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( 昔・・・わすれられない夢を見た。海に溺れていた私を助けてくれた少年・・・・。
私と同じ年くらいの子。深海のような美しい目・・。透き通るような歌声)
・・・・・・
チリリリリリ・・・
「・・・・ん・・・・夢・・・また・・・か」
私は水野 歌優(みずの うたう)今日から高校生・・・いい加減普通の恋がしたいけど・・・
夢の中の少年があまりにも綺麗すぎて目が超えてしまった。
「くそ・・・少年め・・・また出てきて。またこれで忘れられないよ・・・」
あれから半年に一度少年が出てくるようになった。これじゃ恋愛ができないわけだ。夢に出てくるなら、現実に出てきてよね。無責任なやつ。夢で会う子とどうやって恋愛しろってのよ。
「行ってきます、お父さん、お母さん」
「「行ってらっしゃい」」
今日から高校生。これからは夢のこと気にせず、恋愛したい。できる、絶対!
「桜・・・綺麗・・・」
私の憧れの高校生活、ずっと入りたかった高校の校舎。ワクワクするなあ」
『ねえねえさっきの人見た?』
『すっごくイケメンだったよね、先輩かなあ』
イケメンかあ・・あの少年より、綺麗だったのかなあ。あ。だめだ、あの子は次元が違う。比べたら、ダメ。、、、よし。
『歌上手だし、目も青くて綺麗だし、ハーフかな、、屋上で歌って桜に吹かれて、いかにも童話から飛び出した王子様って感じだったよねー』
・・・・え・・・・。
続く