃんも机にあるパン食べて!今日、学校でしょ?遅刻しちゃうよ!」
「あ、うん、……いただきます。」
ここは食欲が無い所か気持ち悪い腹の中に、無理やりでもトーストを押し込む。
赤と、紫が作ってくれたトーストは食べたくないと断ることは出来なかった。
チビチビと、のんびりと食べている青を見かねた桃が、青に腹いっぱいなの?と声をかける。
「あー、うん。お腹すいてなくて」
「ふぅん、なら、俺まだ食い足りないからちょうだいよ。」
普通の体調ならここははぁ!?何言ってんの!?クソ兄貴なんかにやる訳ないでしょ!!ていうかお腹すいてるなら紫兄に言って!と対応してたであろう。だけれど、今ばかりは腹に何も入れたくない。ので、うん、いいよ。と答える。
今だけはありがとう!救世主桃!と思う青であった。
桃が青のトーストを食べているうちに、着替えを済ませちゃおう。と、立ち上がると目眩が青を襲う。咄嗟に座り込み、運良く後ろにあったソファにボフッと音を立てながらも座り込む。
ソファの前で青のトーストを食べていた桃が振動に気づき、後ろを振り向き、少し心配した眼差しで大丈夫かよ、と声をかける。
「大丈夫、大丈夫…多分寝不足で疲れちゃっただけだよ笑」
「そ、苦しくなったら言って。」
どうやら、桃にはバレてしまっていたようだ。その言葉に動揺しながらも着替えてしまおう、と再び立ち上がり、2度目の目眩にはもう慣れてしまい、少し歩き方がぎこちないが、階段を上がり2階へ上がる。
無事着替えを終え、よし、と鏡を見つめながらちょっとベルト緩めかな?と思い、少しキツく閉めると、予想外に、吐き気が込み上げてき、またまた部屋から駆け出し、トイレへ駆け込み、朝5時頃の時は扉も前回だったが、流石に今はみんな起きてしまっているし、音漏れも酷くなりそうだからトイレの扉をガッチリ締め、鍵をかける。そうしてすぐに後ろを振り返り、勢いが強すぎたのか目眩で後ろに倒れ込んでしまう、ゴンッと鈍い音をたて、ズルズルと落ち、座り込んでしまうが、それを痛いと言っている暇はなく、すぐに便座を開け胃の中のものをぶちまける。
「ぅぷっ…げぇぇ、!!ふ…っおえ!!ぅぅ……ぅ、がほっ、げぽ……!!」
『コンコン、』
「おいおい……大丈夫かよ、青。」
コンコン、と扉を叩かれる音がして、心配している言葉をかけられる。その声の主は桃。どうやら桃も着替えようと2階に上がってきたところ、ゴンッ!と音がし、トイレの方へ駆けつけると青が嘔吐している音を聞き、心配し声をかけたらしい。
しかし、その言葉に答えられる程青には余裕が残ってないなく、代わりにえづきを口から零す。
「おげぇぇぇ……!!!!ぅ、っ!!ひっく、ふぇ、ぇぇ……うえっ!……ぇぇん…」
桃の声がした安心感と、苦しさがMAXになって遂に青は泣き出してしまった。泣き声と嗚咽を聞いた桃は、トイレの扉をドンドン!っと叩き、おい!青!鍵開けろ!と声をかける。
少し吐き気が落ち着いた青が、扉に寄りかかりながらも鍵を開けると、ガチャ、と音をたて扉が開く。それに重なって、扉に寄りかかっていた青がズルズルと横になっていく。
そして頭を打ってしまうと思った桃は急いで青の頭を受け止める。そして、受け止めた時に上向きになった青の顔を見てギョッとした。
青の顔は思ったより悲惨であり、汗、涙、鼻水、吐瀉物で顔はぐじゅぐじゅになってしまっていた。
とりあえず顔を拭いてあげようとトイレットペーパーを引く際に見た便器の中身を見てまたまたギョっとする。
こんな小さい体からは出ているとは思えない程の量の吐瀉物だったからだ、
一旦顔を片付けようと優しく青の顔を拭く。
そして、余りに遅い2人を心配したのか2階に赤が上がってきた。
「おぉ〜い、桃さん青さーん、そろそろ学校行く時間ですけど準備は済んでますか〜……ぁ?」
赤もトイレの扉が全開に空いている隙間から見た現状が酷くて急いで駆け寄る。
「ちょ、大丈夫!?青ちゃん…えっと、桃くんがやってくれたのかな?ありがとう!」
「……ん、俺トイレ片付けとくから、兄ちゃん青の事お願い。」
「りょーかい」
と話し、桃の手から青がスルっと抜け、赤に抱っこされる、すると急にボロボロと涙を流すものだから、赤はギョッとする。
「わわゎ、どぉしたの〜青ちゃん、吐いちゃったねぇ、大丈夫だよぉ。」
「ぅ……ぅぇっ!や、やぁぁ!!おにいちゃんがいい〜!!ふぇぇぇ!!」
と、えづきながら泣き出す。おにいちゃんとは、きっと桃の事だろう。仕方ないなあとふっと笑った桃は、赤から青を引き取った。
「兄ちゃん、立場逆転だ。」
「あいよ」
桃に抱かれてさっき泣いていたのが嘘かのように涙を引っ込め、桃の胸に頭をグリグリと押し付けてくる。
そんな青を気にせず桃は気をつけて階段を降りていく。
「兄ちゃ〜ん」
「はぁい?」
と、呼ばれた紫はキッチンから顔を出す。そして青の顔は見えないものの、先程2階から聞こえた話している内容は聞こえなかったものの泣いていると判断し、洗い物をしていた手を止め、蛇口をキュッと音を立て、タオルで手を拭いてから2人の元に駆け寄る。
(まるでお母さんそのものだ。)
「あれまぁ、青ちゃん泣いちゃったのぉ、どうしたの〜?」
「体調悪かったみたいで、さっきもご飯食べられないって俺に食べ物預けてきたし、今吐いてた。 」
と桃が話すと紫は目を見開き、眉を下げる。
「そうだったんだ…青ちゃん、気づけなくてごめんねぇ、ご飯食べれない時は食べれないって言ってくれていいんだよ。」
と、ヨシヨシと青の頭を撫でてあげると、先程まで桃の胸に顔を押し付けていたのを、顔を後ろ側に向け、紫を見る。
すると、学校に行く準備をしていた末っ子2人が駆け寄ってくる。
「なんや?なんかあったん?」
「青にぃ、どうしたんですか?怖い夢でも見ました?」
「今ねぇ、青ちゃん体調悪いんだって。橙くん、黄くん、あんまりちょっかいかけちゃダメだよ。」
「「!!」」
そう紫が声をかけると、末っ子2人は目を丸くし、いかにもビックリマークが出てきそうな表情で数秒固まったあとコクコクと頭を縦に振り、頷く。そうしている間にも青の体調不良は治まらない所か悪化し、ゴポッと音がしたあと、急に青の顔色が悪くなり、口を両手で抑え込み、う”ぅ”………っ!!と発す。それに気付いた紫は急いで袋を取りに行く、末っ子2人も紫を追いかけ袋を取りに行く。
そうして、抱き抱えていた桃は、一旦青を降ろしてあげ、青の背中を丁度いい手加減でさすってあげる。
「青、出しちゃっていいからな。袋に間に合わなくてもいいから。」
その言葉に、安心したのか気が緩み、青の押さえ込んでいる手元の指から吐瀉物がポタポタと音を立てて水滴が落ちる。
そうして、その行動に見かねた桃が、抑え込んでいる手を離してあげる。
「ぅ”ぇ”ぇ”……!!げぽぉっ!」
と、えづき、吐いてしまったが、袋が青の口にセットされる。どうやら、その主は黄。真っ先に袋を見つけ出し、ギリギリ間に合わなかったが被害は少しで済んだ。
それを見た桃はぽかんと口を開け、驚いたが、すぐに微笑み、ありがとう。と言った。そしてトイレを掃除していた赤が、掃除し終わったのか階段を降りてきた途中であちゃぁ、と呟いた。
「ぉ、おえっ!……ふ、ふぇ…ぁぁぁん……」
「青ちゃん、気持ち悪いのなくなった?苦しかったね、黄ちゃん、俺より袋早く探してくれてありがとうね。」
「大丈夫です!」
「凄いなぁ、黄ちゃん。」
「あちゃ、青ちゃん吐いちゃったか…俺階段掃除するから、桃くんと青ちゃんは2階行ってな?」
その赤の言葉に桃は青を連れて2階へ進む、が。
「いやっ、いやぁぁぁぁぁ……!ひっく、うえ、いかな……ぁい!!!ぇぇぇん!!!」
と、青は2階へ行くのを拒否した。どうやらみんなと離れるのが嫌だそう。けれど、1階にはソファしか横になれる所は無く、青もベッドで横になった方が体が楽だろうと思っていたものだから、桃はうーんうーんと頭を悩ませた。
その末、思いついたのが布団を1階に敷けばいいんじゃないか?だった。
うん!それにしよう!と1度上がった階段をまた1階へ降りる。
それに混乱した赤が声をかける。
「あれ、桃くん?行かないの?」
「青が嫌だって言うから。1階に布団を敷こうと思って。」
「え!それいいね!桃くん天才!正直、俺たちの目に届かないから心配してたけど、それならいつでも見れるね!」
と目を輝かせた赤を後ろに、早めに青を楽にさせてあげたいので、ソファに降ろす。泣き叫ぶかな、と想像していたが、もう泣く体力もないみたいで、ソファにぐったりと腰掛けてしまった。泣き叫ぶ前に、と足速に2階へ行き、布団を引っ張り出す。
と、そんなスムーズには行かず、感覚が鈍っていただけで遅れて桃が2階へ行ってしまったことを理解するまで頭が回らずぽかんとしていたが、それを理解するとまたまたボロボロと涙を零し、また泣き叫ぶ。
「桃に……!!桃に……!!ぇ”ぇ”ぇん!!!」
その泣き声に、紫はソファに寄りかかりながらも、座っていた青だが、段々横に傾き、結果的に横になってしまった青へ駆け寄る。
「あぁ〜、桃くん居なくて悲しいね、寂しいね、大丈夫だよ〜。 」
「紫にぃいいい!!!げぽっ!」
まさか吐かれると思っていなかったのかその場で固まってしまった紫に、見捨てられたのかと混乱した青がもっと泣き叫ぶ。
「ん、んぁ”ぁ”ぁ”ぁ”あん!!!こぁいぃぃ”ぃぃ”!!!ぇぐっ、”げほっぁぁん!!!ぅぇっ!」
ボロボロと涙を零す青に、我に返った紫はごめんね、と頭を撫でる。吐瀉物は後で掃除すればいいか、ととりあえず青の慰めを優先する。
余程眠かったのか、頭を撫でられるのが気持ちよかったのか、すやすやと青は眠ってしまった。ずっと苦しむよりは寝ていた方がいいか、と少し紫は安心する。頭を撫でていた左手は青の頭から外し、ウェットティッシュと消毒スプレーとゴミ箱を手に掴んで戻ってくる。
それを横目に見ていた不安そうな目をした橙黄を大丈夫だよ。と頭をポンポンと撫で、青の吐瀉物の処理にかかる。
階段の青の吐瀉物の処理をしていた赤が、一通り終わったらしく、こちらの現状を見てまたかぁ、と笑い混じりに呟く。とりあえず、やる事が無くなった赤に橙黄お願いと指示をする。そしたら、大量の布団を抱えた桃が部屋へ降りてきた。桃もこちらの現状を見てありゃ、と呟き布団を敷いていく。そうして敷き終わったら手伝うことある?と紫に聞いてくるので青を布団に入れてあげて。と指示をし、とりあえず吐瀉物の処理は出来たから、今度は失敗しないようにお風呂の桶を布団に運ぶ。そうして、枕の隣に置けば気づくだろう。と作業が終わった紫は、途中だった洗い物に取り掛かる。一方、桃は青に布団をかけ直してあげ、お腹をぽん、ぽん。と一定のリズムで叩いてあげる。
「桃くん、今日は学校お休みでいいかな?」
「うん。こんな青家に置いといて俺が一人で学校行ったら心配で授業集中できない。」
「あははっ、そうだよねぇ。まぁ、学校行かない理由は桃くんの体調不良じゃないんだから、青ちゃんが寝てる間に勉強してね。大変になったら桃くんの事呼ぶから。」
「うん。分かった」
と言い残し、桃は2階へ上がって行った。
そして数分後、洗い物が無くなった紫は、青の元へ駆け寄る途中に冷蔵庫を開き、一応冷えピタとポカリを取り出す。そして、棚から体温計も取り出し、青の元へ駆け寄り、正座をする。そして力の抜けた青の腕を少し広げ、脇に体温計を挟み、腕は元の位置よりも少し奥へ戻す。
そして熱を測っている途中に頭へ手を置き、思ったよりも熱くて紫は目を開く。すると、ピピピピピ、と音がなり、体温計を取り出すと、体温計には 38.6 という数字。高いな…と考え、1度体温計を床に置き、冷えピタを箱から開封する。
そしてフィルムを剥がし、ペタン、と青の額に冷えピタを貼り付ける。ビクンッと体が跳ね上がったが、なんとか起きなく済んだ。きっと今起きたら、桃くんを求めて泣き叫ぶだろう。
そんなことを考えながらも、あ。橙くんと黄くん、大丈夫かな。と紫は思い出し、赤くんが連れていった部屋の扉を開けると、赤くんも部屋から出ようと思っていたのか、赤くんが飛び跳ねる。
「に、にいちゃん……!!びっくりしたでしょ、」
「ごめんごめん、笑」
「それでさ、もう遅いと思うけど、2人を中学に届けようと思って。」
「そういう事ね、下2人だけでも学校行かせようか。」
