🐷🍌ペア
はじめてなので大目に見てください
🍌side
めんは案外やさしい。
俺がひとりで悩んでいることもお見通しで話聞こうか?という風にいつも相談に乗ってくれる。
荷物も持ってくれるし、手伝ってくれるし、
なんだかんだ人に尽くすタイプなんだなと思う。
「はあ、…」
「どうした」
ミーティングの後、2人きりになったタイミングで話を持ち掛けてみた。
「ね、どうやったら好きな人に振り向いてもらえると思う?」
「それ俺に聞くのは間違ってないか?w」
「いろいろ相談乗ってくれるじゃんめんは〜、 」
「ん〜、…好きな人、ねぇ…」
ほら、こういう時だって人の悩みに真剣だ。
「自分からアピールするしかないんじゃない、?知らんけど」
「アピール、…」
なら、
「めん、今度二人でどっか出掛けよ?」
「…なあ、おんりーさ」
バレたかもしれない。勘が鋭いから。
「俺のこと好きだったりする?なんちゃって」
「…、/」
俺の反応を見て彼が分かりやすく動揺する。
「えっまじなの?冗談で言ったんだけど、?」
「うん、…/」
はずかし死しそう。
「…」
「じゃあ、…付き合ったりとかは、、?」
「そりゃめんがいいなら」
顔を上げてめんの顔色を伺う。
俯いているけど赤くなっているのが分かる。
「俺は、いいけど…」
「…、じゃあきまりね、」
「おう、…」
いざ言ってみたら一気に吹っ切れて気持ちが軽くなった。
「ありがと、俺用事あるし行くね」
「え、?あぁ…、」
それでも恥ずかしくて急ぎ足で逃げた。
_うれしい。
ずっと片思いだと思ってたから。
🐷side
「はぁー…、やべぇー…」
多分顔が赤くなってたのバレてる。
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