図書室それは知恵の宝庫、この前の騒動よりまずは相手を知ろうと結衣の年頃特有の心情変化に関する本を読んでいる。この学校の蔵書数は7万冊これだけ見れば8割はわかるだろう。
なぞにいつも昼休みは教室で本を読んでいるあいつがいないので今絶賛捜索中である。だったのだが意外とすぐに見つかった。なぜならあいつが100冊はあるだろう本を横にどんっと積み重ねているからである。あんなに熱心に一体何を調べてるんだろう?気になったので覗いてみるとなんとこれが恋愛小説!!!モー意外とピュアなとこあるじゃん!!!
「ねえあんたって恋愛小説興味あるの?」
「ない」?
「っじゃあなんでその小説読んでんのよ」
「参考にするためだ」
「ふーん」ってえっ!!!!!!!!こいつ恋愛に興味があるの⁈しかもこの小説は主人公が最終的に結婚する話!!!てことはつまりこいつには結婚をしあに入れたお付き合いしたい人がいるってことっ!!!誰なのそれ?!この私でもこいつを落とすのにこんなに苦労してたのに!!!
やはりよくわからない…いや待てよこういうのはフィクションではなく本人に聞くのが一番なのではないか?
「なあお前例えばこういうシーンの時どう思うんだ」
「えっ!!!!!!!!!!!!!!!!わっっわあわっ私?!」私⁈えっってことはてことは…ついに私と結婚したいというところにまで落ちったってこと!!!!!!!!!!!!!!
「ああお前に聞いてんだよ」
「えっえ~たがfcさvszヴhvgy」と言って結衣は気絶してしまった。_____________________________
「neうぃやたしがあんたなんかにー」
「おい」
「しょんにゃにいわれてもー」
「おい起きろ」
「じぇったいにあんちゃとはー」
「おいいい加減起きろ」気が付くと目の前にあいつの顔がある
「tっわあー!!!ちょっと何よっていうかここどこ?」
「保健室だよ。お前さっきぶっ倒れただろ」そうだったさっきつい気絶して…つい顔が赤くなる
「さっきから大丈夫か?発汗してるし顔も赤いし…」
「べっ別にどうってことないわよ!」そう言ったのにもかかわらずあいつはそっと私のおでこに手を当ててくる。
「たっtyつちょっっ勝手にその汚い手で私の体を触らないでくれるっ!!!!」心臓がはち切れそうなほど鼓動が上がる。
「いやでも…」
「それよりもっ…」それよりも…
「…どうして恋愛小説なんか読んでたの?」
「どうしてってただの調べごとだよ」(まさか俺が身似合わない恋愛しょうせうを読んでたことによるショックで…いやきっとそうだ!!)
「いや…ごめん」(えっ何が?)
「ごめんって?」
「その…」えっうそまさかここで?!イヤー困っちゃうな―えっ?うそっ? 心臓の鼓動が徐々に上がってゆく。
「俺が俺の雰囲気に似合わない恋愛小説なんか読んでたからショックを受けたんだろ」
「ん?えっ?」
「今回は素直に謝る。俺が悪かった。」
「ん?????」
「今度からは自分の雰囲気を理解したうえで本を選ぶから…」ん?何言ってるんだろうかこの人は?私への恋愛感情は?ん?
「んっもうバカバカバカバカバカアーーーー!!!!」というと勢いよく保健室から飛び出していった。…うん。感情わからん…
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