ロボロ視点
rbr :「じゃ、ショッピくん。俺はこっちの書類調べるからショッピくんはそっちよろしくな」
shp :「はい。」
rbr :「ペラペラッ」
紙をめくりながら俺は考えた
“シャオロン”
のことについて。
俺とアイツは繋がりはあるんかな、、?
rbr :「…なぁ、、ショッピくん?」
shp :「ん、、なんすか?」
rbr :「俺とシャオロンって繋がりあった?」
shp :「はい、ありましたよ。シャオさん、ロボロさんのこと”マブダチ”って言ってましたよ」
rbr :「ッッ…マブダチ、、か……」
自然と笑みが溢れる。
そういや、、なんか
マブダチって言ってくれてた仲間が居たような気もする。
でも
思い出せへんのよ…
それが誰やったんか…、、
上手く書類に手が回らない。
どんなにショッピくんがシャオロンのことを説明してくれても…
思い出せない。
記憶が消えたみたいに……
そもそも、なんでショッピくんだけ思い出せたんや…?
考えれば考えるほど
訳が分からなくなって、どんどん
アイツのことを忘れてしまうー。
見た目はうっすらとしか覚えていない。
確か食堂で話しかけられた時。
普通に友達と話すような感じで俺らのところへきた。
どんな話をしたかなんてもう覚えていないけど
shp :「ロボロさん?俺あの、、書類部屋で確認しても良いですか?」
rbr :「ぉ、、?うん。ええで、、頑張れよ〜」
shp :「うす。ロボロさんもね」
静かに扉を閉めてショッピくんは出て行った
一人かぁ…
rbr :「………ショッピくん。居らへんけど…そ、そっちの方も電気つけよ、、。」
なんか、暗いの嫌やし……
書類の山を見て小さくため息をつく。
正直
こんなことしなくて良いと思う。
忘れてしまうくらい
どうでもいい人だったんじゃないかなぁって
つくづく思う。
俺は”非合理的”なことは嫌いだ。
書類なんか
シャオロンという奴が出て行ってから
死ぬほど見たし、
何度もアイツを思い出そうとした…けど、、
rbr :「結局…なんも、、思い出せんかった」
アイツが居なくなっても
何度も何度も
俺は探したよ……
思い出したくて必死やったよ、、
でもな…
こんなに頑張ったのに……
意味なんかなかってんな………
俺ができることをやり尽くしたあと
ただただ
何してるんだろうって…
考えて、でもなんでか知らんけど
後悔…だけはしいひんかった、、。
やり切った感もないし、まだまだ俺はやれるって思うこともなかったし、、
その時はもう
何にも頭に入ってこうへんかった、、。
何も考えられへんかった…
そういや、昔。
幹部に入りたての頃……
rbr :「初めまして!ロボロです。」
gr :「お〜、元気がいいんだゾ。よろしくな
ロボロ!」
rbr :「はい。!」
gr :「じゃあ、ロボロの世話はアイツに任せるとするか、、」
rbr :「?、、アイツって?」
gr :「ん?お前の一ヶ月前に入ってきた奴だ」
rbr :「ぇ”!?、ほぼ新人じゃん……」
gr :「アイツの初めての後輩だ!今からインカムで呼ぶから待ってるんだゾ」
・・・・
「お?お前か?俺の初めての後輩わ」
rbr :「ぁ、、はい。ロボロです!」
「よし、よろしくな、!」
rbr :「あの、、名前聞いても、、?」
「俺の名前知りたいんか?」
rbr :「はい。そりゃぁ〜ね?」
「よし、、じゃあそこにある柱見えるか?」
rbr :「え、、?うん。見える…けどぉ、、」
「ニヤッ…じゃあ、あの柱に俺よりも速く着いたら名前教えてやるよ!」
rbr :「な”ッッ!?」
「よーし、、それじゃレディ〜、、ゴー!」
rbr :「ちょっ…意味わからんって!!」
あ〜、、最悪な人に当たった…
でも、俺は走った
まぁまぁ自信あるしぃ?
rbr :「ハァハァ…どうや?俺まぁ早いやろ?」
「おーい?ロボロ、、ハァハァ。お前そっちの柱ちゃうよ〜💦こっちの柱」
rbr :「ぇ?…え、そっち!?」
「うんwめっちゃ走ったなぁ…でもまぁ、俺より速かったし…教えるわな!ニカッ」
rbr :「………うん!ニカッ」
「俺はーーーーーやで!!」
あれーー、、
思い出されへん……
誰やったけ…?
「ロボロ?お前頑張りすぎちゃう?」
rbr :「そぉか?。普通やと思うで?」
「今日徹夜何日目?」
rbr :「……三日…」
「アカンやんけ!俺が書類しとくからお前は休めよ!」
rbr :「はぁ!?いやや!俺がやる!」
「……先輩の命令や!」
rbr :「……くっそ…こういう時だけ先輩面しやがって……」
「お前は頑張りすぎやねんって…寝ろ。寝るんも大事やで?お前は俺の大好きな仲間で後輩やからな!」
rbr :「……うん。分かった…/」
「照れてんの!?童貞〜、」
rbr :「ッッ!?うっさいわぁ!!」
shp :「…さんっ!
…ロさん!!……
ロボロさん!!」
rbr :「…ん、、、」
shp :「ぁ…起きた……良かったぁ……」
rbr :「ぇ、、俺寝てた!?」
shp :「はい。俺が知ってる限りだと…1時間くらい……かな?」
rbr :「ぇ”ッッ!?そんなにッッ、、やばい…ごめんな今から書類見るわっ」
shp :「ぁ…はい。でも
頑張りすぎないでくださいね、、?」
rbr :「ッッ……うん。」
なんか、、あれやな…
rbr :「ショッピくんはアイツに似てるな…」
shp :「………そっすか。」
rbr :「ぇ、、?俺なんか喋った!?」
shp :「…いえ?何もでは頑張ってくださいね」
rbr :「うん。がんばるわ」
シャオロンが誰なのか…
はっきりとは思い出せないけど……
多分。
俺にとっては大事な人やったんやろな…
絶対…
思い出してみせるからッッ…!!
待っててくれ!
シャオロン…
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お疲れ様でした。
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コメント
2件
ロロロォォォォ頑張って思い出してくれぇ、、、!!