no.1
名 紅羅 破戒〈アカラ ハカイ〉
個性 不明
アジトの守備用のつもりで作った最初の創造人間。個性付与機能が故障してしまい、個性が分からなくなってしまった。実験をして見たところ、視界に入った物、人物を破壊してしまう個性らしい。危険なため、個性制御の鎖を付けている。それでもまだ完全には抑えられないためできるだけ外に出さないように。
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?)……….
?)紅羅破戒。時間です。
破戒)うん…
ヒーロー駆除用に創られた私は、感情がない。
破戒)ところで、多理、私の姉はどこにいるの?今日が面会の日だったよね。
多理)あともう少しで会えますよ。紅羅破戒。
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no.2
名 紅羅 魔鬼
個性 魔手
no.1紅羅 破戒の姉という設定にした。今度は個性付与はうまくいった。
彼女の手には、、必ず触れてはいけない。
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ガチャ
破戒)お邪魔するね。お姉ちゃん。
魔鬼)破戒?何で来たの?来るのは禁止されていたはずよね?。
破戒)主から許可が降りたんだ。外に出るのもね。
魔鬼)良かったね、破戒。
破戒)お姉ちゃん、今日のお手紙見たよね。主からの。
魔鬼)たしか、警報が今日鳴るかもしれないから、できるだけ中にいるようにする、という手紙だったね。
破戒)せっかく許可もらったのにね。外に興味はないけど。
多理)そろそろ帰ってはどうですか。紅羅破戒。
破戒)まあ、もうすぐ時間だしね。帰るよ。お姉ちゃん。
魔鬼)うん、気をつけてね。
こうして、私たちは部屋を後にした。
破戒)…………
多理)明日が怖いのですか?破戒。
破戒)ううん、怖くはないよ。私に感情がないのはあなたは分かってるよね。
多理)………そうですね。すみません。
破戒)……でもさ………。
多理)それが、感情なのではないですか?
破戒)まぁ、そうかもね。私は寝る。
多理)お休みになってください。
1年A組にて…………
ガヤガヤガヤ……
消太)おい、重要な話だ、話を聞け。
…………
消太)よし。
消太)…………………。
出久)小さな女の子二人が、奇妙な施設に囚われている………
勝己)ケッ、捕まるやつが悪ぃんだ。
出久)かっちゃん💦
鋭児郎)でもこれ、本当に笑い事じゃねえぞ。
三奈)早く助けてあげようよ!
出久)………。
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ガチャ
?)おはよう破戒。準備はできたかい?
破戒)うん。
破戒)ねえ主さん?やるの痛くない?
?)ちょっとだけチクってするだけさ。少し長い注射だと思えばいい。
破戒)ふーん……
?)でもなんでかい?無感情だから何も感じないはずだよ。
破戒)まあね。
破戒)はぁ………。
大丈夫、何も緊張なんてしないんだ。
なにも感情がない。
それだからこそ。
嫌なんだ。
みんな、泣けば大体の人は心配するだろう。
私にはそれができないんだ。
他の人が必ずできることが、できないんだ。
できるはずがないんだ。
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