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どろどろしてる〜〜好き〜〜
ほわさんののべこん!
いままで妄想してきたのを吐き出す時が来た!!!
お題は「カラス」
主人公を『』主人公の親友を【】そのたを「」で表すよん。
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カラスの鳴き声が響く。
あぁここからなにが始まるのか不安で仕方ない。
《さぁ断罪を始めましょう》
「ねぇ,私いじめられてるの。」
「あなたのせいだよ。」
放課後突然呼び出されて聞いた《それ》は特に驚くものでもなかった。
不吉の予兆のように鳴り響いていたカラスの鳴き声はまるで嘘みたいだった。
【僕のことだって…いいたいの?】
突然後ろから聞こえた声は親友のものだった。
普段からイタズラが好きで性格が悪い。
でも俺にしか見せない笑顔が好きだった。
親友は気に入らない奴がいると陰湿ないじめをする。
まるで勝手にものを取ったり漁ったりするカラスのようだった。
【ひどいよ…僕はただ仲良くなりたかったんだよ…?】
【いじめてなんかないの…本当に。この子嘘ついてるんだよ】
【わかって…くれるよね…?】
こんなのどうせ嘘だ。
分かっている。分かってるけど許してしまうのはきっと俺が狂っているからじゃない、世界が狂っているからだろう。
『…あぁそうだ、こいつは俺の親友だぞ?そんなこと、するわけないじゃないか』
『俺のことを…馬鹿にでもしてるのか』
「違うわ!私はこんな最低なやつの…親友でいさせられてるあなたが可哀想で…!」
【勝手に決めつけないでよ】
黙っていた親友が口を開いた。
あぁそうだ俺らはそんなこと分かった上で庇いあってるんだ。
きっと彼には俺がいなきゃダメなんだから!