〜この作品を読む上での注意⚠️〜
・ご本人様とは全く関係はありません
・曲パロです
・BLではありません(すべて友情です )
・作者は関西出身ですが、地域によっては変だと感じるかもしれません
・流血、暴力の表現があります
・作者の捏造、妄想です
・設定がガバガバです
・キャラ崩壊注意
・今回は狂犬組
・問題があれば削除します
これらの事がOKだよという方のみ閲覧ください
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NO視点
とある時代に、名も無い集落がありました。そこに、名の無い二人の忌み子のお話し。そんな忌み子2人の物語へと、ご招待いたしましょうか。
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????視点
産まれついた時から、俺は忌み子だった。
それはなぜか?俺が知る訳がないだろう。
いつもいつも、外に出ようとすれば親が俺を止める。そして、俺が勉強で一問間違える事に一発殴られる。
mob「お前はそれ以外取り柄が無いんだから私達の為にやっとけよ!!」
そんな俺に与えられる物は、2度の飯と睡眠だけ。俺には、名前なんてものはない。特段悲しい事はない。だって、いつもこっそり俺しか入れない抜け道から外へ行っているからだ。なぜ逃げない?ーー否。
”逃げない”んじゃない。”逃げられない”のだ。なぜって?ここは集落だ。囲いがある為逃げる事ができないのだ。いつも、城の裏にある花畑で遊んでいる。
そして、今日もまた俺は外へ行く。
今日は何があるものか。
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⁇⁇「今日はもう勉強終わらせてきたからなー存分に遊べる!」
ん?あれ?あそこに人…?なんでなんやろ?ここにおる人なんて、俺以外おらんはずやのに。
そして、俺は、花畑に座っている少年(少女?)を見てみた。
ーーすごく綺麗だ。
そう思った。なぜって?だって、あんなにも儚げがあるなんて。肩までつく長い髪、長い睫毛、華奢な体つき、そしてなにより、黄金の瞳。どれだけ儚げがあるかなんて、今、ここにいる俺しか計り知れないだろう。
そうして、時が止まった様に見ていると、ついにその少年(少女?)に見つかった。
⁇⁇?「お前笑めっちゃ俺の事見るやん笑みすぎ笑」
あ、男だったんだ。
「すまんすまん笑あまりにも綺麗で、見惚れてもうたわ」
⁇?⁇「いや、男に見惚れるてなんやねん…」
「そういやお前何してたん?」
⁇⁇?「ん?あぁ、花冠作ってた
ここの花畑綺麗に咲いとるからさ」
「ああなるほど。俺もここの花畑好きやで」
⁇⁇?「んふふ笑それやったら俺と一緒やなぁ」
「せやな。なぁ、それさ、俺にも作り方教えてくれん?」
⁇?⁇「ええよ笑」
「ありがとう!」
そう俺がいうと、その少年は、優しく微笑みかけた。あと、意外にも、花冠を作るのが難しいって事に気づいた。今日は色々な発見があって、楽しかった。こんな俺に優しくしてくれるなんて。なぜ優しくしてくれるのか。そう疑問に思ったら、もう口に出ていた。
「なんで俺に優しくしてくれるん?」
⁇⁇?「?なんでって、強いて言えばお前が俺に似てたからかな〜」
「どこが?????」
「俺、お前みたいに綺麗じゃないし、花冠作れへんし」
「どこが似てるんかわからへんわ」
⁇⁇?「いや?十分似とるよ?」
「????」
⁇⁇?「もうそろそろ帰ろうぜ!」
「せやな!」
⁇⁇?「またな!」
「おん!また明日!」
あ、名前聞くの忘れた…また今度でいっか。
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⁇?⁇「こら!!!なんで怪我してんのほったらかすねん!!!!!それで余計に怪我悪化したらどうすんねん!!」
今、俺は叱られてます。
なぜって?今日、勉強で俺が間違えたからだ。そのせいで腕とか足があざだらけになってしまった。でも、はやくあいつに会いたくて逢いたくてたまらなかった。だからほったらかしてしまった。
⁇⁇?「聞いとんの!??」
「聞いとるよ。やって、お前にはやく会いた買ってんもん…」
⁇⁇?「うっ、、、それ言われると怒るにも怒らへんやんか…」
「???怒ってる時って殴られるんや無いの?」
⁇⁇?「…。お前なぁ、怒られるってのはな?殴られるだけや無いんやで?やってな?怒られるってのはな?相手の事を想ってやってる事やねん。暴力のある叱りってのはな?相手の事を想ってないっていう証拠やで?」
「、、、そうやったんや、、、」
⁇⁇?「やから、俺んとこ来るときはちゃんと手当してから来て、、、お願いやから」
「おん。わかった」
⁇⁇?「ならよかった!」
あぁ。これが人の温もりという奴なんだなぁ。そう、しみじみ思った。こんな事、一度もなかったからなぁ。
