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『 一輪の花 』
メイン ▸︎▹︎ 1期生組
【 注意 】
ご本人様には関係ない(てか作者本人)
名前はすべて旧名です
こちらの話は戦争の話が含まれます
嫌な方は見るのをおやめ下さい
甘党組 ▸︎▹︎ 兄妹
保護者組 ▸︎▹︎ 姉妹
姉妹組 ▸︎▹︎ 姉妹
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橙
「 あれ?どこか出かけるの? 」
淡
「 うん,せっかくの休みだし…友達と遊びに行くの 」
橙
「 気をつけてね? 」
淡
「 わかった!じゃ行ってきます! 」
皆さんはじめまして
あまねです!
今日は友達であるしーたんと遊びに行きます!
しーたんの家はあまねの家から少し離れてるため
30分ほど歩くんだ
まぁこれくらい慣れてるんだけどね
だけど楽しい日々はもうこれで終わりだとは知らなかった
ウゥーーゥ(( 警報音
淡
「 えっ? 」
空を見上げると敵隊の航空機が飛んでいた
おばちゃん
「 嬢ちゃん!早く防空壕へ! 」
淡
「 …は、はい 」
だけどあまねは防空壕に入る前に転んでしまった
そして
ドガッーン
あまねは目の前で地獄を見た
…お兄ちゃん…ゆららのことも考えたらが
あまねのお兄ちゃんはゆららっていう
だけど戸籍としては女の子となってる
理由は兵隊として入れたくなかったから
あまねもほんとそれでいい
家族がタヒぬなんて絶対嫌だから
黈
「 あまねちゃん!大丈夫!? 」
淡
「 めいたん……し、しーたんは!? 」
黈
「 出かけちゃったから見てないの…とりあえず…危ないから早く防空壕にいくよ 」
淡
「 …う、うん 」
あまねはほんとに怖かった
地獄を見る感じで
目の前はもう火の海
人々がたくさん倒れてる
だけど…目の前に見覚えある人がいた
淡
「 しーたん? 」
黈
「 えっ!? 」
淡
「 しーたんッ!しーたん…何してるの! 」
黑
「 …嫌だっ! 」
黈
「 …何が 」
黒
「 僕は…僕は絶対に逃げないんだよ! 」
赫
「 君たち…何してるのって…みんな 」
瑞
「 早く逃げないとみんなタヒんじゃうよ! 」
みるみる焼夷弾が落ちたり
そして
ドガッーン…グラッ
黈
「 みんなッ逃げて!! 」
上を見ると家が崩れ
あまねたちのところに落ちてきた
めいたんの言いがかりで
あまねは助かっただけど
ガッシャーン…
黈
「 はぁはぁ…ッ、みんな大丈夫!? 」
赫
「 …2人が…2人が下敷きに 」
淡
「 …ッ 」
黈
「 志桜!!ふうなちゃんッ! 」
2人は下敷きに
だけど…味方の軍隊があまねたちのことを助け
その場を離れてしまった
少し離れた病院に行くと
橙
「 大丈夫っ!? 」
淡
「 …良かった… 」
黈
「 ゆらら… 」
…友達を失ってしまって
すごく悲しかった
そして…
黈
「 …ッ、志桜の…馬鹿っ 」
淡
「 …どうして? 」
黈
「 たった…ひとつの花を守ってたんだよ… ”一輪の花”を」
淡
「 しーたん 」
…しーたんはあの時…花を守ってたらしい
自分の命を捨ててまで…守って
数ヶ月後
戦争は終わった
日本は敗戦
妹を失っためいたん
姉を失ったふうなちゃん
2人ともすごく泣いた
もちろんあまねだって泣いた
そしては今はお墓に来てる
そして…あまねは一輪の花を
捧げた
ユリの花を
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ユリの花言葉
「純粋」「無垢」「威厳」
コメント
10件
人泣かせるの好きなの?!ゆらら肌荒れしちゃう?!(( 最高すぎるうううううう
んわぁ、、好き、(