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この物語大好きです! 続き楽しみにしてます!
めっちゃこの物語好き!! 続き楽しみー!!!
安室side
「数日前のことだった。」
「莉心さん!こんにちは!」
「…こんにちは!」
「そういえば昨日……警察が事情聴取に来ていましたが……」
「ああ…そういえば私、帰っちゃったんでしたっけ。
すみません。」
「いえ、それは構わないのですが…今からでも受けないですか?事情聴取。」
事情聴取を莉心さんが受ければ、それを聞くことでいくらか彼女の情報を得られるかもしれないと思って聞いてみる。
彼女はそんなこと聞かれると思っていなかったという顔をしたあと、少し考え込み、
「いえ。遠慮します。」
と、笑顔でキッパリ言いきった。
…遠慮する?
「どうしてですか?理由をお伺いしても?」
「私は……」
少し迷う素振りを見せたあと、彼女は言う。
「警察が嫌いでして。」
…え。
「それは……なにか理由があるのですか?」
「安室さん。そういうのは聞くもんじゃないですよ?」
「…そう言われたからあの時はそれ以上追求はしなかったけど……」
「警察が嫌い、ねぇ……」
「理由がわからない以上、こちらも何も掴めないけど…」
「ん〜……」
コナンくんが何か考えてるみたいだ。思考の邪魔をしないように黙っておく。
「…とりあえずありがと!また何か分かったら聞かせてね、安室さん!」
「こちらこそだよ、コナンくん。じゃ、また。」
「うん、またね!」
さてと。
…とりあえずブランデーを探ってみるか。