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みー
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匿名
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サバゲーフィールド「レッド・オクトーバー」の2階、半壊したバリケードの裏。飛び交うBB弾の嵐の中で、50人いたはずの小学生チームはすでに雨と時雨の2人だけになっていた。
対するは、手加減という言葉を国家予算並みにドブに捨てた国(カントリーヒューマンズ)たち。
超至近距離で展開される、常軌を逸した女子小学生の会話と、それを盗聴器や高性能集音マイク、あるいは生耳で聞いていた国たちの、カオス極まる反応の全記録である。
**雨**「…ガチで国の人に弾当たらないんだけど………なんでここ1時間も持ってんの?私達以外開始5分で2階級特進したし……」
* **日本**:「いやぁ、あのお子さんたち、開始5分で綺麗なV字陣形を組んで突撃してきたものですから、つい条件反射で迎撃してしまいました……。しかし『2階級特進』だなんて、一体どこの教育ですか、物騒ですねぇ(お茶をすすりながら)」
* **アメリカ**:「ハハハ!開始5分で前線が崩壊したときはどうなるかと思ったぜ!でもあの2人、弾道を完全に読み切ってやがる……。Hey、一応俺は頭が良い大国だからな?あの動き、ただの小学生じゃないぞ!」
* **イタリア**:「マッマミーア!弾が当たらないのはこっちのセリフだよー!あの子たち、パスタ茹でる暇もないくらいすばしっこいんだもん!ねえドイツ、もう降伏していい?」
* **ドイツ**:「ダメに決まっているだろうイタリア!……しかし、開始5分で48人を無力化した我が軍の電撃戦に耐え、1時間も戦線を維持するとは。あの2人、侮れん」
**時雨**「お腹空いたな〜、故郷のボルシチ食べたい(ロシア生まれ)」
**雨**「…、え、お前ロシア生まれ?」
**時雨**「みんなしぶとすぎるよ〜!!」
* **ロシア**:「(ウォッカの瓶を置き、嬉しそうに目を輝かせて)……!聞いたか?今、あの子『ボルシチ』と言ったな?しかもロシア生まれ……!素晴らしい、同志だ。今すぐサバゲーを中断して、我が家の特製ボルシチ(サワークリーム山盛り)を振る舞わなければならない」
* **ソ連**:「ほう、我が祖国の味を忘れていないとは。実に模範的な子供だ。時雨といったか、実に良い響きだ……」
* **ベラルーシ**:「(ソ連の袖を激しく引っ張りながら、狂気を孕んだ目で)ソ連、ソ連、ソ連!!あんなポッと出のロシア生まれの小娘なんかより、私の作ったボルシチの方が絶対に美味しいよね!?ねえ、美味しいって言って!!言わないと呪うから!!!」
* **ウクライナ**:「(ベラルーシを宥めつつ)ちょっとベラルーシ、落ち着いて……。でも、ボルシチの発祥はうちなんだけどな……(ボソッ)」
**雨**「まぁ国の人たちも多分早くリタイアしないかなって思ってるよ」
**時雨**「どういうこと?」
**雨**「え?だから早く私達がリタイアして終わらないかなって思ってるよ国の人たちもってこと。」
**時雨**「えごめんどういうこと?」
**雨**「お前理解力なさすぎだろ2階級特進しとけばいいのに」
* **イギリス**:「(紅茶を優雅に嗜みながら、黒い笑みを浮かべて)おや、随分と辛辣なお友達ですね。ですが、早くリタイアしてほしいだなんて、滅相もない。紳士としては、このお遊びをあと3時間は楽しみたいところですがね……(なお、容赦なく連射する構え)」
* **中国**:「早く終わってほしいなんてこれっぽっちも思ってないアル!あの二人の身のこなし、実に見事ネ!我が国の雑技団にスカウトしたいくらいアル!」
* **アイスランド**:「(遠くからスナイパーライフルを構えて)……早く終わらせたいのは、僕の方。寒いし、あの子たちの会話のテンポについていけない」