「それでさ、今から自転車で行ったらもっと遅れちゃうと思うから、にいちゃん車で送ってくれない、?青ちゃん見ておくからさ。」
「うん、勿論。橙くん、黄くん、行こっか」
「あの……青にい大丈夫なんですか?」
「もしその、俺たちが必要になったり…」
「大丈夫だよ。青ちゃんはおにいちゃん達が見ておくから。大丈夫。心配しないで。」
「「分かった」」
そう言って橙黄紫は外に行き、赤は青の近くへ寄り、顔を伺う。が、スヤスヤと気持ちよさそうに眠っているので、心配は無いだろう。と赤は勉強を始める。
けど、ものの数分で赤は眠ってしまった。
「ん……んんぅ…」
そして、5分ぐらいだった頃、青が目覚める。一瞬自体を把握でき無かったが、段々と、目が冴えてきて、桃が近くにいないとわかった途端、急に涙が溢れてきた。
「ふ…ふぅん…、ぇ、ぇん……!ももに……!!くっ、ふぇぇ…!!」
「ん…青ちゃん……?あれ、俺寝ちゃってた?。って、青ちゃん泣いてる、?どうしたの?」
「ぅ、ぅぅ〜!!ももに……ぃぃい!!ぇぇぇぇんっ!!」
「あ〜桃くんか……!ちょっとまってて、青ちゃん。」
と、赤が桃を呼ぼうと立ち上がると、赤は急に後ろへ引っ張られ、後ろへ転んでしまう。
「わ……?って、青ちゃん…?」
「いや…いかないで……ぐすっ」
「……ふふ、分かったよ。」
『ガチャ』
「ん?兄ちゃん帰ってきたかな?」
「ただいまぁ!ついでにゼリーとか買ってきたから遅くなっちゃった!って、青ちゃん、起きたの。おはよう!泣いちゃってるの、桃くんかな?」
「うん、そうなの。買い出しの後でごめんけど、桃くん呼んできてくれない?」
「分かった」
タタタ…と2階へ駆け込む姿はまさに兄だ。その間もずっと青はグズグズしている。もう高校生なのに、熱のせいで精神的にやられてしまっているのだろうか。そして赤ははっ、と、青の体温を測ってないじゃないかと気づき、体温計を取りに行こうかと考えたが、青が動くのを嫌がるので、どうしようかと悩んで辺りを見回していると、偶然にも手元に体温計があった。にいちゃんが先に計ってくれてたのかな?と赤は考え、ピッとスイッチを入れると、履歴には 38.6 と表示されている。高いな…と赤は思いつつ青の脇に挟む。急にされてびっくりしたのかビクッと反応したが、体温計の冷たさが気持ちいいのか少し表情が柔んだ。
そしてドタドタドタと階段から音がし、桃が急いで青の元へ駆け寄る。丁度その時にピピピピピ、と音がなり、赤が体温計を青の脇から抜き、確認すると 38.1 と表示されている。下がってる、少し寝たからかな。と赤が考えていると何度?、と桃が聞いてきたので答えてあげることにした。
「38.1だったよ。」
「たっか…これなら俺も泣くわ。」
「あははっ笑俺が測った時より下がってる。良かった」
「ん、んっ」
「何、青。俺の手引っ張って〜、一緒に寝て欲しいのか?」
「うんっ、一緒、ねる。」
「!はいよ〜」
二人で布団の中へ潜り込むのを見て、赤と紫は目を合わせてくくくっと笑ってしまった。
そうして、2人は寝てしまったようで、兄2人はお昼ご飯を作ることにした。
超絶雑な終わり方になってしまいすみません💦💦
ここまでご覧いただきありがとうございました!お目目お疲れ様です……🍵
コメント等してくれると励みになるし、とっても嬉しいので是非是非コメントしてください!🫣💖
↓↓↓こちらからは雑談になります。
私pixiv民でして、pixivでは見る専なんですけども、テラーノベルでも投稿しようと思いまして投稿しました!😏
なので、pixivっぽい場面が混じってしまっているかもしれません💦本当にごめんなさ〜い!😭😭
体調不良パロ好きな方いますか?
嘔吐パロとか体調不良パロがもう好きすぎて好きすぎて……!!🏹💘
衝動書きしちゃいますよね……(())
本当は小スカとか入れたかったんですよ!!でももう展開考えるのが疲れたって言うか笑
こういうオチにしちゃいました🤣
と、雑談はここまでにしておきまして!
また👋🏻
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