テラーノベル
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数日後、鷹丸の店の奥に麦太郎の姿があった。
麦太郎は、うちのちゃんこ鍋は桃山のよりももっと美味しいと、松錦に言われて一人で来たのであった。
出されたちゃんこ鍋は、可も無く不可も無くという味だった。
店にいる間中、麦太郎はしきりにくしゃみをしながら、鼻水をだらだら流した。
しまいには顔が熱を出したように赤くなって、ちゃんこ鍋を食べるのをやめて、鷹丸が止めるのも聞かずに家に帰ってしまった。
それから鷹丸のちゃんこ屋はめっきり客足が遠のいてしまった。
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