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あれから数日経つ
あの日の質問に答えは出ないまま時間だけが過ぎてゆく
ボビーは風邪をひいたらしく今日は学校に来なかった
💛(放課後ボビーん家行ってやるかぁ)
なんてぼんやり考えながら窓の外を眺める
今クラスでは球技大会種目であるバレーのチーム分けをくじで決めている
もうそろそろくじ引きに行くかぁ
と人がだいぶ居なくなったのを確認し教卓へ向かった。
そのくじを委員長に見せ黒板に名前を書かれた瞬間廊下側から俺への小言を言う声を耳にした
♡うわwお前ニキとじゃんw
♡wwwww
♡おつかれーwww
♡まじじゃん、ニキとかよー
僕だって嫌だわなんて思いながらそっち側を見ているとその中の1人と目が合ってしまった
そして、俺の席の方へと移動してくる
♡なぁお前…ほんとに
♡惨めだなwwwwww
💛…
そんなのわかっている
自分でも気づいている
僕だって自分にしかできないような、1番になれるような能力が欲しかった…
兄さんは俺が欲しいものを全部もってる
運動神経も、頭の良さも、親からの愛情も
全部兄さんのものだった…
僕はそんなにダメか?努力しているのに?
これ以上どうすればいい?
頑張ったんだ。兄さんが出来ないことが出来るようになりたかったから
結局、僕が先に始めた習い事は兄さんの方ができていた。
気づきたくなかった。こんな形で惨めだと思い知らされるのはあんまりだ…
もう、全部をやめたい
死んだらどれだけ楽だろうか…
💛…そんなのとっくの昔からわかってんだよ((ボソッ
♡あ”?
💛お前なんかに言われなくてもずっと全部聞こえてるんだよ!
💛そうだよ!お前らが裏で言ってる通り僕は笑い者でボビーは人気者だ
💛でもな、ボビーも兄貴も来せない存在じゃない!たかが天才だ
💛神様じゃなければ僕が何百回、何千回試せば勝てる可能性があるかもしれねぇだろ
💛そんなのも考えれねぇやつが影でごちゃごちゃとうるせぇぇ!
僕はその時気づくとそいつの胸ぐらを掴んで殴っていたらしい
その後は先生に止められ校長室に連れていかれ親にこっぴどく叱られながら家へ帰った
家に帰って思い出す
💛(あ、見舞い行くんだった!)
そう思いさっき怒られたからと静かに外へと走った
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おしまいです
今回ちょっと書き方?変えてみました!
こっちの方が見やすいなぁと自分では思うんですがどうでしょう?
とりあえず明日も多分投稿します
本当は昨日描いたんですがバグって保存出来ないやらデータ全部飛ぶやらで萎え萎えぴえんだったので今日となっています
まぁでは、また次のお話で~(*˘︶˘*).。.:*♡