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次の日
私は風邪を引いた、猫の時はそんな事無かったから
初めての風邪だった
あぁ…すごい、気持ち悪い……
よくわからない感覚で、頭が困惑していた
ご飯を食べたいなんて思いもしなかった
急に吐き気が襲って来て、ゴミ箱に顔を向けた
おぇ”ッ……ぅあ’
何も食べていないから、口から出たのは胃液だけ
口の中の感覚が変だったから
水を含み、ベッドへ入り眠った
ゲホッ…ゲホ
寝る合間にも、咳が部屋の外まで漏れていた
そして、深い眠りに付き、夢へと溶け込んでいた
❀ * ✾…❁…✾ * ❀
其処は、とても広い花畑だった
色とりどり、色鮮やかな花が沢山咲いていた
其処の空間に少年と猫は居た
「クル大好きだぞ」
ニャァ
と、鳴き返す黒猫のクル
嗚呼…私だ、私と豹馬君だ……(笑)
何だか、懐かしい
私は、あたり一面に咲く華と少年等に
一目奪われ
魅了されていた
少年が立ち上がると、彼の足元は真っ赤な色で染まっていた
眼の前に転がる死体
「あー…そっか、死んだんだ…私」
紛れもなく猫の私だった
少年は、頬を濡らし手で拭っていた
そんな、絵図が怖く思えてしまい
気持ち悪いと感じてしまっていた
❀ * ✾…❁…✾ * ❀
目を覚まし、カーテンの外を見ると
日が暮れていた
水が飲みたくて、キッチンに行く
コップ半分に水を濯ぎ、飲んだ
シンクに置いたと同時に、予鐘が鳴った
風邪で頭が困惑していた為
誰が来たの?とはあまり気にしていなかった
ガチャ
豹「胡亜、プリント届けに………っと、大丈夫…じゃないな、」
ドアが開いた瞬間
家主である胡亜が倒れかかっため受け止めた
豹「部屋、入るぞ」
彼女をベッドまで運び
布団掛けて寝かせてあげた
切り悪いとこごめんなさーーーーーい
文字数えぐいので、💦💦
次回続きです!ではまた!
コメント
3件
続き待ってます!✨