テラーノベル
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「ねぇ、シードちゃん、?」
そう声をかける。
『ッチ なに?なんかよう?』
そう言って俺の事を睨みながら言ってくる
「いやッ大丈夫、ッ。ごめんね、」
不機嫌そうな足音を立てて玄関の音がする
扉が閉まった音がした時。
俺の心の中の何かが壊れた音がした。
「ッ、、シードちゃッ、ん」
床に涙が落ちていく。
昔はそんなことなかった。
優しくて。
俺の目を見て笑ってくれて。
誕生日も、記念日も祝ってくれて。
夜だって楽しい日々が沢山あった。
「必要じゃなくなったのかなッ、?」
「俺をこんなんにした癖にッ、、」
腕には根性焼き、自傷行為の痕。
そんな腕に俺はまたカッターを押し付ける
「ははッ、、馬ッ鹿みたいッ、、」
依存してしまった自分に後悔をする。
きっと帰ってきたらベッドに行く。
こんなに雑にされてるのに別れられない。
「俺。もうシードちゃん無しじゃ生きれないな。笑」
そう言って俺はお風呂場に向かった。
コメント
1件
うわあ……第3話、めちゃくちゃ重くて苦しかったです……。回想で見せる昔の優しいシードちゃんと、今の冷たい態度のギャップが刺さりました。「必要じゃなくなったのかな」って言葉と、腕の根性焼きの描写が重なり合って、胸がぎゅっとなりました。依存してしまった自分への後悔と、それでも別れられない苦しさがリアルで、読んでて息苦しかったです。ヤニ吸いの天才さんの作品は、人の心の闇をすごく丁寧に書くから、読むたびに感情が整理されていく気がします。続き、気になります……。