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nghb
ご本人様とは関係ありません
「うわああああああ⁉⁉⁉」
突如として響き渡った悲鳴。
その声に身を固くしつつ音のしたほうへ向かう。
「…たらい?」
それは確かに恋人の部屋から聞こえたものでさらに驚く。
急いで扉を開けるとそこにいたのは
「アキラぁ…。」
いつもと違う姿の雲雀だった。
「何があったんですか?」
「わからん。」
「そう、ですか。」
短い会話をして雲雀を見つめる。
ぴょこんと生えた耳、くるりと丸まったいるしっぽ。
これはもしかしなくても。
「猫化、ですか?」
「そうかも」
ふにゃりと力なく笑う雲雀。
アキラはスマホを確認する。
通知は着ていなかった。
「バグ、ですかね?」
「かね?」
「とりあえず今日は様子を見ましょうか。」
「おう」
「朝ごはんは私が作りますね。」
「ありがと」
雲雀を椅子に座らせ、アキラは台所に立つ。
雲雀ほどではないにしてもアキラも料理はできる。
…はず。
「はい、簡単なものしか作れませんでしたが…。」
「んーん。おいしそう。」
いただきます、声を合わせあいさつし、朝食にかぶりつく。
「んまい‼‼」
「よかったです。」
「これ、つな?」
「はい。」
「めっちゃうまい。」
目を輝かせツナを食べる雲雀。
感覚が猫によっているのだろうか。
優しく笑いながらそんな雲雀を見つめ、食事を終えた。
「ごちそうさまでした」
「お粗末様でした。」
皿を片したあともう一度スマホを確認する。
メールが届いていた。
「アキラぁ、スマホ見んで」
「大事な情報が来てるんですよ。」
「うぅ、」
雲雀が不満そうな顔をしたのでさっさと確認してしまおうとメールを開く。
そこにはバグについて書いてあった。
「アーキーラっ‼‼‼」
「ちょ、たらい⁉」
スマホが取り上げられ、雲雀が膝の上に乗る。
「かまって。」
「…はい?」
「だからぁ、かまって。」
ん、と頭を差し出す雲雀。
アキラは悶えつつも頭を撫でた。
「んへへ。」
いつもは頭を撫でる側の最年長が甘えてくる。
ニコニコしながら手にすり寄ってきた。
「ここも、」
耳の下側に手を押し付けねだってくる。
可愛すぎてアキラは尊死しそうだった。
ふとした好奇心で耳に触れてみる。
「んゃ♡」
ぴくっと耳が動いて雲雀が甘い声を出した。
「ここ、好きですか?」
面白くなってまた耳に触れる。
「あ、やだ、ん、なんか気持ちい…♡」
弱弱しい力でアキラの体を押すも、抵抗できていない。
「可愛いですよ。」
あえて、人の耳の方に囁くと雲雀の体が大きくはねた。
「ひゃあぁ♡」
「ベッド、いきますか?」
「まだ朝…。」
「でも興奮してるでしょう?」
「それは…///」
雲雀を横抱きにし、ベッドに向かう。
一日はまだ始まったばかりだ。
いろいろと文章がおかしいかもです。
本番の描写がなかなかできない…。
それではまた次回のお話で‼‼
コメント
1件
アァ🫨🫨🫨、たらいッ吸わせて、吸わせて… 猫チャン😺…猫チャンってね、吸いたくなるんですよ…無性に…………🫠🫠(猫飼い)