”天才”
よく皆が俺に対して使う言葉
母「テオはいつも偉いわね~ナデナデ」
テオ「……お母さんが大好きだから…」
大好きな母は体が弱かった
でも俺の気持ちを最優先にしてくれた
父「テオ?お前は完璧であるんだ」
父「テルや母さんみたいにならないでくれよ?」
父「亜樹は…いや母さんはお前の”天才”を衰えさせる」
テオ「うん」
まるで操り人形
息子にすがってる父を見るのは反吐が出るほど嫌いだった
でも…
そんな俺を救ったのは”ピアノ”だった
母「はいニコ」
母「テオが欲しがってたピアノ」
テオ「わぁ…!✨」
母「勉強ばっかも苦しいだろうからニコ」
テオ「弾いてもいいの…?✨」
母「えぇニコ」
その時俺はピアノという”芸術”に触れた
黒い黒鍵
白い鍵盤
開いた屋根から音がしっかり聞こえる
あぁ…
数年後
俺はとあるコンクールにでた
参加者は合計で15名
−−−「またこれかよッ…チッ!」
その中で特に人気の出てた少年のピアニストがいた
一般の楽屋ではなく少し豪華な楽屋でくつろいでいたらしい
テオ「~~♪」
俺は初めてのコンクール出場で
一般の楽屋で足を揺らしていた
他の周りでは別に知名度も何も無い
ただの裕福なとこのお坊ちゃんと俺を認知していたらしい
でも…
別に俺は勝ちとか負けのためにここに来たわけじゃなかった
ただただピアノが好き
それだけ…
−−−「うッ…うそだろッ…?」
テオ「ペコ…」
俺はその少年の前に演奏をした
誰もがあくびをしながら待っていた
でも俺は気にせず”いつも通り”弾いた
−−−「なんでッ…?」
テオ「……あぁ、こんばんは」
テオ「次の演奏…」
そしてこれが…
テオ「楽しみにしてますよ…スタスタ」
俺が初めて殺した相手…
−−−「ギリッ!」
rd「くそッ…!」
そこから俺は有名になった
他の芸術家たちと会い
まだその頃になかった物をすべて集めた
そして…
テオ「ボー…」
ラプ「どうかしたの?」
テオ「ううん、何もないよ。ぁ−…ハム」
ラプ「にしても…あの子すごかったわ」
テオ「あの子?」
ラプ「ほら、ヴァイオリンの子いたじゃない」
テオ「ぁ−、確かに…どちらも冴えていたね」
ラプ「あの子私の事務所にスカウトしようかしら?」
テオ「好きにしたら?僕は別にいらないから」
ラプ「フフッw」
ラプ「テオは相変わらず冷たいね」
テオ「逆に考えてみなよ」
テオ「”神の子”なんて言葉を持つのは…」
ラプ「ゾク!♡」
ラプ「やっぱりテオだ~!ギュッ!」
テオ「暑いよラプ」
テオ「ぁ−…モグモグ(まあでも…もしかしたら…)」
gr「~♫~~~🎶」
em「~~🎶」
テオ「(彼は別かもね…)」
ニエ「テオさん…そろそろお時間です」
テオ「ぁ−、もうそんな時間か」
ラプ「もう帰るの…?ショボン」
テオ「うん、支払いは先にしとくよ」
ラプ「また一緒にデートしようね!ニコ」
ニエ「……ジトッ…」
ラプ「……?」
テオ「じゃ…」
もぶ「お支払い28000円です」
テオ「キャッチでスッ…」
もぶ「承知いたしました」
テオ「…カツカツ」
ニエ「…これからどうなされるのです?」
テオ「あぁ、少し…」
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コメント
2件
もう神やん! 1日に2個も見れるなんて最高⤴︎︎︎ テオさんの過去、、、気になる👀 続きも楽しみです(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク