第十一話 病み
近年、病む人が増えている。
それはSNSでも誹謗中傷が増えたり、
ネットに依存することでメンタルが弱くなっているからだろう。
病むことは悪くない。だから病んでいる人間を突き放すのは良くない。
病んでいる人を突き放し軽蔑する理由として
・めんどくさい
・痛いやつだから
・演技に見える
というものがあるが、そうではない。
実は私は昔は病んでいる人間が嫌いだった。
どうして病むのだろう。演技じゃないのか?などと思っていた。
しかし、いざ自分が病むと、今までの考えは勘違いであったと分かった。
病んでいるときは非常に心が弱くなる。誰かに相談したくなるが
前述の通り病んでいる人を突き放す人が多いため相談が怖くて出来ない。
また、相談しても突き放す人が多いため、さらに病んでいく。
こうして1人では抱えきれないほど病んでしまうのだ。
病んでいるときは通常の何倍も心が弱くなる。
だから相手をするときは、いつもよりも親切に優しく安心させるようにすると良い。
そして病んでいる人がマイナスな発言をするが、それも認めてあげてほしい。
なぜなら病んでいるときはマイナス思考しか出来ないからだ。
そして、病んでいる人にやってはいけないことがいくつかある。
・優しくない対応をしない
・暴言を吐かない
・突き放さない
・無視しない
・軽蔑しない
これらを徹底し、同情することで病み状態から抜け出すことが出来るかもしれない。
ぜひとも周りに病んでいる人間がいたら
優しく声をかけ、安心させてあげてほしい。
人間は人を傷つける事もできるが人を救うことも出来るのだ。