* **アイルランド**:「おいおい、雨ちゃんとかいう子、容赦なく友達に『死んどけ』みたいなニュアンスで言ってるぞ。パブの酔っ払いでももうちょっと手加減するぞ」
**時雨**「軍隊のプロパガンダ広告かっこよかったんだよね」
**雨**「…………なんで急にプロパガンダの話?」
**時雨**「しかもそれソ連軍のプロパガンダだった!」
**雨**「すべてを間違えてるじゃん。そんな頭でよくボルトアクションできるな……」
**時雨**「いやバカにしすぎ!ボルトアクションくらいできるわ!」
* **ソ連**:「(胸を張って大爆笑)ハハハハハ!見たか資本主義の犬どもよ!我が偉大なるソビエトのプロパガンダは、現代の日本の小学生の心をも掴むのだ!!これぞ芸術!これぞ思想の勝利!!」
* **アメリカ**:「おいおいおい待てよ!!俺のハリウッド映画的なプロパガンダ(※ただの映画)の方が絶対にカッコいいだろ!?なんでそっちに惹かれるんだよ!脳内が冷戦時代に逆戻りしてんぞ!」
* **北朝鮮**:「(神妙な面持ちで)ふむ……プロパガンダの芸術性において、我が国も負けてはいないのだが。あの年齢でソ連軍を選ぶとは、なかなか筋が良いな」
* **ナチス**:「(不機嫌そうに腕を組み、チッと舌打ちをして)プロパガンダの美美しさと洗練さに関しては、我が国が至高。ソ連ごときの泥臭いポスターに負けるとは、あのガキ、審美眼がなっとらん」
**時雨**「まず電気を流して、回転させて」
**雨**「ちょっと待て電気を流すってなんだよ、時雨が持ってるの三八式(サバゲー用)じゃないの?」
**時雨**「いや普通にこれだけど……(ミニガン。軽量化に成功してるし(サバゲー用))」
**雨**「想像以上だわ、なんでそれ持ってんの」
* **日帝**:「(愕然として刀を落としそうになる)……なッ、何だと……!?我が大日本帝国の誇り高き『三八式歩兵銃』を……電気を流して、回転させるだと……!?そんなものは三八式ではない!ただの化け物だ!!」
* **日本**:「えぇぇぇぇぇ!?見た目は完全に我が家の三八式なのに、銃口が6本に増えて超高速回転してるんですけどぉぉ!?軽量化に成功してるって、どんなチート技術ですか!?」
* **スイス**:「(技術者の目で身を乗り出し)……素晴らしい。ボルトアクションの皮を被ったガトリングガンか。あのサイズにミニガンの機構を収め、さらに小学生が携行できるレベルまで軽量化するとは。我が国の精密機械技術をもってしても興味深い」
* **オランダ**:「おいおい、あんなのレギュレーション違反だろ!サバゲー用って言えば許されると思ってんのかい?商売あがったりだよ!」
**時雨**「私と雨が1から開発したよ!レートは5000発くらい!」
**雨**「それ私が途中まで作ってたやつじゃん、昨日途中で寝たんだけど時雨完成させたんだ。てかそれの名前は?」
**時雨**「M134!(リスペクト)」
* **アメリカ**:「Oh……My……God……。俺の国が誇るゼネラル・エレクトリック社のM134ミニガンを、日本の女子小学生が自宅の工作スペースで1から開発したって!?しかもレート5000発!?(※実物は4000〜6000発)。完全にスペックを再現してやがる!!」
* **エストニア**:「IT・テクノロジー大国としてのプライドがズタズタだよ……。なんで小学生がそんな兵器のシステムをビルドできるの……?バックドアとか仕込んでない?」
* **フランス**:「オーララー、なんて恐ろしい子供たちかしら。雨ちゃん、寝ている間に自分の技術を盗まれて完成させられるなんて、うかうか昼寝もできないわね。エレガントじゃないわ」
* **ドイツ**:「(手帳に激しくメモを取りながら)……昨日寝ている間に完成させた、だと?驚異的な開発スピード。我が国のラインメタル社に技術者として即刻招聘すべきだ」
