昔々、シンデレラと呼ばれている美しく心が優しい娘がいた。だが、その娘はかなり口が悪かった。シンデレラのお母さんは、亡くなり、お父さんが新しいお母さんと結婚しましたがそのお母さんはとても意地悪で頭のネジも外れているようでした。さらにその連れ子である二人の義理のお姉様からもその美しさを妬まれ、掃除、洗濯、食事の支度など全てシンデレラにやらせていました。シンデレラは毎日毎日「あいつら!」と怒りに限界が来ていました。
ある時、国の王子様から手紙が届きます。舞踏会で王子様の結婚相手を決めるそうです。シンデレラは、
「お姉様たちに見せたら大変。こっそり抜け出そー♪」
とらんらん気分で仕事をしました。舞踏会の日。お姉様の服を盗み、きれいなティアラ、靴をはいて窓から抜け出します。お母様と、お姉様は気づかずにぐっすりと眠っていました。王子様は、シンデレラをとても気に入りました。そして、王子様とシンデレラは結婚することになったのです。シンデレラは結婚式をあげる日、
「あーあ。あの人達はほんっとに馬鹿ねえ。」
と呟きました。
お終い 〜End~
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