テラーノベル
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とぼとぼと公園からいつもの帰り道を1人で歩く。
1人だとこんなにも遠く感じるものか。
「結衣、どうしたんだろう、」
「事故に遭ってたりしないよね、」
「誘拐されたとかないよね、」
最悪な想像だけが脳内を占拠していた。
「ただいま、」
母「早かったね。元気なさそうだけど、喧嘩でもした?」
「いや、結衣が来なくて、
約束した場所にいたのに。」
母「そっか。明日学校で聞いてみたら?」
「うん、そうしてみるよ。」
ー翌日ー
登校の時も、結衣は見えなかった。
来なかった。
学校に行く。
「おはようございます!」
先生「直樹さんはいつも元気だよね〜」
「ありがとうございます!」
先生「あいさつ、続けてね。」
「はい!」
元気じゃないよ、先生。
全然元気じゃない。
だって、いつも行動を共にしてた結衣が、いないのだから。
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慧 kei
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コメント
1件
玲奈さん、第2話「いない」読ませていただきました🥀 結衣がいない…それだけで直樹くんの日常が全部色を失っていく感じが、胸にじわっとくる描写でした。特に「ただいま」って言ってるシーン、お母さんに「元気ないよ」って言われても「うん、そうしてみるよ」って返すところ、すごくリアルで切なかったです。最後の「元気じゃないよ、先生」のところで、ああこの子、本当に結衣のこと大事に思ってるんだなって伝わってきて泣きそうになりました。 続き、すごく気になります…!