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生きたいんでしょ!あんたが居なくなったら❤達悲しむよ!!
待ってました!!!!!!!もういつも最高ですねほんと…
アアアアアアアアアア
あれから1週間。
今日は病院の日。そしてライブまで残り2 週間。
段々と僕の生活は困難に近づいていった。
それを自覚したのは最近。
日課のマラソンが出来なくなった。
少し走ると息が上がり、左胸が締め付けられる。
二人のことを考えてなくても苦しい。
もう僕は長くないんだと悟った。
こんな調子でライブ完走できるのだろうか、
不安な思いを抱えながらリハーサルへと向かう。
🎸💙「うわぁ、会場ひろ!!」
🎤❤️「すげー…」
今回はゼンジンの会場でやる。
本番みたい…緊張するなぁ…
🎤❤️「てかあっちーね!!」
🎸💙「まぁ真夏…とは行かないけど結構暑いよねぇ…」
🎤❤️「💛ちゃん長袖暑くないの?!」
🎹💛「んーあんまり?笑これ薄いし笑 」
嘘だ。
めちゃくちゃ暑い。
ただこうでもしないとあざが見えてしまう。
🎸💙「ふーん変なの」
怪しまれてる…
いずれ指先とか顔にでてくるんだもんなぁ…
どうにかしないと…
マネージャー「では今日はここまでにしましょう!!調整は明日で!!」
🎤❤️「はーい、ふぃー終わったー」
🎸💙「よし!!じゃあ飲みに行くか!!」
🎹💛「先週もいったじゃん笑ごめん、今日は予定あって…」
🎤❤️「あれま、じゃあ二人で行く?」
🎸💙「え?!行く!!」
すごい喜んでるなぁ…笑
幸せになるんだぞ。
胸がまたズキっとした。
病院にて…..
※ここからは医者🟰👨🏻⚕️
👨🏻⚕️「はいはい🎹さん、どんな感じでしょうか」
🎹💛「それが…普段長袖で生活していて…それが段々と怪しまれてきていて…
これからは暑くなってきて長袖も着られなくなりますし…しかも僕の人生で最後のライブがあって…なんとかなりませんかね、」
👨🏻⚕️「う〜ん…」
👨🏻⚕️はしばらく考え込んだ。
そして重たい口を開く。
👨🏻⚕️「…一応なんとかできるんですが…あまり人体に良いとされていなくて…」
早死する確率がぐんと上がるんです…
🎹💛「早死…ですか…」
👨🏻⚕️「はい…説明しますね。」
👨🏻⚕️は僕に前とは違う飲み薬と塗り薬のサンプルを差し出してきた。
👨🏻⚕️「こちらの、えーとまず塗り薬から、
こちらの塗り薬は塗ると一時的にあざが見えなくなります。」
🎹💛「え!」
めっちゃいいじゃん…!!
👨🏻⚕️「ですが消える訳では無いので症状は変わりません。むしろ無理やり薬品の力で消しているので強い痛みがあります。
飲み薬の方はですね、一時的に痛みが無くなるというものです。ただし効き目が無くなってくると普段より強い痛みがでてきます。
だったら2つ一気に使ってずっと飲み薬飲めばいいじゃん!!と思うかもしれませんが…さっき言った通りこちらの薬は体力を倍使う….つまり寿命を前借りしているということになるのではやく命が尽きてしまいます…
そして効果が切れると2倍の痛みが全身に、一気に来ます。こちらは死ぬより辛い痛みと言われていて…体が耐えられないと思います…。
使うのだとしたら考えて使用してください。では一応お薬出しておきますね。」
🎹💛「ありがとう…ございます….」
すごい…残酷な薬なんだなぁ…。
👨🏻⚕️「あぁ、それと…
花締病、誰かに話しましたか?」
🎹💛「あ…いえ…。
…僕、話さずに死ぬことを選びました。
自分が黙っておけばみんな幸せだし…笑」
(違う…僕はみんなに知って欲しい…なんで気づいてくれないの、?)
自分が思っている逆の言葉を綴る。
🎹💛「自分の大切な人同士が両思いだから….自分のせいでっ…大好きな二人が結ばれないのは嫌でっ….」
(僕は2人のことが大好きなのに…なんで好きになってくれないの?)
こんな綺麗事を並べてる裏ではこんなことをおもっている…自分は本当に性格が悪い。
涙があふれると同時に自分の本当の気持ちは消えていく。
🎹💛「僕はっ…死にたいんですっ…」
(生きたい、死にたくない。まだ2人と一緒にいたい)
体が縛り付けられる痛みが全身にはしる。
🎹💛「ぐぁ゛っ゛…」
僕は椅子から崩れ落ちて胸を押えながら苦しむ。
僕は僕の現実を受け入れられない。
嫌い。
大嫌い。
死んだ方がいいと思う…。けど、
2人と…2人とまだ1緒にいたい。自分の思いはそれだけ。でもそれは叶わない。自分の中に閉まっておく。
👨🏻⚕️「🎹さん落ち着いて!!しっかり呼吸してください!!大丈夫ですよ!!」
しばらくしたら落ち着いた。
👨🏻⚕️「🎹さんの気持ちはわかりました…。ですが、自分の気持ちをもっと大事にしてください。
そして…死ぬことを決めたのなら悔いの残らないように今を楽しんでください…」
🎹💛「グズッ…はい゛っ゛…」
👨🏻⚕️「ところでここ最近ご飯は食べれていますか?」
🎹💛「3日前までは頑張って固形物とか…無理な日はゼリーを食べていたのですが…
毎回吐いてしまうため諦めています…ダメなのはわかっているのですが、食べない方が辛くなくて…。」
👨🏻⚕️「そうですよね…わかりました、では食事の代わりに点滴を打ちましょう。そうすれば胃の中は空っぽですし..これからも空いている時間があったら点滴打ちに来てください。打ちに来れない日は飲み物でもいいのでなるべく栄養のあるものを…。」
🎹💛「わかりました…」
👩⚕️「ではチクッとしますよ〜!!」
💉
👩⚕️「ではこちら点滴全部落ちるまで1時間かかるので1時間後また来ますねぇ!!」
一人。
僕が嫌いな瞬間。
僕は孤独を感じないように色々なことを考えた。
自分が死んだら2人は幸せになるのかな…。
…まぁ、なるよね…..。
だって両思いの人と2人きりになれるもん。
僕は…邪魔者だから….。
僕は…2人のことを恨んでるのかなぁ…。
嫌い?
好き?
わかんない。
どっちでもいい。
🍏は…🍏はどうなるのかな…。
続けられるかな…、
続けられるよね。
だって代わりのキーボード探してくればいいもんね…。
僕じゃなくても…
いいもんね、。
やだなぁ。
考えれば考えるだけ自分が要らないことに気付かされる。
ズキンっ!!
また痛みがやってくる。
🎹💛「ゔ…ぁ゛…..」
痛い。
苦しい。
寂しい。
助けて。
気づいて。
溢れるのは孤独感と痛みと涙。
🎹💛「いぎだい゛…ごろ゛…じで…」
自分の気持ちもわかんないや笑