テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ーー第3話:首無し女ライダー(視点:ミハイル・A・ローレンス)ーー

タイヤがアスファルトを蹴る

ヘッドライトが照らす道の先を見ながら頭の中で雑談をする

涼しい

アイスでも食べようかな

あ、口ないや

というか、何でも屋ってホントたくさんの依頼引き受けるよなあ

昨日とか

タコメーターを目で確認しながら仕事現場へ向かう

今回の依頼は暴走族の撃退

何で私みたいな女がやらなければならないのか

文句を言う

ん?

後ろに光が見えた

大体4

バイクの音…これか、暴走族ってのは

速度を落とし、暴走族集団のバイクと横一列になる

ガン!

脚を右に伸ばしバネのように速い蹴りを入れる

さっき蹴り飛ばした暴走族集団のヤンキーは其の儘バランスが取れずクラッシュする

これで3人か

右に1人、左にも1人、後ろに1人

いつの間にか囲まれた

減速をする

後ろのバイクの前輪が私の後輪と接触してバランスが崩れてまたクラッシュした

右と左のヤンキーが持っていた金属バットで威嚇する

1人目と同じようにバイクを蹴ると、左のバイクが転落

残った最後の1人の暴走族集団のヤンキーは恐怖で減速していくが

横に並びガードレールと私でサンドイッチのように挟む

「う゛アアアアア!?」

多分両足複雑骨折だろう

流石にヤンキーが可哀想になったので離れる

するとバイクが止まりバタンと倒れる

バイクの後輪をスピンさせ横スライドしながら停まる

さて、どうしようか

少し考えたが警察に通報することにした

ーーーー

バイクを何でも屋の車庫に入れ、何でも屋に入る

「あ、どうも」

ルカミが挨拶する

私もペコッと腰を折り曲げて挨拶した

「あのっ」

ルカミに呼び止められ立ち止まる

「何で頭がないのに視界とか、聴力があるんですか?あと、何で頭がないんです?」

自分でも考えたことのない質問を言われて首をかしげる

すると、社長(田中)が現れ、代わりに説明した

「ミハイルって、バイク事故で亡くなった時、頭を失ったんだって…で、さっきの質問だけど、幽霊は恨みを持つほど力が強くなるんだ」

幽霊は恨みを持つほど力が強くなると言うのは、初めて知った

「で、ミハイルの場合は、そんなに恨みが無いから力がほとんど無いんだ。視界と聴力がミハイルの持っている力ではそれが限界な訳」

右から左へと話が通り過ぎる

正直難しくてよく判らない

まあでも、モヤモヤが無くなってよかった

この作品はいかがでしたか?

9

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