**雨**「せめてなんとか式とかにしなよ。てか弾はどうしたんだよ……」
**時雨**「アパムが持ってきてくれた!」
**雨**「アパムは弾持ってくんな。パシリかよ」
**時雨**「10万発!」
**雨**「想像の100倍持ってきてたわ。輸送機で草。ていうかなんでそれ作れるのにリタイアの意味もわかんないんだよ」
* **アメリカ**:「アパァァァァァム!!弾持ってこいって映画のセリフじゃねえか!!(大爆笑)しかも10万発って何だよ!輸送機を個人で手配したのか!?」
* **フィリピン**:「10万発のBB弾……!サバゲーフィールドが真っ白になっちゃうよー!アパム君、完全に重労働させられてて可哀想……」
* **カナダ**:「あの……アパム君って誰?というか、10万発の弾薬輸送を小学生がやってるの、流石に平和主義の僕でもスルーできないんだけど……。メープルシロップでも食べて落ち着こう?」
* **イングランド**&**スコットランド**:「(声を揃えて)アパム、よくやった!(※イギリス繋がりでなんとなく応援)」
**時雨**「いや、下がったら督戦隊に打たれるじゃん」
**雨**「もうこれ私がおかしいのかな。いつから時雨はソ連軍に入ったの?ていうかよく見たら鉄兜の星印が鎌と槌になってるじゃん。ミス?」
**時雨**「これは自分で作った!」
**雨**「長さとか見る限り一番最初のやつか……ていうかミスであれ」
* **ソ連**:「(涙を流して感動)督戦隊の存在まで知っているとは……!!下がれば撃つ、前進あるのみ!これぞ我が赤軍の鉄の規律!そして鉄兜(ヘルメット)の紋章を自分で鎌と槌に改造しただと!?素晴らしい、今すぐレーニン勲章を授与する!!」
* **ロシア**:「(誇らしげに)ふふん、やっぱり僕の同志だ。それにしても、雨ちゃんっていう子、それが『一番最初のデザイン(1918年型)』だって一目で見抜くなんて、君もかなりのソ連マニア(マニアック)じゃないか」
* **ポーランド**:「(恐怖でガタガタ震えながら)いやあああ!!督戦隊とか鎌と槌とか、不吉な単語をサバゲーに持ち込まないでえええ!!歴史のトラウマが蘇る!!」
* **ウクライナ**:「(冷ややかな目で)……自分で作ったんだ。へえ、物好きな子供もいるもんだね(完全に警戒モード)」
**時雨**「これ以外にももともと使ってた三に式の菊の紋章とかも鎌と槌にしたんだよね」
**雨**「気持ち悪いね」
* **日帝**:「(血を吐きそうな絶叫)**な、何ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!???** 聖なる菊の紋章を削り取り、あろうことか赤色共産主義の象徴である『鎌と槌』を刻んだだとおおお!?不敬!不敬極まるッ!!国賊め、叩き斬ってくれるわぁぁぁ!!」
* **日本**:「(日帝を全力で羽交い締めにしながら)あーーっ!おじいちゃんダメです!落ち着いて!あれはサバゲーのトイガンですから!でも時雨ちゃん、それは流石に雨ちゃんの言う通り、ちょっと、その、趣味が尖りすぎててお兄さん引いちゃうな……!」
* **台湾**:「わぁ……日帝さんの目の色が完全に変わっちゃった。時雨ちゃん、命知らずにも程があるよぅ……」
* **韓国**:「(ニヤニヤしながら)へー、日帝の象徴である菊の紋章を削って鎌と槌ね。アイツが発狂するのを見るのは気分がいいけど、共産主義に染まるのは感心しないな」
**時雨**「そしたら親にバレて、呼び出されて、好きな数字言えって言われたからもちろんロシア革命が起きた年の、1917って答えたらよしじゃあ、1917回だって言われて、精神注入棒で1917回叩かれた☆」
**雨**「やばすぎ、完全に殺しに来てる」
**時雨**「そして5日後に目が覚めた」
**雨**「無事だったんだ死んどけばよかったのに」
* **日帝**:「(怒りが一瞬で困惑に変わり)……せ、精神注入棒だと……!?我が海軍伝統の……。いや、しかし1917回!?バカな、10回でも気絶するぞ!?それを1917回受けて5日後に目が覚めただと……!?(あまりの打たれ強さにドン引き)」
* **イタリア王国**:「(震え声)1917回……。僕なら3回目で泣いて降伏するよ……。あの親御さん、絶対に旧日本軍の鬼教官か何かの生まれ変わりだよぉ……」
