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最終話御本人様に関係ない
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈sm視点
「なぁまだ〜、?」
kr「あと半分ぐらい!お前体力なさすぎだろ、」
「仕方ねぇじゃんゲームばっかやってんだから。」
kr「それにしてもだけどねぇ〜?」
「…さむ、」
kr「もう冬だからね〜、俺もこの時期に登んのは初めてだよ。」
「へぇ〜、」
彼と山を登るのは、初めてじゃなかった。
1度だけ、高校の時に登ったことがある。
それの懐かしさなのだろうか。
それとも、この消えた記憶からなのだろうか。
なんだか、すごく既視感がある。
そよ風で揺れる葉っぱの音と、俺たちの声だけが聞こえる。
kr「…!着いた、ほら、手!」
「ありがと、っしょ、……!うわぁ、!」
やっとの思いで頂上に着いた。
そこには、絶景が待っていた。
kr「うわこれっ、この時期にしか見れないんだよ!!まさか見れるとは、!」
「…綺麗ー、」
これならきりやんがすごい行きたがってたのも納得出来る。
冷たい空気が、ツンと喉の奥を通る。
それすらも、無視してやった。
彼の喜ぶ声、俺の喜ぶ声だけが聞こえる。
kr「…やーっ、もうここにずっと居たいとこなんだけど……もう下山しないとなんだよ、時間的に……」
「え、まじ?……てか圏外じゃん」
kr「えっ、ほんとだ。まぁ山だからね〜、ほら、安全に下山しよう?」
「わかってるよ。」
俺たちは、下山を開始する。
「……、?」
kr「……どうした?」
「や、なんでも、」
鳥のさえずりが、なんだか、なにかを知らせてくるような気がした。
まぁ……気の所為だろ。
kr「やー、まじで景色良かったね」
「んね。」
kr「今年の山登りはこれで終わりだわ……悔い残んないわありがとう〜」
「や、俺こそありがと。」
kr「…あ、ここ滑りやすいよ。手かそっか?」
「いや、大丈夫」
kr「そこは手とるだろ〜!」
「えぇ?w」
kr「…どうした?早く来いよ」
「…や、まって、」
鳥の声が、大きくなる。風も、強くなって。
「そっちに行くな、って、」
言ってる。
kr「…wはぁ?何言ってんだよ。帰んないとだろ?あ、それかやっぱ怖い?手貸すって言ったのに〜」
「ちがうっ、!そっちに行けないんだよっ、だめだって、」
kr「…いやいや、こっちも困るんですけど、」
鳥の声が、いや、
俺の声が、
「こっちへ来るな」
と言っている。
kr「…何言ってんだ、頭おかしくなった?」
「…行かないと、きりやん、あっちにっ、行かないと!」
kr「…っ、はぁ?!おまっ、あっちは道整備されてないの!行けないよ?!てか行ったら死ぬよ?!」
「でもっ、行かないとなんだよっ!」
kr「…もー意味わからんっ、!急に連絡きたと思ったらさぁっ!……先頭はお前だからな!!」
「…!ありがとう、行こう。」
彼は、俺の言うことを受け入れてくれた。
俺は、迷わずに声のする方向へと向かう。
来るな
やめろ
こっちに来るな
その声は、どんどん大きくなる。
自分が、否定しているのだ。
そこに行くのを。
そしたら全てが分かってしまうから。
でも、元の世界に戻るために、俺はやるしかならない。
きりやんに会うために。
kr「っ、ねぇやめようって、お前っ、変だよ、一人ででかい声出してさぁ、!疲れてんだよ、もう、やめよう、?」
「…ごめん、きりやん、俺、戻んないとだから、」
kr「……辞める気はない、と、…なにがあっても、俺はしらないから、」
「うん。分かってる。」
前に進んでく足が、少しずつ遅くなる。
1歩1歩が、重い。
いやだ。
気づきたくない。
もう、目の前だ。
sm「くるな、」
「…はひゅっ、」
kr「ちょっ、スマイルっ?!なんっはっ、え?!」
目の前には、俺の死体がある。
いや、俺がこの死体なのだ。
呼吸が浅い。
くるしい。
いたい。
そうだ。山、山登って、降りる最中だったんだ。
俺が気抜いて、足滑らせて……きりやんもその俺の腕を掴んで……そのまま、
そうだ。きりやんは?
きりやんは、まだ生きてる?
sm「…ぅ゛、あ、」
激痛に悶えながらも、首だけ動かして彼を探す。
sm「…きりや、」
彼は、目を開いて動かなかった。
俺の腕を掴んだまま、動かなかった。
声も聞けない。
あ、そうか。死んだんだ。
どちらにせよ、もうきりやんが居ない世界なんだ。
ここは圏外。
ここに来る人なんて、いない。
俺ももう動けない。
きりやんが居ない世界なら、もういいや。
「寝てしまおう?」
sm「…ぅん、」
おやすみなさい
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
まさかの死ネタEND
なんともう終わり
そして救いなし
あとがきという名の解説をしましょうか。
まず、smkrは既に死んでおります。
正確に言えば、krは死んでおり、smは瀕死の状態です。
そんなsmの走馬灯…とは少し違いますが、現実逃避で夢を見た。それがこの作品となっております。
死んだ経緯ですね。
smは、krに誘われて山を登ったんです。本編でも触れた通り、すごい絶景があって、krがsmを誘ったんです。
krは誰と一緒に行こうと構わなかったので、せっかくなら誘ったろということでsmを誘ったようです。
smは断ろうと思ったのですが暇だし…と受け入れました。
それが、悲劇の理由でした。
絶景を見た後、気が緩んでいたのです。smが足を踏み外し、krは助けるために腕を掴んでそのまま道ずれ。
krは最後までsmの腕を掴んでおり、友人を助けようと必死だったようで、自分が犠牲となりsmを瀕死の状態ではあるものの助けることが出来ました。良かったね。
まぁsmはkrが死んだのが嫌で変な世界を頭の中で作ってしまうんですけど。
そうだ。最後の方よく分かりませんでしたよね。
まず、「やめろ」と言ってたのはsmです。これは言ってましたね。
ここから名探偵津田方式の世界線を使います。
SMが現実の、smが現実逃避世界です。
krが不審がってるのは、smは自分から歩いてるのに「やめろ、来るな」と一人で言ってるからです。
でも、sm視点はSMが言ってるんです。でも、その時には気づきはじめており、Sm状態です。だからsmも「やめろ」と言ってました。
最後、死体を見た時、SMが「くるな」と小さく声で言った時に、smは現実に戻り、SMとなりました。
そして、全てを思い出し、全てを諦めます。
最後名前無しセリフ、私が主人公で使うやつですね。あれもsmです。
最後は「きりやんの居ない世界のスマイル」との会話でした。
寝ちゃおう。
それは、生命への諦めでした。
smが最後に見たのは、友人の死体であり、自分の作った幻覚だったのです。
その他質問等受けます。1聞かれたら100返します。
御愛読、ありがとうございました