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桜》…ん、
 
 桜は保健室のベッドの上で寝ていた
 楡井》あ、桜さん…起きました?
 
 桜》おう…?
 
 桜の目に見えたのは表情の暗い楡井と蘇枋だった
 
 楡井》…
 
 蘇枋》…桜君、君はあの後3日間寝ていたんだよ
 
 桜》3日間…な、なぁ、俺の隣のベッド、カーテン閉まってるけど誰が寝てるんだ…?
 楡井》…
 蘇枋》、梅宮さんだよ
 桜》は…?
 
 蘇枋》柳黒須にあんな事を言われて、立ち直れず自◯を図ったんだ、幸いにも下にいた柊さん達が助けてくれたけどね、
 
 桜》ッ…(俺のせいだ…俺が、俺が自分の意志に従って止めてくれたのに止まらなかったから…、!!)
 梅宮》ぅッ…、ッ、ハァ…
 楡井》!梅宮さん、!
 梅宮が魘され、楡井が梅宮に近寄り頭を撫で
 梅宮》やな、ぎ…ごめッ…おれ…ッゲホッゲホッ
 
 楡井》大丈夫ですよ、
 
 蘇枋》にれくん、ちょっといい?過呼吸起こしそう、
 
 楡井》はい…
 
 楡井と蘇枋が代わり
 
 蘇枋》…(梅宮を起こし、背中を擦り
 
 梅宮》ぅッ、ゲホッ…カヒュー、ゲホッ
 
 柳(蘇枋)》………大丈夫、俺は此処にいるよ、ずっと隣にいる、梅宮を一人になんてしないよ、安心して…?
 
 梅宮》ん、…(落ち着き、寝
 
 楡井》やっぱ手慣れてますね、
 
 蘇枋》まぁね、
 
 杉下》…(柊のスマホを持ち、入って来
 
 蘇枋》あ、杉下君…?
 
 杉下》ん…(スマホ画面を見せ
 
 蘇枋》何々?
 『ねーねー、この連絡先、風鈴の柊の連絡先であってる?』
 「あってるぞ」
 『オレ獅子頭連の兎耳山なんだけどさ、柳黒須って人、あれ自分の意志じゃないよ!』
 「なんでそう言える?」
 『実はさ、あの後亀ちゃんと帰る時に柳黒須、首に注射打たれてたよ、路地裏で』
 「!判った、情報提供有難う」
 
 蘇枋》…これは、梅宮さんが知ったらヤバそうだね…
 
 桜》…
蘇枋》おっとこっちもやばかったかな、桜君、今は耐えて
桜》わかってる…
それから月日が経 ち
哉真斗》また来ちまったな‐!
柳》フウリン♪フウリン♪
柳黒須と哉真斗はフウリンに現れた
梅宮》…
柳》おや、梅宮君じゃ~ん、一人〜?
梅宮》友達喧嘩に巻き込みたくないからな!(微笑
柳》…哉真斗、
哉真斗》ん〜?
柳》……梅宮は俺がやる