ずっと死にたいと思ってたから、こんな温もりなんて知らなかったなぁ。でも、こんな出来事(思い出)があるせいで、死なないじゃないか。でも、やっぱり、
ーー寒いなぁ。
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「あのさ、聞きたいことあるんやけどさ」
⁇?⁇「なに?」
「その、、、お前の名前が知りたいねん」
ある日、突然に俺はそう聞いてみた。
好奇心といのは恐ろしい物だ。思い立ったら、もう口に出ていた。今度から気をつけよ、、、
⁇?⁇「え、名前?…普通さぁ名前聞くんやったら自分から名乗らんか???」
「確かに、、、って言おうと思っても俺名前ないからなぁ。」
⁇⁇?「えっなら、、、俺が付けてもいい?」
「えっ」
⁇⁇?「あ!だめやったら別にええよ!?」
「いや、、、嬉しくて」
⁇⁇?「…!そっか!」
⁇?⁇「ん〜なんていう名前にしようか、、、」
「、、、まだ?」
⁇⁇?「う〜む、、、あ!せや!こんな名前とかどうや!?」
「?なに?」
⁇⁇?「”コネシマ”とか!やって、いっつも駄々捏ねるからな!」
「こねてないわ!!…でも、その名前いいなぁ!めっちゃ気に入ったわ!」
⁇⁇?「ふふふ笑なら良かった!」
「それで、お前の名前は?」
⁇⁇?「へ?」
「いや、お前の名前。名乗るときは自分から、ってお前が言うたやんけ。お前が俺の名前付けてくれたから言ったって事になるから」
⁇⁇?「、、、ごめんな。俺さ、名前も舌もないねん」
「???え?舌はあるやろ。やって喋れてるんやから」
⁇⁇?「まぁそうやけどな。そうやないねん」
⁇⁇?「はい!これでこの話はおしまい!」
⁇?⁇「もうすぐ日が暮れるからさ、一緒に帰ろう?」
「、、、わかった!」
そういうと、彼は俺の手を優しく引いてくれた。
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mob「おい!お前!どこに行っていた?」
「別に…?ずっと家におったで…?」
mob「嘘をつけ!お前がここ最近家を抜け出していた事くらい知っているんだぞ!」
「え…」
mob「お前はつくづく役に立たないな…!もういい!お前なんか売ってやる!」
「えっいや…いや…お願いやから…売らんといてや…!」
mob「ふっざまあみろw」
「あああああああああああ!!!!!!」
そうして、オークションにて、俺は売られた。そして、とある研究所にたどり着いた。そして、そこにいたのは、、、
⁇?⁇「え、シッマ!???なんでッ?
なんでここに…!??」
「え、お前、なんでここに…?」
⁇⁇?「それはこっちの台詞!
んまぁでも良かったなシッマ!もうすぐこ
こから出れるから!」
「え、なんで?」
⁇⁇?「俺はな!この地獄から逃げる為に準備してきたから!やっとやねん!やっと!準備が整ってん!」
「え、マジで?」
⁇⁇?「まじ!計画日は一週間後!」
〜都合良ッッ!!って思ったそこのあなた!それは無視してくれ!というか無視しろ!このやろ!byきゅうり〜
「そうなんや」
⁇⁇?「うん!あ、でも一週間この地獄に耐え続けなきゃあかんけど…」
「そんくらい大丈夫や!お前の方が辛かったやろ!」
⁇⁇?「全然大丈夫やで!やってさ?シッマとおれたら、俺は”幸せ”やもん!」
「そっか」
⁇⁇?「うん!」
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そして、この一週間、地獄だった。この鉱山で働いた。泣きそうだった。まだ勉強している方がマシだとも思った。でも、それ以上に、俺がヘマをすると、殴られる。棒状の物で、殴られる。だが、その事に、シャオロンに庇われる事の方がよっぽど辛かった。心が痛かった。そして、脱走する事の罪の重さを知った。脱走しようとしたやつがいた。だが、結局失敗して、殺された。俺の目の前で。その事があってから、シャオロンに聞いた。本当に脱走してもいいのか。
⁇⁇?「逆にシッマは脱走したくないん?」
「そら脱走したいわ」
⁇⁇?「やろ?
、、、でもな、今、今。動かへんと、結局この現状は変わらない。なら、動かなきゃいけない。この地獄から、絶対抜け出してやる。」
「、、、。うん」
⁇⁇?「んふふ笑わかってくれて良かった」
⁇⁇?「あと、シッマは知らんくて良い事言うけどさ」
「ん?」
⁇⁇?「俺は彼奴らに、なにも喋れないんだよ。」
「???」
⁇?⁇「んまぁ、とりあえず”2人で”脱走しよな!」
「おう!」
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彼奴はすごいなぁ。
ずるいなぁ。
俺には、勇気も、行動力も、力も、
なにも、
なにも、
なにも無い。
そう思った。
そして、俺たちはあの地獄から抜け出した。そのとき、俺は酷い無力感と、焦燥感に襲われた。脱走するまでの一週間。
”やめない。やめない。
”君はなんでやめない?”
