テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
別に、私は中也が好きな訳では無い
寧ろ嫌いだ
ほーんとう反吐が出ると
君にその一言をいった。
今のこの一言で、
君は私を嫌いになっただろう?
そう考えていたらある疑問が、
脳裏から離れず纏わりつき離れない。
そして、ついうっかり君に聞いてしまった。
太「どうして私が好きなのかい?」
「顔?性格?…それとも」
中「…だまれよ」
太「ねぇ、それとも…優しくしてくれる僕? 」
中也はその時 。
私にナイフを投げる。
避けたのだけど。
太「私、痛いのは嫌いなのだけど…? 」
中也は、ただ…私のことを睨むだけ。
太「何か言ったらどうだい?」
中「好きになるのに理由なんかいらねぇんだよ!」
太「…理由なんかいらない…?」
中「嗚呼!そうだ!!好きになるのに理由なんか要らねぇんだよ!!」
太「それって」
中「ぁーもう、うっせぇ!!」
「手前は難しく考えすぎなんだよ!!」
太「私が難しく考えすぎだって……?」
中「ああ!そうだよ!!」
太「っぷ、はは〜!!」
中「ぁ?んだよ、いきなり笑って気持ちわりぃ」
太「私は君が気持ち悪いけどね。」
「まぁ、付き合ってあげてもいいよ。」
中「こっちがお断りだよばーか。」
…私たちはこれでいいのかもしれない。
こんな関係で
数ヶ月後に君は死んだ。
結核に犯され死んだらしい。
最期に、君この花を贈ってあげよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!