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凪墜「やっぱり、冬は寒いね~」
大我「そうだね」
凪墜「最近あったかいから油断してた」
大我「うんうん、顔真っ赤耳も真っ赤だよ」
凪墜「えぇ?大我だってそうだし」
大我「え、僕も?」
凪墜「そ、そ もう少しで学校だし走ってこうぜ」
そう言いながら駆け出して行く凪墜を追いかけるように僕も走り出した
凪墜「ふぃ~、着いた~ 教室のストーブあったか!」
大我「濡れちゃうから少し乾かしなよ」
凪墜「は~い」
大我「全く、すっ転んだから手を差し伸べて助けてあげたのに引っ張って僕も雪まみれとか、全くもう、何考えてんの」
大我、ぶつぶつ文句言うモード入っちゃったか~
凪墜「まぁまぁ、ごめんね?大我 僕、大我の言う事何でも聞くから」
大我「………言ったね? 何でも言うこと聞くんでしょ?じゃあ何してもらおっかな~」
ぶつぶつ文句言うモードじゃ無くなったけど!何かヤバそう
大我「じゃあ中のタンクトップ脱いで1日過ごそ? 学ランもワイシャツもあるし、いけるよね?」
凪墜「ばっ、おまっ ワイシャツ透けてるのにか?!」
大我「何でも言うこと聞くって言ったし〜? ほらほら、早く脱がないと誰かに着替え見られちゃうよ」
凪墜「いっ、いやだよ!」
大我「大丈夫だって バレないし、それに中に下着着てない奴なんて普通に居るよ」
そう言った大我は悪魔にしか見えなかった けど、スルスル脱がせてくるから従うしかなかった
大我「良いね~ 可愛い可愛い」
そうやって頭撫でるし抱きついてくるし
大我「じゃあこのタンクトップ俺が持っとくね~」
凪墜「マジで悪魔………」
赤面+涙目で拗ねてるの可愛過ぎるって
大我「そんなに拗ねないでよ~」
それからと言うもの今日1日の記憶がほとんど無い
誰かにバレないかと言う不安と心配で変な汗が出て仕方なかった
そのせいで学ランを脱げなんて言われたけど脱げるわけないだろって心の中で思ったんだ
だって下は、透けてるんだから
そんなこんなで下校時間になった
大我「今日一日よく頑張りました~」
凪墜「早く、返せよ!」
大我「そんなに怒んないでよ~ ほら着よ?」
するとまた着替えさせられて行く
本当に頭トチ狂ってんじゃ無いかと思った
大我「頑張った子にはご褒美をあげなきゃね」
凪墜「それより早く教室出ようぜ」
出ようとすると誰かにぶつかって見上げたら、そこには………
樹「ばぁ♡なぁにしてんだ?お前ら」
大我「凪墜で少し遊んでました」
樹「生徒会のツートップでか?」
凪墜「いや、ちがっう」
樹「そんなに、焦るなよ~ なぁ、凪墜、京本」
帰りに会いたく無い人に絡まれてしまった
んで、そいつが見せてきたのは俺と凪墜が教室で着替えしてる動画だった
樹「お前ら、この事は誰にも言わないでやる だけど事情はたっぷり聞かせろ
変態ツートップ共が」
ドスの効いたその低い声で言われてしまった俺たちは逃げる術がなかった