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第4話青春の輝き
ドラドとちゃんと向き合って話してから、私はまたあの森に通い始めた。やっぱりドラドといる時は、どの時間よりも楽しい。ずっと一緒にいたいと思ってしまう。この気持ちは一生変わらないだろう。これは…友情なのだろうか。それとも……
「そんなに考え込んでどうしたの?」
とドラドが聞いてきた。どうやらずっと黙り込んでいたみたいだ。
「ごめんごめん。ちょっと考えごとしてて。」
「ふぅーん。辛くなったらいつでも言ってよ?僕はいつでも君の味方だからね?笑ってる君が好きだよ。 」
「…///ありがと。」
こういうことをサラッと言えるドラドはすごい。
顔面の良さとあいまって思わずキュンとしてしまう。
ほんとに罪な男だ…。
「…何その顔。僕なんか気に触ること言った?」
「べっつに〜?」
「なんなのさ〜!」
…ちょっと困らせてみよう。
「ただドラドはいい男だな〜って思っただけ〜!」
ドラドはきっと、
「いきなりどうしたんだよも〜!」
と困惑しながら言うに違いない。そう思いチラッとドラドの反応を見たら、
「ぇっ///…そお?」
と予想の斜め上の反応が帰ってきた。
なぜ赤面している?照れているのか?あのドラドが?…ん?待って。私も私でなかなか恥ずかしいことを言ったのでは?!色々考えているうちにしばらくの沈黙が続いた。私は気まずさと恥ずかしさのあまり
「そ、そろそろ帰るネ…!」
と言い、すぐさま家に帰って行った。