”見つかれば殺されてしまうのに。”
そう考えて仕方なかった。でも、抜け出して良かったと思う。だって、こんなにも、こんなにも自由な空を見た事がなかったから。
もう、空は黄昏に染まっていて、俺と、彼奴、2人で手を繋いで夕陽に向かって歩き出した。
そして、2人で歩いて行くと、ちょうど良いくらいの古屋を見つけた。その古屋に俺たちは住み着いた。生憎、ちょうど使っている人がいなかった為、使う事ができた。
日が暮れて、夜が明けて。
その日は一日、彼奴と遊んだ。すごくすごく楽しかった。だって、今までこんなに彼奴と遊べた事がなかったから。
君と俺は、遊び疲れてしまって、帰ろうとした時。
鉱山にいた大人達が、俺達がいる所を突き止めてしまったらしい。そのせいで、彼奴は捕まった。どうやら、俺は一週間しかいなかったが、彼奴はもうあそこに5年もいたらしい。つまり、彼奴はそこそこ鉱山の情報を持っていたらしい。そして、またもや彼奴は俺を助け、彼奴は捕まった。
嗚呼。
どうして世界はこんなにも残酷なんだ。
どうして彼奴との幸せを願わせてくれない。
どうして、どうして、
そう考えるとキリがない。
あぁ。本当に、
”こんな世界君と俺以外
皆いなくなればいいのにな”
”皆いなくなればいいのにな”
ーーそんなに願うなら、俺が助けてやろう。
「え、」
ーーちょうどあの地獄(鉱山)を潰しに行く所だったんだ。
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そうして、その鉱山は、夕焼けと共に消えていった。
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⁇⁇?「シッマ!」
「良かった、、、お前がおって、、、」
⁇⁇?「ごめんな、心配かけて」
「ほんまやで、、、」
⁇⁇?「なあなあシッマ」
「ん?」
⁇?⁇「今更やけど、俺の名前教えてなかったやな?」
「せやな」
⁇⁇?「やっと、やっと俺の名前言えるようになったんや、、、!」
⁇⁇?「やから、聞いてくれ」
「おん!」
⁇⁇?「あのな?俺の名前はー
ーーー小さい龍、で、笑容!
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あとがき(と言う名の補足説明)
いや〜今回は短くなったはず…!なぜか最後を雑に終わらせてしまったのが悔しいです…!あと、昨日は投稿できなくてすみませんでした…でも、、、!でも、、、!一応週2で投稿したからセーフ…!セーフなはず…!
では、ここで補足説明!
Q:どうしてシャオロンさんは舌が無いといっていたの?
A:それはですね、この地獄から抜け出すまで、自身に関する情報、鉱山に関する情報を言う事ができなかったわけですよ!つまり、自分を知ろうとしてくれている人に、自身の情報を言う事ができない、そう私は解釈したつもりです!
Q:あの謎の「鉱山を潰しに行く所だった」と言っている人は誰なの?
A:あの人はグルッペンさんです。
鉱山を潰した後、コネシマさん、シャオロンを拾って今は軍で幸せに生きています。
なぜシャオロンさん、コネシマさんを拾ったのかと言うと、あんな鉱山に居たら精神なんて崩壊してしまうのに、シャオロンさんは崩壊せずに、しっかりと、前だけを見据えていたからです。
コネシマさんに関しては、鉱山で培われた筋力のあるシャオロンよりも身体能力が高く、グルッペンさんは、「こいつ…うちの軍で鍛えたらとんでもない逸材になるのでは…!?」と思い拾ったわけです。
Q:どうして、最後の漢字が違うの?
A:えーと、あの鉱山から抜け出すまで、笑顔がなかったからです。
はて?ってなりますよね笑ちゃんとそこに着いても説明をします!
中国語でシャオロンは漢字で”笑顔を許容する”で、笑容(シャオロン)とかきます。
つまり、あの鉱山にある合間、シャオロンさんは笑顔を顔に浮かべる事を許容される事はなかったんです。だから最後に笑顔になる事ををやっと、やっと、許容された為、名前を言う事ができたということです!絶対意味わかりませんよね!はい!すみません!
とりあえず補足説明はおわります!
あと、このお話が好評だった場合、続編でも出そうかな〜等と考えておりました。
んまぁ、流石にこんなお話が好評なわけないと思いますけどね…!
では、長くなりましたが、閲覧ありがとうございました!
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