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元貴 視点
俺は若井と付き合っていて、同棲もしている。最初の頃はお互い愛し合っていていたんだけど、最近、若井は忙しい事を理由に僕に構ってくれなくなった。なんなら僕に対して冷たくなった気がする。そんな感じが数ヶ月続いて、僕は”心配して欲しいなぁ”という気持ちが強くなった。そして僕は考えた、僕が怪我をしたら、心配して、僕の事を考えてくれるのではないかと。早速、今日、若井が仕事から帰って来たら、実行する事にした。
「ただいま」
そんな事を考えていたら、タイミング良く若井が帰って来た。
「おかえり!」
僕は玄関に居る若井の目の前に立って”今日は構ってくれる、?”と聞いてみた。
「疲れたから今日も無理、また今度にして」
案の定、若井はいつも通りの返事をした。
「…わかった、じゃあ、お風呂先入って来な?」
「ん」
若井は素直にお風呂へ向かった。僕はリビングに行き、包丁を持って、自分のお腹に突き立てて、椅子に座り、若井がお風呂から上がるのを待っていた。
しばらくすると、若井がお風呂から上がってきた。
「ね、若井、いい物見てかない?」
僕はそう言うと、若井は僕に近づいてきた。
「何やってんの、?お前、」
若井は今まで見た事がなかった顔をしていた。
「んー?若井、僕のこと好き?」
僕は若井の質問を無視して、若井に問いかけた。
「好きだよ、好きだからやめろ、!」
「ふーん、じゃあ何で僕に構ってくれなかったの?」
「それは…」
僕が問いかけると、若井は俯いて固まってしまった。
「へー、これにも答えられないんだね、まぁいいや、若井、最期まで僕のこと見てて?♡」
僕はそう言うと、自身のお腹を思いっきり刺した。
「…ヴ、」
僕はあまりの痛さに椅子から落ちて、倒れてた。
「おい!元貴!しっかりしろ、!頼む、、生きてくれ、、」
若井は僕の事を抱きかかえると、段々目に涙が溜まってきた。
「ふっ笑」
僕が笑うと、若井は驚いたような顔でこっちを見てきた。
「ほんとに、…僕の事が、ゥ…好きなんだね?笑」
「当たり前だろ!!大好きだよ!!俺、元貴以外好きになれないんだよ、!!!」
嬉しかった。若井がこんなにも僕の事を求めていてくれた事が。
「わかぃ、、僕…もうすぐ死ぬ、、からさ、若井もすぐに来てね、?」
「当たり前だろ!すぐそっちに行ってやる、」
「ふふっ笑良かったぁ、若井、大好きだ、よ」
そう言うと僕は意識が朦朧とした。
「俺も大好き、愛してるよ、泣」
でもこの言葉だけがはっきりと聞こえてきた。
コメント
4件
え…?神すぎません…?最高なんですけどぉ…!!(?)