* **パキスタン**&**イラク**:「5日後に目が覚めたって、それ一時的に臨死体験してるだろ!!無事じゃねえよ!!」
* **江戸**:「(呆れ果てて煙管をふかしながら)……いやはや、今の世の童(わらし)は、なんと頑強な命を持っておるのだ。1917回も打たれて生きておるとは、大した業(わざ)よのう」
* **フィンランド**:「(優しい口調で微笑みながら、モシン・ナガンをカチャリと構えて)雨ちゃん、友達に『死んどけばよかったのに』なんて言っちゃダメだよ?……死ぬときは、僕がこの一発で、苦しまずに送ってあげるからね(容赦のないスナイパーの目)」
**時雨**「服が真っ赤に染まってた☆」
**雨**「無事じゃなかったわ、ゴキブリかよ生命力。今度からゴキブリって呼ぼうかな」
**時雨**「でもこれは共産主義の赤と言うことでヨシとした!」
**雨**「ここまで染まってるとまじでキモい」
* **ソ連**&**ナチス**:「(『ヨシ!』という言葉に過剰反応)……**『ヨシ(スターリンの愛称)』だと!?**」
* **ソ連**:「自分の血で服を赤く染め、それを共産主義の赤と言い放ち、さらに『ヨシ(フ)』としただと……!!完璧だ!これ以上の逸材が地球上に存在するだろうか!?いや、存在しない!!」
* **バチカン**:「(十字を切って神に祈りを捧げながら)アーメン……。血に染まった服を見て共産主義の赤と喜ぶなど、完全に悪魔の思想に魂を売っています……。あの子に神の救済があらんことを」
* **パラオ**:「時雨ちゃん、生命力がゴキブリ並みって言われてるよぉ……。でも、赤い服なら僕の国旗の太陽の赤とも一緒だね!(※ちょっと的外れ)」
* **スウェーデン**:「いや、普通に病院に行こう?共産主義の前に、外科と精神科に行こう?」
**時雨**「ところで話変わるけど、これ終わったら私、赤軍に入隊するんだ!」
**雨**「タイムスリップする気か」
* **ソ連**:「(両腕を広げて大歓喜)よく言った同志・時雨!!我が赤軍(レッドアーミー)はいつでもお前を歓迎する!!タイムスリップなど、我がソビエトの科学力(と気合)をもってすれば容易いことだ!!さあ、共に世界を赤く染めようぞ!!」
* **ロシア**:「(嬉しそうに微笑んで)うん、僕たちの仲間だね。美味しいボルシチを用意して待ってるよ」
* **ベラルーシ**:「(ソ連の首を絞めながら)ソ連がその子を赤軍に入れるなら、私はその子の服を本当の血でさらに赤く染めてあげるうううう!!!」
* **アメリカ**:「(頭を抱えて)オーマイガッ、神よ、俺は1時間の死闘の末に、未来のガチガチの共産主義兵士を誕生させてしまったのか!?おい、資本主義の素晴らしさを教えるために、マクドナルドのハンバーガー100個奢ってやるから赤軍に入るのはやめろ!!」
* **中国**:「赤軍に入るなら、我が国の人民解放軍もオススメアルよ!給料もいいネ!」
* **日本**:「(遠い目で雨に向かって)……雨ちゃん。君のツッコミのキレ、本当に素晴らしいよ。常識人が君しかいなくて本当に同情する。……よし、このサバゲーが終わったら、君には私から美味しい緑茶と和菓子を奢らせておくれ……(深く同情)」
国たちの間で「時雨のスカウト合戦(主に共産圏)」と「雨への同情」が巻き起こる中、時雨の持つM134(三八式カスタム)が、毎分5000発の轟音を立てて再び回転を始めるのだった。
コメント
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お疲れ〜!第21話読了したわ!! もうね、このテンション大好きすぎる。雨の冷静なツッコミと時雨の斜め上の行動原理、最高のコンビすぎて笑いが止まらんかった。 特に「1917回」の精神注入棒と「共産主義の赤」宣言はガチで腹筋やられた。国の面々の反応もキャラ立ってて、ソ連が完全にノリノリなの草。雨ちゃんのツッコミのキレが光る回だったな。 時雨のM134ミニガン自作エピソード、工作女子の鑑やわ。次も楽しみにしてる🔥